【感想・ネタバレ】遠山啓著作集・数学教育論シリーズ 4 水道方式をめぐってのレビュー

あらすじ

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水道方式の各論…水道方式批判への反批判、水道方式の意義と歴史、課題、水道方式の細案、ピアジェの研究の紹介など。

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Posted by ブクログ

 本書は,遠山啓たちが唱えた「水道方式」についての他の教育学者たちからの批判に対して,遠山が再批判した論文が多く収められています。同じ民間教育団体のメンバーからも批判されていたのは知りませんでした。その分,遠山の再批判もきびしいものがあります。
 Ⅵ章でピアジェの紹介をしています。今じゃ,当たり前になったピアジェの論文も,このころは手に入らなかったんだですね。
 また,「解説」での山住正巳の指摘も興味深かったです。
 やはり,いい本は,いつ読んでも面白いなあ。
 それにしても,未だに,教科書の扱い方は中途半端なんだよなあ。

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2015年04月19日

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