【感想・ネタバレ】私は障害者向けのデリヘル嬢のレビュー

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

感想書こうとするとすんごい量になると思う。
ほんっとうに難しいね!!
何かもう、奇麗事なのか、理想論なのか、じゃあどこまで「ボランティア」できるのか?体か?心か?人々の意識の根本を変えるにはどうすれば良いのか、ってか変える必要性はあるのか。いや、あるんだろうけど今の人々の意識ってのは「悪い」ものなの...続きを読むか。とか。
もう考えればキリが無いことのオンパレーーーーーーード!!
実に深い!そして今の私には答が出せない!

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購入済み

なかなか興味深い

2014年02月11日

なかなか興味深い内容でした。文章力はありません。だからこそ、伝わる何かがありました。

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Posted by ブクログ 2010年04月04日

 「きっついお仕事」にはいろいろあるだろうけれど、和田虫像氏が体験できなかったお仕事にデリヘル嬢がある。なにしろこれは女性にしかできない仕事なのね。この著者の大森みゆきという名前は仮名です。仮名であるところに風俗という世界へのこの世の偏見ちゅうものがあるのかもね。
 で、この著者、デザイナーとして働...続きを読むきはじめたところ、いろいろな壁にぶち当たっていわゆるソープ嬢になったんだって。その彼女がひょんなことで「障害者専用のデリバリーヘルス」という業界に入ってしまう。なにしろ、ソープ嬢を半年したというのが、このお仕事に就くまでの彼女の風俗と介護(こっちは経験ゼロ)のキャリアなのね。それではじめちゃったんだから、この業界もすごいよね。
 まず、謹厳実直な読者の方々にはデリバリーヘルス、略称デリヘルって何だか説明しないと、この本の意味からしてわかんないわよね。あたし?あたしだってわかってるわけないじゃない。ま、読んでみて推測するにデリバリーってのは出前ってことだから、店舗を持たない仕事なの。そしてヘルスって、べつに健康食品とかじゃなくて、性的なサービスをすることだと考えたらいいようね。性的なサービスといっても性交渉は売春だから、これは法律違反。そうならない範囲で顧客の性的欲求を処理する仕事と考えたらいいみたい。まあ、「きっついお仕事」の一つに入るといえそう。
 それで本書は大森みゆき(仮名)さんが障害者専用デリヘルというお仕事の体験を紹介してくれている本なの。でもキワモノではないよ。最初に書いたように世間ではいわゆる風俗っていう世界はやっぱり陰の世界なのね。例えば「同和」教育に熱心なセンセイがデリヘル嬢を呼んで遊んだ、なんて言うとみんなから顰蹙を買うことはまちがいない。例えば「風俗っていうのは性の売買で、性の売買は女性の尊厳を否定しているから人権・同和教育に携わる人がなんてことをするのだっ!」なんて批難する人がいるかもしれないし、「そもそもそれはジェンダーの問題でして、そのようにジェンダーを一方的に押しつけることが……」なんて理屈をたれる人もいるかもしれない。
 しかし、障害者が性欲を持たないはずはないし、性欲を満たしたいということも一つの自己実現じゃないのかなあ。ところが、障害を持っているがゆえにその性欲の処理は健常者のようにはいかないことって想像がつくでしょ。実際に自慰そのものがままならない人だっているんだと思うの。彼女はこのお仕事を通じていろんな障害者の方と出会う。そして、いろんな形で彼らの性欲の処理に貢献するんだけど、世間っていうのはきっとこういうお仕事についてはフツーの風俗産業以上に眉をひそめるんだろうな。逆に言えば障害者は性欲を持っちゃいけない、恋愛や結婚は許されても風俗産業で遊んじゃいけないって思ってんじゃないかな。ともかくそういう偏見を彼女はどんどん打破していくんだ。
 ところで、彼女は介護体験はまったくゼロでこのお仕事に就いたのね。で、お客様と出会うたびに少しずついろんな技術を体得していくんだけど、あるお客様の時に性器を清浄綿で拭こうとしたとき本人はデイサービスで入浴しているからきれいだと思っていたらしいんだけど、そこには垢が真っ白にこびりついていたんだと。介護というのはきっと「性」の部分から目をそらしてしまうものなんでしょうね。だから見えないそういう部分には手は触れないのでしょうね。それにそこまでていねいに洗うべきだとも言えないしぃ。何しろすごくプライベートな部分だものね。
 これは介護の問題ではないと思う。そうではなくて介護と人間の「生」(生きるほうだよ)との〈はざま〉みたいなものがあるような気がして、だからそこって介護には絶対手の届かないところなのかもしれない。障害者の「性」(りっしんべんだよ)に向き合うことになった彼女はそうした手の届かないところに手をさしのべることのできる存在だったのだろう。世間からは二重の偏見を浴びながら…。

