あらすじ
アンケート調査やグループインタビューをもとにして製品・サービスを開発しても、常識のワクを超えることはできない。なぜなら、真の課題やニーズとは、言葉にできない、本人すらも気づいていないものだからだ。現場で観察した行動からソリューションを導き出す画期的新手法。
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Posted by ブクログ
冷静に行動を分析することで状況把握や次の行動に移すための方向性がわかることがよくわかった。特に、高齢者や中国人観光客のくだりは参考にしたいと思う。
Posted by ブクログ
ITによる情報社会、多様化したニーズの成熟社会にある現代では、ニュートン科学的な100%の正解、経験や勘が通用しない状況もあり、ダーウィン的に変化に適応するソリューションをリスクを負いながら実行していく必要がある。そのためには行動観察により現場のファクトに接し、的確なインサイトからソリューションを導き、イノベーションに結びつけること。変化の激しい時代に生き残る知的な勇気をもつことを具体的な事例を通じて丁寧に示してくれる。
14-25
Posted by ブクログ
・モノではなく経験を求めている
・成長企業は業績不振を内因を探る(コントロール可能な範囲で何が起きているのか、改善できない模索する)
・自分の行動は自分の口で説明できない(5%しか言葉にできない)
・アンケートでは「社会正義バイアス」がかかっているので信用できない。
・行動観察に重要なのは「ファクト事実」「インサイト洞察」「リフレーム枠組みの再構築」「ナレッジ幅広い知見」
・場の情報、という考え方
情報は現場に行かないとわからない。
ナレッジのため方
人間工学エスノグラフィー(フィールドワーク)、環境心理学、社会心理学、進化心理学