あらすじ
朝方の寝ぼけた駅前ロータリー。道行く人の足をしばし止めるのは、銀色に照る車体のキッチンカー≪アルバ≫だ。早朝のみ営業するという一味変わったコンセプトのこのお店には、夜間に働く看護師やトラックドライバー、朝まで飲んだくれたよっぱらいなどがやってくる。夜に頑張る人たちがほっと一息ついて、朝に希望を持てるようになる。世の中を元気づけるキッチンカーの物語。『ひとり旅日和』著者最新作!
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Posted by ブクログ
病気で部屋から出られなくなってしまい家族皆から心配されている末っ子ちゃん。人と関わるのが怖くて1人で働けるキッチンカーを始めるが、家族から心配だからと注意される事もお客さんからこうして欲しいというお願いも受け入れて改善していくうちに誰かの役に立ちたいと始めたキッチンカーが役に立っていると実感出来る様になる。
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家族経営のスーパーで働く主人公・鼓乃香。
スーパーでの廃棄の食材を使った早朝キッチンカーアルバ』をスタートさせる。
キッチンカーには各章の悩めるお客さんが、、、
鼓乃香の作る心のこもったお料理でどんどん解けていく。
私は特に第四話のドライバー親子の食事情が良かったです。
エンディングはなんだか続編も出そうな?!
Posted by ブクログ
「キッチンカー始動」
「夜間労働者の悩み」
「酔っ払い登場」
「ドライバー親子の食事情」
4話収録の連作短編集。
早朝のみ営業するキッチンカー〈アルバ〉を舞台に、主人公の女性と訪れる客たちの物語が描かれる。
家族に愛されながらも、ストレスによる不調で引きこもりを経験した彼女。
再出発として選んだキッチンカーには、様々な事情を抱えた人々がふらりと訪れる。
秋川作品ならではの美味しそうな料理描写はもちろん、一期一会の出逢いに心躍る。
イタリア語で“夜明け”を意味するアルバ。
その名が示すように読後に静かに光が差し込む一冊だった。
Posted by ブクログ
序盤は、家族が互いを熟知しており、思いやりに溢れた会話を見ていて凄く温かさを感じていた。
しかし、キッチンカーの運営あたりから読み進める気持ちにブレーキがかかり始めた。
例えばルイ初登場の場面。
ルイは泥酔してたんじゃないのか?なんでそんなに会話できるの?
取ってつけたように、コノカのメニューに込めた想いの受け取られ方が会話として繰り広げられるから、少し萎える。
ルイとジュンジの会話。
店の前でこんな身の上話をべらべら喋るのもなんか変に感じる。
一方で、コノカの皆それぞれ大変であり、また何を大変と思うかもそれぞれ。という考えは好き。
自分の物差しで安易に相手を測ってはいけないと、いま一度気を引き締めた。