★★★★ これでまた読者諸姉諸兄の職業リストにひとつ「きっついお仕事」が加わったんじゃないかな。大森さんはこのお仕事にある種の職業倫理みたいなものを持っていたような感じがする。このお仕事への誇りなのかもしれない。人権・同和教育を考える上で、「障害者問題」を考える上でも、「いのち」について考える上でも、「しごととくらし」について考える上でも、「女性と人権」について考える上でも貴重な一冊。

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購入済み

必要な方々

2022年11月20日

仔細に、御本人の体験から行われていること、感じるところ社会に求める事等が、ご自身の言葉で書かれており、そのお仕事の存在を知りました。

#深い

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Posted by ブクログ 2020年10月28日

大森みゆき 著「私は障害者向けのデリヘル嬢」、2005.12発行。会員制で自給1万円ぐらいだそうです。障害者相手の性的サービス。著者は、手足が不自由、目が見えない、車椅子、寝たきり・・・、いろんな障害者を相手に、呼ばれたら家に、ホテルに、施設に、家族公認で、家族に内緒で、障害者に喜びを与えてきたと。...続きを読む介護の技術もいつの間にか身についたそうです。読後、著者のやさしさが印象に残りました。健常者と障害者について、考えさせられた書です。

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Posted by ブクログ 2020年09月22日

生の数だけ性がある。
筆者は、健常者と障害者の境界を行き来しながら、
その性に尽力した強い人間に思えた。

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Posted by ブクログ 2016年05月03日

ボランティアでできないだろうな。 障害者といえども人ですからどうしてるんだろうなと思った。お金がある人しかとか出ないとデシヘル呼べないよな。差別とはいかないけど、なにかひっかかるな。

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Posted by ブクログ 2011年03月21日

介護士や亡くなった方を納棺する死体洗いの方など、自分には絶対に出来ないお仕事をする方達がいる。本当にすばらしく頭があがらない。そして、また、ここにも、障害者向けのデリヘル嬢として、男性を助けてくれる女性が専門に存在するとは。。こういうことは、表向きには語られることはないが、人間である以上、障害者でも...続きを読む、性欲があって当たり前だ。実際にどうしているのだろう、と、やはり思ってしまう。こういうサービスは必要だ。がんばってもらいたい。

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Posted by ブクログ 2010年03月20日

リアルに現場にいた方の声、ということでとても興味深く読むことが出来た。

健常者だって100人100様なように、障害者の障害だって100様。
それを専門の知識が無くても、一生懸命自分で考えて対応しようとする姿は素晴らしいな、と思った。

実際、障害者の方の性という分野については、現在の日本国内...続きを読むではなかなか難しいものだと思う。
そういったサービスが以前と比較して増えてきてはいるものの、周囲の理解という点においてはまだまだだろう。
だってみんな人間だもん、性欲くらいあるよね。

大切なことだけに、もっとたくさんの人がこういう本を読んでいろいろなことを知ってほしい、と思った。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

