【感想・ネタバレ】ねこ弁 弁護士・寧々と小雪の事件簿のレビュー

あらすじ

最速でスーパーのレジを突破した者に遺産を相続させよ――。奇妙な遺言を残した資産家の謎を解く「レジ待ちオリンピック」。田舎町で案山子が相次いで失踪。その意外な犯人を追う「案山子だけが知っている」など、六編を収録。アイドル顔だが天才的な推理力を持つ小雪と、イケメン顔で不器用な寧々。弁護士姉妹が活躍するユーモア・ミステリ。

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Posted by ブクログ

少々狙いすぎな感は否めないですが、謎の設定はなかなか面白いです。謎そのものに猫があまり絡まないのが、ちょっとタイトル負けかな。

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2013年10月23日

Posted by ブクログ

 社会派ミステリーとして有名な著者の作品だが、本書は趣向が変わりユーモアあふれるほんわかミステリーといった感じ。特に重たい印象もなく、サクッと軽い気持ちで読み進めることができる。その分インパクトにはやや欠けるが、どんよりした読後感はない。
 作品は全6編の連作短編集。なかなか弁護士事務所に通うことのできない僻地の人々の依頼を受け、往診弁護という方法をとっている弁護士姉妹が訪問の先々で事件を解決していくというストーリー。

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2023年04月28日

Posted by ブクログ

ストーリー ★★★☆☆
ドタバタ度 ★★★★★
感動度   ★★☆☆☆

心理描写がほとんどなく、事実の羅列の文章に、最初は読みにくさを感じました。
進むにつれて、著者の書きたいこと、読者に感じさせたいことが、何となく読み取れるようになってきました。
もっと伝わりやすい文章表現であれば、それなりに感動できるストーリーなのですが。
ドタバタと感動的なストーリーは、上手く書けば融合できると思います。

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2016年02月15日

Posted by ブクログ

猫愛が行きすぎてちょっと行動不審だが推理力に才のある妹と,その危うさを見守る姉との二人三脚弁護士業話・・・というより探偵ものっぽい推理小説.

全体的に可もなく不可もなくといった感じでした.6つの短編はほぼ独立しており,どれも軽い感触.先の展開も予想しやすいのですらすらと読んでいけると思います.あまり読後感として残るものは無いのですが,ちょっとした時間にほっこりしたければ,といった感じでしょうか.

ねこ弁と聞くと,ねこ鍋のようにねこの弁当を想像してしまうのですが,そういう件は一切無かったですね.

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2013年12月17日

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