あらすじ
アジア放浪から半年ぶりに帰ってみると、変わらないはずの恋人は、別の男と暮らしていた…。なんとか僕は、旅先で知り合った女性の一軒家に転がり込む。だがそこは、行くあてのない人が一時的な共同生活をおくる、旅の途中のゲスト・ハウスのような場所だった。旅の終わりを探す、直木賞作家の青春小説。
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Posted by ブクログ
なるほど、想ってたより昔の本なのか
1999年出版と聞くととても納得できる物語。
文章は読みやすいし、テーマも悪くない。角田光代別の作品も読んでみよう。
うわべの自分の存在に気づき、自身の本質と向き合おうとする主人公を描くのがおそらく主題。
あんまり納得のいかないことも多い。主人公はすぐマリコを諦めるし、あまりにも口下手。
あと登場人物が揃いも揃ってやなやつすぎる。こんなに他人って冷たいかね。
主人公も旅人だけど、本質的には旅に酔っていないことがわかるのは好き。旅人は旅人然としていることが多いし、それってすごく鼻につく。自身を振り返る。過去の栄光?に縋って生きている人間はあまりにも多い。
マリコが主人公を拒絶した理由もわからない。ラストシーン、何を見て何を感じたか教えて欲しい、と言うけれど、そもそもマリコはそのチャンスすら与えずに拒絶している。よくわからんなあ
表紙は絶対に単行本のバージョンがいい。どういう意図があって木なんだ?主人公が旅先で見た蛍のとまる大木の示唆だろうか?
Posted by ブクログ
可もなく、不可もなく。
と思ってしまうのは、私がアジアを放浪しなかったからだろうか。
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アジア放浪から半年ぶりに帰ってみると、変わらないはずの恋人は、別の男と暮らしていた……。なんとか僕は、旅先で知り合った女性の一軒家に転がり込む。だがそこは、行くあてのない人が一時的な共同生活をおくる、旅の途中のゲスト・ハウスのような場所だった。
旅の終わりを探す、直木賞作家の青春小説。