【感想・ネタバレ】雨の日には車をみがいてのレビュー

あらすじ

ビートルズが東京へやって来た日、放送作家の卵だったぼくは、1台のオンボロ車、シムカ1000を手に入れたが、その代償のように1人の女友達を失う(第1話「たそがれ色のシムカ」)。アルファ・ロメオ、ボルボ122S、BMW2000CS、ポルシェ911S……。それぞれの車に素敵な女性との出逢いと別れをからめて、リリカルに描く青春恋愛小説の名作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ある雑誌の書評で「日本における自動車小説の絶対的最高峰である」と高い評価をされていたので読んでみる。1960年代から70年代にかけて主人公が所有したヨーロッパ車と、それにまつわる女性の思い出を語る。著者の車への情熱が熱い。

それぞれの車に、それぞれの季節があった。そしてそれぞれの季節に、それぞれの記憶があった。

1988年6月に単行本が刊行され、1990年、1998年と文庫本化されているロングセラー。2022年1月に新装版として発行されている。

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2024年07月28日

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