あらすじ
小光栗夫は週刊少年ゲルマンで『ときめき堕天使モモカ』を連載する新人漫画家である。
まんが道を歩き出したばかりの彼の日常は、打ち合わせをしたり、コマを割ったり、絵を描いたり、時には取材に出かけ、時にはテンパることも……
人気商売の喜びと悲哀をやさしく描いた、定番ジャンル・マンガ家漫画の、これがまさしく最先端!!
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面白い
ある漫画家を主人公にしたゆるいコメディー漫画の第一巻。
主人公の小光栗夫は少年ゲルマンで連載中のときめき堕天使モモカを描いている漫画家。
少年ゲルマンを出版している株式会社ゲルマン出版は年間1000種の雑誌発行を誇る超大型出版社であるが編集者の異動によって新しい編集者が自分の作品作りに支障をきたさないか不安だった。
しかしそんな彼の不安をよそに個性的すぎる人が担当となった。
しかも今までは年一だった異動が週一に変更された事で驚くほど個性的な面々が小光の前に現れることになる。
小光が最近雇い始めたアシスタント松井ユーキは金髪に耳にはいくつものピアスを開け、腕にはタトゥーのある青年だった。
そんな松井に怖気付く小光だったがそもそもいつも手伝ってくれる人が来られなくなった代わりに元メタル系の雑誌の担当だった編集者が紹介してくれたのが松井だった。
自分の所に嫌々来ているのではないかと心配していたが無口なだけでかなりの好人物だと気づく。
しかし小光はある一つの勘違いをしていたのだった。
漫画家ものの作品が好きなので読めてよかった。
小光と松井のやりとりに笑いが止まらなかった。