【感想・ネタバレ】砂の王国(下)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

新興宗教を立ち上げ信者も増加。
自分がプロデュースした浮浪者も徐々にやる気になっていた矢先にトラブル。
3人で立ち上げたのだから協力していけばそこまでにはならなかったし、自分の信念だけを貫いて他2人を信用、、失敗を許せなかった…。
から舵をとれなくなったのかな??

肥大していく大地の会を壊すのか、それともまた浮浪者に戻るのか…。続編はなさそうだけど、でも山崎の活躍がまた読みたい。

下巻は続きが早く知りたくて飛ばしながら読んだのでまた再読してじっくり読みたい。

0
2020年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻は、ジェットコースターが最上部までゆっくり上がっていく序章にすぎなかったのね.....。下巻は、もう上がったり下がったりの急展開。野外レイヴの章くらいまでは、スーパーオーガナイザーのモンタローとか、アズールスカイのパコとか「誰やねん」と笑っていられたが、冗談みたいに組織が大きくなってきてからはもう笑えず、四面楚歌になっていく主人公に、かける言葉も見つからず...。ラストにかけての『逃走中』みたいな描写はやりすぎな感じはしたが、なんにせよ、私の予想した展開よりスケールは大きかった。面白かった!

0
2018年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

木島、山崎の心の黒い箱が作った大地の会
目の届かないところで巨大化し、手に終えなくなっていく描写は心が押し潰されそうだった。

誰も信じず、信じられず自分のなかでもがき苦しむ彼にとっての救いが再び訪れるであろう場所が路上生活というのが皮肉がきいていてよい

何事も実現させる前の構想段階がいちばん幸せなのかなと

続きもよみたい

0
2020年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホームレス、どん底の生活や宗教にはまっていく人々をリアルに詳細に描いた物語。引き込まれる展開ながら、ラストがスッキリしない、読後感がダークな作品。

0
2022年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 生まれながらに教祖となる人物評として、その器の中身が空っぽであることが重要らしい、『砂の王国』の仲村はまさに空っぽという言葉が当てはまる。いっぽう同じ教祖でも『仮装儀礼』では教祖が元ゲームのシナリオライターという前歴であった。教団を拡大していくためには狂信的な初期メンバーを獲得しなければいけない。いつの時代にも宗教を必要とする人たりはいる、彼らは何かに熱狂したいのである。その異様な熱狂が近隣社会との軋轢を生み、そして集団は孤立化しカルトの烙印をおされるに至る。

 教祖に追われた山崎が教団から命からがら逃げ延び、ホームレスに逆戻りしていく様は感無量である。一方『仮装儀礼』では教団崩壊後つづきがありそうな終わりかた(だったような)人のこころを弄ぶ者の末路には破滅が待ち受けている。

0
2017年03月22日

ネタバレ 購入済み

読み終えて

とてもサクサク読める本なのです。
しかし、期待がおおきかったのかラストが納得いきません。
ネタバレになるかもしれませんが、
何かの結末がほしかったです。
大地の会、最終的にはどうなったのか←フィクションですがね。

0
2016年08月07日

「小説」ランキング