著者の大森みゆきさんが,障がい者を対象とするデリバリーヘルス(店舗を持たない出張型の風俗店)で働いた経験をもとに書かれた著書です。
お客様である障がい者の方々との関わりの中で,コミュニケーションについて,差別と偏見について,そしてバリアフリーについて等々…。
まだまだ「障がい者の性」については,福祉...続きを読むの仕事に携わる人ですら目を背けているように思えます。本当に考えさせられる一冊でした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「体験談」は、それが普遍的・一般的内容ではないということを除けば、すごく説得力のある形式である。自分には、著者が出来る限り実際の現場を忠実に語ろうと努めているように見える。別に本書で解決策が提示される必要もないと思う。とにかく、現にこういう状況が今この世に存在するのだ、ということを世に知らしめただ...続きを読むけでも価値のある本だ。自分の過去を、こういうカタチで発表するのには覚悟が必要だっただろう。それでも、きっと筆者が想像した以上に、この著書は今後の障害者の性のあり方に良い影響をもたらすと考えている。

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Posted by ブクログ 2023年01月22日

こんな世界があるんだな、と感じながら読んでいた。
タイトルを一目見て、体に不自由な箇所のある人の性処理や恋愛について、考えたことがないことに気づいた。
この作品に出てくるお客様は基本的に優しい方が多かったような印象だが、実際もそうだったのだろうか。
怖い思いはしていないのだろうか。
聞けるなら聞いて...続きを読むみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2015年02月26日

シャワーを使ってない性器を舐めるのは相当苦行だろうが相手の気持ちを考えて接客している姿勢はすばらしい。お店に対しての不信感が深い。

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Posted by ブクログ 2014年05月27日

ここに出てくる登場人物全員、どこか病んでいる、何か抱えている印象があった。もっと明るくて楽しいデリヘルライフがあってもいいと思うのだが。
あと介護現場で、いかに陰部洗浄がきちんと行われていないかも浮き彫りになっている。

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Posted by ブクログ 2013年07月05日

性のバリアフリー、ってのを言われているのもつい昨今。障害者と性、というのは、今でこそ少しずつ論じられるようになっていますが、かつては完全なる「タブー」の中にあった気がします。

そんな風潮、空気の中で、実際に障害者向けのデリヘルをしていた筆者が、自分の目線で見た、体験したことを素直に書いている本書は...続きを読む、そのある種の歪んだ現状に一石を投じるものと思います。

逆に言うと、体験談が中心なので、「現場の実情を知る」には有益ですが、そこから先に踏み込むものでは無く、読んでいる側も自分が物見遊山なのではないか、と思ってしまいます。

でも思考を進めると、物見遊山と考える自らこそが差別を助長しているのでは無いか、とも思えてきて、何にせよ結果、自らが「性のバリアフリー」への意識を頭の片隅におけるのは、意義あるかな、と。

そして、その「現場の実情」を知るに、必要なのは議論よりも、体制作りと健常者、障害者ともに思考の変化なのかも、という気持ちになります。そしてそれは、性に限らないことにも気付くのです。

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Posted by ブクログ 2012年04月20日

こういう仕事もあったのだなと、知る意味で読む価値アリ。
健常者でもあまり堂々とは人に言えないこと。
家族に介護してもらっていて、お金を自由に使えない人だと依頼するのも恥ずかしかったり気が引けるなど大変だと思う。

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

メモ

◯健常者と障害者も同じこと。障害者専用のデリバリーというシステムを作ることは否定しない。だけど、作らないといけない現実がある。作らないといけない、というのは差別があるから。差別や偏見がなかったら、普通の風俗店にも入れるし、自由に恋愛や女性に接することもできる。本当に良い状態というのは、このよ...続きを読むうなシステムを作る必要がない社会ではないですか。

