【感想・ネタバレ】京伝店の烟草入れ 井上ひさし江戸小説集のレビュー

あらすじ

井上文学の原点ともいうべき虚実皮膜の9篇。権力の弾圧を首の皮一枚で躱し、強かに生きる戯作者達。洒落や地口で技巧の限りを尽くし庶民の悲哀と反骨精神を活写。単行本未収録の表題作等、才気横溢の精選集。

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Posted by ブクログ

一冊を読み終えて、とても上質のミステリー短編集を読み終えたような気分です。歴史上にある実在の人物たちを、ああ、小説はこうやって命を与えるのだな、という見本のようです。
実にすっきりとした話であることのみならず、あとがきも解説も充実しています。

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2011年01月22日

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