【感想・ネタバレ】子どものケータイ―危険な解放区のレビュー

あらすじ

中・高生にとって、今やそれなしではいられない必須アイテムとなったケータイ。しかし子どもたちの世界はその出現を境に一変した。いつでも誰とでも繋がることができる利便性は、有害情報へのアクセスをも簡単にし、児童買春、少女売春、援交といった子どもを巻き込んだ犯罪の出現を助長している。大人の目の届かない世界で繰り広げられ、深刻化の度合を増すケータイを使った少年犯罪を、長らく子どもの携帯電話利用問題に取り組んできた第一人者が分析し、その解決策を緊急提言する。【目次】はじめに/第一章 子どもの携帯電話問題10年の経緯/第二章 パーソナルメディアの時代へ/第三章 思春期メディアの誕生/第四章 携帯サブカルチャー/第五章 犯罪、非行・逸脱のニューウェーブ/第六章 慌てる国と携帯電話業界/第七章 子どものケータイ利用問題が拡大した理由/第八章 子どものケータイ問題、どうなる、どうする/おわりに

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Posted by ブクログ

この本の書いてあることまでもなく、今子どもたちのケータイ事情は、大人が自覚する以上に危機的な状況になっているといっても過言ではない。文明の利器が登場して便利になっていくが、必ず光と影が存在する。インターネットも然り。ケータイが電話機能だけでなくいろいろな機能が付随したおかげで、いろいろな問題が生じてきている。ケータイ電話を作る会社側もいろいろな対策は配慮しているが、それも自主規制のものに近い。フィルタリング機能もしなければそれまでだ。やはり上から規制をかけるということは、厳しいのだろうか。現在のケータイ状況を憂える一人です。

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2010年09月19日

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