あらすじ 「おまえが武名を高めた“やすもとの乱”というのはどういう事件だ?」。河童の頭目、九千坊が問う。清盛が笑う。「それは“ほうげんの乱”だ」。平清盛は死後、筑後川の支流の巨勢川の河童になった。疑り深い九千坊との丁々発止のやりとりのなか、かつての自分がたどった道を振り返る。厳島の社、福原の新都、海に造った経島。ひたすら夢を追い続けた男を描く、童門冬二の書き下ろし、異色時代小説。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #切ない #感動する #深い すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 義経を討てでは源氏寄りだったので、今度は平家寄りの本を読んだ。平清盛の死後、河童に生まれ変わり、河童世界の親分に生前を回顧録のように語っていくという、珍しいスタイル。義経を討ては他の作家でも読んだことのある内容だと思ったけど、この河童スタイルはある意味、斬新なトライという感じがする。 0 2015年11月30日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 巨勢入道河童 平清盛の作品詳細に戻る 「歴史・時代」ランキング 「歴史・時代」ランキングの一覧へ