あらすじ
「5000万円」、この数字が何かわかるだろうか? これは君たち20代が、親世代と比較したときに、お金について背負っているハンディだ。「親と同じくらいの生活が送れれば」という考え方は、もう通用しない。だからこそ、お金についての知識を身につけ、自分の人生を切り開いていってほしい。【本書の主な内容】20代で貯金ゼロだと、一生お金が貯まらない!/貯金100万円! 20代なら、まずここから始めよう/20代後半の男性年収は、300~400万円が一番多い!/子ども1人にかかるお金は、約3000万円!……ほか。
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Posted by ブクログ
人生を大切に過ごすには、時間とお金の使い方が大切と以前読んでいた本に書いてあり、
お金のことを何も知らなかったので、読んでみた。
初心者の私にはすごく丁寧でわかりやすかった。
なぜ貯金をしないといけないのか、腑に落ちたし、お金に対して危機感を感じた。
今日からすること
*貯金計画を立てる(いつまでに、いくら)
*そのために毎月どれくらい貯めるか決める
*レシートをとり、家計簿をつける
*リボ払いや分割払いを控える
*投資について学ぶ
Posted by ブクログ
2016/6/14
親世代と比較して20代は5000万の損失差額を抱えているという話からはじまる。
でもこれ誰がいつどーやって出した試算なのかが書いてない。そこを知りたかったんだけど、ネットで調べてみても、僕のやり方が悪いのか見つからなかった。多分どっかにはあるんだろうけどね。
大事なのは5000万って数字より、現行の制度では親世代と比較して若い世代は損するよーってことだと思う。
5000万って数字を鵜呑みにする気にはならなかった。
この著者は、この後出てくる国の借金の話とかもそうだけど、表層の数字を持ってきてすごく不安を煽るって書き方をする人だと思った。
別に嘘を書いてるわけじゃないんだけど。
「このままだとやばいぞ!」ってメッセージを伝えるために、必要以上に煽ってくる。
これが悪いとは全然思わないんだけど(すごい興味湧くしね)、数字とか意見を全部鵜呑みにして、こんなことがあの本に書かれてた!たいへんだ!みたいなことを言うのはアホっぽい。
面白くおかしく興味を持たせるために書かれた本だから、それを強く意識して、これからいろいろなことを調べていくきっかけとして使うのがいい本なんだと思う。
巻末に、深く知りたい人のためのおすすめ図書が載ってるってとこからも、著者もそーゆー読み方を望んでるんじゃなかろうか。
なんて。
『とりあえず大企業に入っておけば安心』『生命保険に金をかける』『ローンでマンションを買う』などの、従来は当たり前とされていたような行為は非常に危険だと説く。
そして、これから「お金の奴隷」にならずに生きていくために家計管理と投資が必要だと述べる。
家計管理に関しては、レシートでの家計簿・クレジットカードの有効活用・給料は3:2:2:3で固定費:変動費:自己投資:貯金,投資に使う
など。
投資はノーロード投信やETFで月2万〜3万を積立・分散・インデックスで、利回り3%〜7%を目指すと良いという。
3%目標なら債券とか先進国株多めに、7%目標なら新興国株多めのポートフォリオになる。
載ってたグラフみると、30年後は絶対に7%目標の方がすごい得する!って感じ(3%目標なら1.25〜3.07倍、7%目標なら2.08倍〜10.03倍になる)だったんだけど、本当にそんな単純なもんなんかなあ〜と思った。別に筆者は、だから7%を目指せ、と言ってるわけではないんだけどね。高利率目指すほどに振れ幅大きくなるからそれを自分の性格とか投資額と照らし合わせて我慢できるかが問題になる、とは言ってたけど。なんか他にもリスクとか考えておくべきこととか詳しく書いてくれると、自分の投資目標をしっかり立てやすいなーと思った。自分で調べろってことかね。
老後必要と言われてる3000万は40年間で月2万の積立投資・年5%の利回りで目指せるから、とりあえずそれを目指そーと思った。
他にも、投資をする予定の国に旅行に行って、口座開設・オフィス訪問・不動産会社訪問・ラウンジに行く、の4つの行動をとって投資先としてどうかを見極めるって話とか、
終身雇用制度が、新興国の台頭・外注化・グローバル化などの理由で崩壊した(だから今はどこでも戦えるスキルを身につけることが大事)とか、
為替は国の経済の強さではなくて物価に左右される、
って話とかが面白かった。
昔と同じ考え方だったり、会社にすがっているような生き方じゃあこれから先はリスクがあまりにも大きいし、立ち行かなくなるんじゃないかという危機感を持たせてくれて、
では実際にどうすればいいのか、ということを自分で考えるためのきっかけを与えてくれる本だった。
Posted by ブクログ
タイトルだけ見ると貯金の話見えるが、貯金というより投資入門のようなイメージ。
投資のメリットがわかりやすく解説されており、投資入門に丁度良いと感じた。
Posted by ブクログ
読む人によって感想は変わると思いますが、全体的にお金の勉強を学べるいい本だと思います。
コラムにあった移住について心に残りました。
シンガポールに移住を目指して英語を勉強しようと思います。
Posted by ブクログ
金を使う時は「投資/消費/浪費」の区分を行い、投資の金額を最大化し、浪費の金額を最小化する事を意識する。但し根を詰めすぎると楽しくないので、程々に。
また、保険投資に関する章を読み、投資信託の積立を始めた。インデックスファンドを利用した長期積立投資を通じて資産形成を行うこととする。
以下、ハイライトとコメント。