◯ヨーロッパでは、国で制度を作って障害者に性的なサービスを奨励しているところもあるという。
そういうサービスがない国からすれば、それはよいことで、すごいこと、と思われてしまうかもしれませんが。本来そんなことはふつうのことであり、やはりその制度を作るということが差別というか、人々をわけているんです。

◯お金もいる。勇気もいる。だけど、私たちのサービスを利用することで、毎日の仕事がちょっとがんばれたり、生活に潤いが出る人が実際にいるのなら、このサービスは絶対に意味のあるものだ。だからこそ、もっと広まって欲しいと願う。


◯そういえば、私が小学校のとき、同じ学年に知的障害の男の子がいた。同じクラスになったこともあるし、もちろん一緒にあそんだこともあった。あの子どもの頃の経験で、私が障害者と偏見なく接することができたのだとしたら、差別をなくすことへの鍵は、子どもの教育にあるのかもしれない。


本文より


性と障害。
よく考えれば、同じ人間、性的欲求は誰にもあるに決まってる。
でも、こんな職業があるなんて知らなかった。

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Posted by ブクログ 2010年10月27日

日本は性的な事に関してタブーが多すぎるからなぁ。
改善せねばならない部分ではあると思うが、
なかなか難しそう。

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Posted by ブクログ 2010年05月15日

障害者向けの風俗。
この「障害者向け」=通常の風俗は障害者に利用しにくい、という逆説的意味をもちます。本文にも、「(障害のある)この体にうまれて、誰かと愛しあったりするのは無理だとあきらめていた」といった障害者の方の言葉があります。

読み進めながらふと、昔を思い出していました。
僕は30代なので、...続きを読む思春期は「性同一性障害」という言葉すら存在しなかった。だから、ひたすら自分に言い聞かせて当時は過ごしました。

“一生、絶対、誰とも心通わすことなく、
あたたかな家庭を築くこともできないのだ。のぞみをもつと裏切られ、たとえ両想いになったとして、・・・それで、お前は何をどうするんだ?”と。

自己否定が一番、性質が悪いと思います。
今の若い人にははやく自分自身をうけいれ、周りの人もですが、自分自身も大切に、幸せにしてあげられるよう成長していって欲しいと思わずにはいられません。

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Posted by ブクログ 2009年10月26日

障害者が抱える問題を提起。
頭ではわかるが、今の私にはこれを大声で訴えることはできない。
ノーマライゼーションとは言うが、いつか本当に差別のない社会はやってくるのだろうか。
障害者のいる現実を社会全体で支えなければいけないと思う。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

セックスボランティア関連。

とにかく、この問題について考えたい。

第三者:セックスボランティア
被ボランティア:たった5センチのハードル
ボランティア:本書

ということで、この本を手に取りました。

まず、このボランティア、
被ボランティア側のキモチはわかりました。
でもボランティア側がよくわ...続きを読むからない。

お金をもらうから、
著者は実際ボランティアではないかもしれない。

障害者の近くに寄り添って
そのニーズを埋める。

結局、たくさん本を読んでも
うまく整理できなかった。

でも、こういう事実がある
という事に気付けたから,
もし、その事実に自分が直面しても、
全くしらない状態よりかは、
そこからの整理がうまく行く、と思います。

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Posted by ブクログ 2013年07月05日

障害者の性がどうとかいうよりこの子が気になる。
良い子すぎて心を壊しちゃう過剰適応系っぽい。

読み終えてだいぶ経ってから思い出したんだけど、反応がほとんどわからないお客さんへの派遣は誰の要請なんだろう。書いてあったかな?
本人?ほとんど反応しないのに?
家族やボランティアやヘルパーなどの介護者?
...続きを読む
このケースでは喜んでいるらしかったけれど、本当に本人の望みなのか?本人がゲイだったら?Aセクだったら?
先進的な人が善意で障害者にもセックスをという意図で送り込んだのだとしたら。
ゲイやAセクなのに、抵抗できない・拒絶を表すこともできない状態で女の人にのっかられたら。
しかもそれは自分の生殺与奪を握る誰かの差し金で、終わった後には善意で「ああ良かったね本人も喜んでいるみたいですまたよろしくお願いします」なんて言ってたら。

