【感想・ネタバレ】篭にりんごテーブルにお茶…のレビュー

あらすじ

私の好きなもの――静かな冬の午後の暖かい部屋、湯気ほっかほかのレモンティー、スペインみやげの篭に入った小つぶのりんご、いちじく、バラの花……それから他人のウワサ。乙女のようなロマンチックさと、人並みはずれた好奇心を持つ著者が、日常生活の中のあれこれを、たくみな筆さばきで綴る好エッセー集。人生、食べ物、本、旅のことなどをある時は慈愛あふれる目で、またある時はおか目八目冗談半分に眺める本書は、あなたを取り巻く世界を、グンと楽しく、豊かにしてくれるでしょう。

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Posted by ブクログ

もらった。
色々の楽しみについて語られる本。語り口が好き。
内容では、特にぜいたくについての章と、本を食べるという章。

「母性愛は一面、ものすごいエゴや排他的な愛と、となり合わせになっているからである。母性愛の中に想像力はない。」(135頁)
渡辺淳一の鈍感力にも同じようなことが強さとして語られる。確かにそういうところがある。

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2020年11月08日

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