【感想・ネタバレ】バイバイ・フォギーデイのレビュー

あらすじ

憲法改正? 卒業後の進路? 政治オタ女子高生とイマドキパンク青年が、もやもやした日々をぶっ壊す。総理大臣になってキミを守る! ※本書は、「小説現代」2011年2月号~2012年1月号に連載されたものに加筆しました。

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Posted by ブクログ

イラストの可愛さ、タイトルからは想像もできない、憲法9条の改正問題に、国民投票の権利を持った高校3年生たちが真剣に考え、向き合い、世論を動かしていく。田舎のいち高校生の岬の自己プロデュース能力、演説能力は凄い。今の日本にもこれくらいカリスマ性のある政治家が必要なんだろうな。無理に恋愛を絡める必要はなかった気もするけど。この本の前に読んでいた豊島ミホの『純情エレジー』の装画と本作の装画が似てるなーと思ったら同じ方だった。さやかさんというようだ。多分辻村深月の『本日は大安なり』とも一緒。2012/477

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2015年04月16日

Posted by ブクログ

「邂逅の森」「箕作り弥平商伝記」
での熊谷達也さんとして意識していたので、
ちょっとびっくりした。
主人公達が高校生、それでやっていけるのかな
は 読み始めてすぐに杞憂に変わっていった

ストーリーテラーとしての
熊谷節はきちんと流れていて、
「女子高校生」「憲法九条」「ロックンロール」
の三題噺を見事に描いた傑作です

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2012年07月01日

Posted by ブクログ

高校三年生が憲法改正のことを真剣に語り合う場面にはちょっとビックリ!というか違和感というか・・・高校生って本当にこんなに考え深く世の中を見ているのでしょうか、比して大人がだらしないのでしょうか。

とにかくも、胸キュンモノのスパイスも効いて読みやすく涙する場面も多かった。
カリスマ性ってことでも得るところの多い本でした。
実在してるのなら私も追っかけちゃうんでしょうね。キュン!

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2012年06月05日

Posted by ブクログ

憲法改正の議論が新聞を時たま賑わしてますよね。国民投票は18歳以上にしようとか、それだったら成人も18歳以降にしなければなんて。
で、このほんの舞台はその世界が実現したもの。国民投票に参加する高校生が学園祭を通してその是非を考える。

正直、そんなに考えたことはなかったけど、この本をきっかけになりました。

皆さんも如何ですか? 昔、一世を風靡した角川の青春映画みたいで面白いですよ。

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2012年05月19日

Posted by ブクログ

学生に読んで欲しい一冊。
話に全く捻りがないから手が進むと思う。
それから、今の日本に少なからず不安や不満がある人も僕は見て欲しいと思った。

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2020年12月27日

Posted by ブクログ

2013/6/22
すごく読みやすかった。

憲法9条についてを学ぶと考えれば読みやすくて良い本だった。ただ、ストーリーやキャラは好きになれなかった。

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2013年06月23日

Posted by ブクログ

文化祭を題材にした小説が好きです。
高校や大学の良いところや、楽しいところをギュッと詰め込むのに、最も適した題材だと思っています。

本作は高校の文化祭のお話。
ご多分に漏れず、楽しいお話なのですが、そこに憲法9条改正の話が絡むところが、普通の小説とは違うところです。

お話としては冒頭から憲法9条の改正が国会で審議されるところから始まります。
政治オタクで、主人公(男)の幼馴染の女の子が、それを高校の文化祭に盛り込んでいくってお話です。
堅苦しい話を、文化祭というオブラートに包むことで、すんなり憲法のことを考えることが出来ます。

本としては、改正すべきなのか、すべきではないのかについて、一応の答えを出してはいますが、それを押し付けるのではなくちゃんと考えようよっていう主張で好感が持てました。


まぁ、何よりも幼馴染の女の子が可愛すぎます。
スーパーマンなんですが、主人公にだけ甘えるという……
ツンデレはアニメでも、マンガでも、文芸作品でも魅力的だということを改めて実感しました。

ただ、面白く読めたのですが、主人公(男)がもう少し活躍しても良かったかなぁと思ったり何だり。
主人公に自分を投影しちゃうからだとは思うんですけどね……

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2013年06月06日

Posted by ブクログ

9/14

この2012年より少し先の、でも非現実とはいえない年代と設定が良いなぁと。ツイッターとかの用語も普通に出てきて無理がない感じ。

扱うテーマは憲法九条の改正っていうヘビーなものなんだけど、キャラの魅力とテンポの良さでサクサク読めました。

震災の時日本にいなくて、あの揺れを体感してないのだけど、明らかにそれまでよりは世界の紛争とか自衛隊の活動とか憲法とかに興味がわいた気がする。

主人公たちが高校生なこともあってラブもあります( ´ ▽ ` )ノ

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2012年09月14日

Posted by ブクログ

テーマの割りに読みやすかった!
憲法改正の要素がなかったらたぶんちょっと軽過ぎて物足りなかったと思うので、バランスよかったと思います。
作中に掲示板とかTwitterが普通に出てくるあたり、今時なカンジがしましたね。映画化しても面白いかも。
初めて読んだ作家さんだったけど、ちょっと過去の作品もチェックしてみようと思います☆

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2012年06月29日

Posted by ブクログ

高校生が憲法改正について話し合う場面にまずは驚きました!
未来では実際に起こりうることなのかなとかいろいろ考えました。
今までに読んだことのないジャンルで面白かったです(o^-^o)

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2012年06月22日

Posted by ブクログ

霧だらけの毎日に、さようなら

恋愛小説としては、とても普通な物語(笑)
ただ、憲法改正の話が絡んできておもしかった!
高校生があんなに真剣に政治と向き合う世界はいいですねー

最後のデレデレヒロインもかわいかったなー


タイトルが気に入ったので☆3つ!

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2013年02月02日

Posted by ブクログ

女の子が絵に描いたような子で、そこだけちょっとなんだか…だったけど、おもしろかったかな。
結論も無理がなかった。

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2012年10月15日

Posted by ブクログ

憲法改正の国民投票を前に、将来の総理大臣を目指すスーパーウーマンの女子高生ヒロインとその幼馴染の活躍を描いた青春小説。

憲法改正に関する議論の部分を除けばありきたりなストーリー展開と言えなくもないし、ヒロインと主人公の恋愛については、むしろ蛇足感も感じたが、これだけの有名作家が、自分の大好きな函館を舞台とした小説を書いてくれたのが何よりうれしいところ。

読後感の良い爽やかな小説が好きな方におすすめ。

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2012年06月27日

Posted by ブクログ

目的のハッキリした高校文化祭となれば、生徒の集中力も半端ないと思う。それでなくても祭りということでワクワクするのに。
今どきはネットを使ったりということもあるのかね? 新鮮。
憲法9条についてそれぞれが考えるというキッカケになったに違いない。

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2012年05月27日

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