(このケースでは本人の希望っぽいけど)それってものすごく怖いことなんじゃないか。


この本はあくまで「デリヘル嬢の体験記」であって、「障害者の性」の話ではない。
この人は自分の視点で自分の経験を書いているから、それはいい。
障害者側の声が書いてあるわけじゃないから、これを「障害者の性の本」として読んではいけない。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

【本文より】
「男性に『いっぱい出してますよ』と伝えてあげたほうがなぜか満足する」。

確かにそのようです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

読みやすい本でした。
専門的な事も書いていないし、難しい事は書いてなくて著者が障害者向けのデリヘル嬢として働いた経験や感想などが率直に書かれてます。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

出てくる単語や表現はギリギリどころかそのものズバリなのに、淡々としていてしすぎていて、全然エロルでない。看護本や介護本に近い感じ。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

障害者向けのデリヘル嬢がいるなんて、この本を読むまで知らなかった。
風俗で働く女性は、本当に重労働で体力的にも精神的にも辛いと思うし、ある意味尊敬できる仕事なんじゃないかなと思ってます。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

作者が障害者向けのデリヘル嬢になった迄の経緯、そこでのお客さんとのエピソード、この業界(障害者の性の問題、作者が在籍した会社の問題)について作者の考えがまとめられている。
実際、体が不自由な人はどうしているのだろう。ここでの話に登場し、サービスを利用しているのはほんの一部であろう。性の問題は難しい。...続きを読む堂々と話せない、悪いことをしているような感がある。自分自身、女だから、よくわからないが、男の人は、処理しないと駄目なものなのでしょう?恋人ができなくて、一人で処理もできないくらい体の不自由な人は、どうしているのだろうか。
福祉に携わっているくせに、差別的な発言ばかりで申し訳ないが、純粋に思った感想を載せた。
風俗自体好きではないが、障害者だけ、そういうサービスがないというのは、差別なのだろう。風俗がなかったら、今より性犯罪が増えるだろうし、自分がほしいものをお金で買ってるんだから、まぁ良いのかな。でも、健常者であれ障害者であれ、やっぱり愛があっての性行為であってほしいなぁ と思いつつ。
私自身は、何事にも偏見をもたないようにと思ってはいるが、正直、持っているのは隠せない。しかし、この作者には好感をもった。



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Posted by ブクログ 2009年10月04日

衝撃的な題名にひかれて読んでみました。障害者向けのデリヘルがあるなんて知らなかった…
障害者だから性欲がないとは限らない。そらそーだよな。
介護士やヘルパーさんに性的欲求をぶつける人も多いらしい。
ただ、障害者向けデリヘルが少ないのも現状。しかも、やっぱり介護の経験や実習めいたものが必要なんだろうと...続きを読む思う。

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Posted by ブクログ 2009年10月13日

こういう職業があるだろうことは予想していたけれど、現場にいた女の子の話を読んでいて驚いた。文章は稚拙なんだけれど、あぁ、と思うことがたくさんあった。風俗産業に携わる人、そこへ足を向ける人にどうしても偏見を持ってしまうんだけれど。障碍があると、日常生活や様々なこと、特に恋愛・性愛に関して大きな壁ができ...続きを読むてしまうことが現状なのか…。障害者向けといっても、ヘルパーの研修を受けるわけでもない(そのことに著者も疑問を持っていた)けども、やはり障碍があるとどこでも受け入れてくれるわけじゃないんだ…。読後、なんだかすごく胸につっかえる感じがした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ノンフィクションです。考えさせられます。
食欲、睡眠欲と並んで性欲は人間の三大欲求だもんね、障害者だからってそれを避けてはいけないよね。

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