あらすじ
漫画家秋本尚美の友人が現代医療では治療法のない癌によってこの世を去った。余命半年をつげられながらも懸命に生きるために行動を起こす彼女…。マクロビオティックを勧める母親、エビデンスのない治療をしてくれる病院を紹介してくれる元彼…彼女にかかわる人々が彼女に生き続けてもらうために動き始める。闘病と死を通して生きること、癌で死ぬということ、さじを投げられた患者として病院に望むことなどを浮き彫りにするエッセイコミック。
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1番共感できた
こういう闘病レポでは1番共感出来ました。
不安で負けそうになるけど希望を捨てたわけではない、小さな楽しみを励みに闘病している方は多いと思います。病気の発覚から亡くなられた後、葬儀のエピソードなどもこの様な「現実的な」話はあまり見かけない様に思いました。
経験した側からは「そうそう、そんな感じだった」と思うし、「もしも」と思う人には頭の片隅に入れておいて間違いないさりげない話が、本当に丁寧に看病していたんだなと感じました。