【感想・ネタバレ】ジョブズの料理人 寿司職人、スティーブ・ジョブズとシリコンバレーとの26年のレビュー

あらすじ

1985年の開店以来、四半世紀にわたってシリコンバレーで鮨・会席料理店を続けてきた佐久間俊雄氏。佐久間氏が店を変えても、17年にわたって通い続けたのが、スティーブ・ジョブズだった。佐久間氏が2011年、店を閉める決心をしたとき、ジョブズは佐久間氏にアップルの社員食堂で働かないかと声をかけた。ジョブズがそこまでこだわった料理人、佐久間俊雄、そして、ふたりのつがなりを通して見えてくる「素顔のジョブズ」を描くノンフィクション。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

サンフランシスコで長年、寿司屋を経営・運営していた人のお話。

タイトルに有る「ジョブズ」関連の話に期待するとちょっと裏切られる感じがする一冊。話の中にジョブズに関する逸話が書かれてはいるが、それが本論ではなく、話の中の小ネタといった感じ。

一般的に持つジョブズのイメージとは若干柔和な感じがするのは著者が提供する食がなせる技なのか、それとも仕事から離れた人の普通の生活をそのまま切り取ったのか。どちらにしろ、そういう面がかいま見えるのが本書のジョブズ本としての価値がある部分かと思う。

華やかなイメージを持ちがちなシリコンバレーの中で、小さな和食飲食店を長年経営するするための苦労話があり、そこは興味深い。

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2015年02月14日

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