【感想・ネタバレ】延命の負債のレビュー

あらすじ

“死にたくない。商売がこんな大事なときに死んでも死にきれない”――町場の印刷工場の主・村野末吉は、病院のベッドで思った。苦労を重ね続けた人生が、ようやく好転しかけていた。彼は意を決して、縁者から多額の借金をし、最上等の個室に入り、心臓手術の担当医にも十分な謝礼をした。そして無事、退院を果せたが……。表題作ほか「湖畔の人」「ひとり旅」「九十九里浜」「賞」「春の命」など、人生の皮肉、孤独をテーマとする初期作品12編を収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

落ちのない作品が多いのだけれど、どれもじっとりと
後味が悪いというか、楽しい気分にならない(^^;)
収録されているどの作品も古いもので、今とは異なる昭和の時代的な風俗が描かれている。
文体そのものは読みやすく、あまり古さを感じないかな。

0
2014年04月17日

「小説」ランキング