あらすじ
優しく、正義感の強い伯爵令息のフラヴィオは病弱な異母弟ミゲルがいじめられている場面を目撃し、思わず相手を殴ってしまう。父から謹慎を言い渡され、長らく軟禁状態で過ごした彼は、横暴者でとんでもなく強いと偽りの噂を流される。一方、その噂を耳にした先代公爵夫人は無敵の将軍である息子にフラヴィオが相応しいと考え、後妻にならないかと伯爵家に打診していた。我が子に爵位を継がせたいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと彼を送り出す。こうしてフラヴィオは会ったこともない、国民から畏敬の念を抱かれる『戦場の鬼神』の後妻として嫁ぐことになったが―― ※電子版は単行本をもとに編集しています
...続きを読む感情タグBEST3
ギャップ萌え必至!
実父と義母に虐げられ、そして義弟に歪んだ愛を向けられる主人公フラヴィオが、『戦場の鬼神』と恐れられるクレメントの後妻となって溺愛される物語。
天然さと聡明さを兼ね備えたフラヴィオは、正統派の不憫受け主人公。そしてそのお相手となるクレメントはギャップ萌えの権化です。
強面にしてロマンチスト。手先は器用でも恋には不器用。フラヴィオのために高いところの本を取ってあげるシミュレーションなどしている様子は初恋に舞い上がる少年のようで、なんとも可愛らしいです。
最強の男が愛する伴侶のためにちまちまと苺の飾り切りでバラを作っている姿なんて、最高に萌えます!
剣の扱いには長けていても小さなナイフは勝手が違うでしょうから、きっとすごく練習したはず。ハラハラしながら見守る厨房スタッフさん達の様子が目に浮かびます。
クレメント&フラヴィオの溺愛物語は大満足の本作ですが、それ以外の…特にフラヴィオを虐げていた家族達の顛末についてはちょっぴり不満が残ります。
特に義弟のミゲルが結婚して遠方へ行った件。
クレメントに紹介された相手と気が合って結婚。遠方の土地へは元使用人たちもついて行ったとフラヴィオ視点の本文で語られています。だけど、クレメント&アキレスがそれを許したとも思えなくて。
ていうか、ジェラルドって誰!?どこかに出てきた?
あまりにも行間が広すぎて、彼等がどうなったのかが読み取れません。自分の読解力の問題かもしれませんが。
他にも多少説明不足感はあるものの、恋に落ちた『戦場の鬼神』の溺愛っぷりはギャップ萌え必至です。
フラヴィオも天然で可愛らしいので、この2人は読者を萌え殺す最強夫夫ですね。
うん。めでたし!で納得な終わり
義母に虐げられ、義弟に執着され…設定自体は安定の内容です。でも好きなんで、選んで読んでしまう…。後妻という設定こら、前妻への思いとか勘違いとか楽しかったてす。短編集のように、様々な登場人物の視点からの話が続くので、飽きずに読めます。