・目的もなしにやみくもに節約していても、お金を貯めること自体が目標になってしまい、お金の奴隷となってしまう。
→貯金・節約・投資の目的をきっちり決めること。
・金額の大きさに応じて、考える時間を決めるよう
→考えてる時間が無駄。時間は金では買えない。安いものの買い物に悩まない。
・また、一見借金ではないと思っていても、同じように高い利子を払って損をしてしまう取引がある。それは、クレジットカードの分割払いとリボ払いだ。カード会社やカードの種類によって異なるが、分割払いで約10~18%、リボ払いで約10~15%の金利がかかってくる。
→クレカの分割払い・リボ払いは絶対しない
貯金は、「お金が普段よりも必要になる、不測の事態に備えるためのもの」。
→多すぎても少なすぎても駄目。余剰資金は投資へ。
・固定費が手取り収入の30%、変動費が同30%、教育費・自己投資が同20%、貯金・投資が同20%、というバランスを推奨して
・自己投資・教育にお金をかけないと、これからグローバルでますます競争が厳しくなっていく中、収入を増やしていくことはできない。収入が増えずに、一生ずっと生活レベルも改善せず、節約をし続けなければならないのはつらい。
・手取り25万円の人なら、毎月5万円を自己投資しようということだ。実際にこれだけの金額をかけている人は少ないだろう。
・ように、今の20代の方は、自営業や中小企業で働いている人はもちろん、大企業で働いている人も、ずっと同じ環境で仕事をすることは期待できない。自分の人生の中で少なくとも数回は、転職や社内の人事体系の変化などで、働く環境が大きく変わることを覚悟すべきだ。どんな職場環境でも評価されるスキルを身につけるために、若いころからしっかり自己成長にお金をかけることは非常に重要となってきている。
・世界中で求められている3大重要ビジネススキルは、「英語」「ITスキル」「プレゼンテーション能力」
→明らかに「自己投資」の金額(と時間)が足りていない。
Posted by ブクログ
保険,年金,投資
これから社会に出て働く若い人が身につけるべきマネーリテラシーの一部を紹介している.
とても取り掛かりやすい内容で初学者にオススメ
Posted by ブクログ
20160223
・現在20代の世代は現在の老後世代に比べて受け取れる年金が5,000万円も少ない。
自身で行う老後のための個人自主年金=貯金が必要。
具体的には月20,000円×35年=840万円これに年利5パーセントで運用するという方法。
・p.178からの投資信託を考えながら進めてみる。一度近しい知人に相談してみる。
・p214 自動積立を検討
インデックス運用とアクティブ運用。オススメは前者。根拠は多くの投資家、それもプロでも勝つのが難しい世界だから。
Posted by ブクログ
目新しい情報はあまりないように感じましたが、お金との付き合い方を見直す機会を与えてくれる本だとは思います。
また興味はありながらもどこから始めればいいのかわからなかった投資について、どこからどのように始めればいいのかを具体的に教えてくださり、実際にやってみようという気になりました。
Posted by ブクログ
親世代と比較して5000万円のマイナスになる世代、だから貯金は今からしておかないといけない。
私自身の意識が漠然と貯金しなきゃなーっていうレベルだったのを、どうすれば将来困らない資産を持っていられるか、というもう少し具体的なレベルに引き上げてくれた本。
Posted by ブクログ
■支出
・支出割合は
30:固定費(住居、保険etc)
30:変動費(食費、光熱費)
20:自己投資
20:貯金・投資
■貯金
・貯金のコツは固定費をどう下げるか(それが一番本質的だし継続的)
→★新築マンションは買わない(割高で住むと価値が暴落する)
★保険は必要な場合だけ入る
(先進医療特約などはサービスが限定されているので無駄、シンプルな機能に絞った掛け捨てで入る)
■貯金のためには目標が必要
・結婚資金の平均は200万
・子供一人あたり3000万円必要
■投資をはじめる前に
・まず目標を決めて投資をはじめる(年率○%)
・国内の物価上昇リスク軽減のためにも、海外投資を始めるべき
■投資初心者がやりがちな罠
・短期で利益をあげようとして個別銘柄に投資
・頻繁に取引をして手数料で損
■投資の基本(投資タイミング・投資スタイル・投資スタイル)
①積み立て投資
・自動で積み立てて投資してくれるので楽ちん
・カブドットコムで三菱UFJを設定するのがおすすめ
②分散投資
・とりたいリターンで株式と債権、海外と国内を組み合わせていく
③インデックス
・アクティブ運用が手数料が高い。
販売手数料がインデックスが0.01-0.015%なのに比べアクティブは3%
新宅手数料がインデックスが0.6%でアクティブは1.2%
(インデックスは人の手がかからないため安い)
・おすすめは、ETFとノーロード
・どのような組み合わせにしても10年スパンでみれば+になる
→逆に最初の数年パフォーマンスが悪いことを辛抱できる覚悟をもって積み立て投資をする
■海外投資のために
海外旅行にいったら次のことをする
①現地の証券会社に口座を開く
・パスポートさえあれば開けることも多い
・日本人はお金もちというイメージが強いので丁寧に対応してくれる
・おすすめの投資先を2-3社聞く
②すすめられた投資先のオフィスにいく
・突っ込んだ質問をよりできる
・投資対象として検討してることをいえば丁寧に対応してくれる
③現地の不動産会社へいく
・新興国は割安物件がでている
・どのような人がどのような物件を購入するか聞くと経済成長の肌感覚がわかる
④高級ホテルのラウンジにいく
・富裕層が集まるところにいき、集めた情報との差異を知って多面的にみる