あらすじ
月間走行距離100km台で自己ベストを更新できる超効率的トレーニング
◎月間走行距離100km台でサブ3、サブ3.5を実現!
トップトレーナーが教える市民ランナー必須ノウハウ
仕事や家事を抱える忙しい市民ランナーが、日々練習できるのは1時間くらいのものだろう。
その限られた時間で最大限の練習効果を発揮するメソッドがある。
月間走行距離100km台で、サブ3.5やサブ3を狙う筋持久力と心肺力の両方を底上げ。
ペース走主体の練習法は、シンプルにして超効率的だ。
自宅にいながらフルマラソンを疑似体験できる筋トレ法や、ランナーに最適のストレッチ法は動画を見ながらセルフで実践!
●著者紹介
中野 ジェームズ 修一(なかの・じぇーむず・しゅういち)
パーソナルトレーナー/フィットネスモチベーター。1971年生まれ。効率的、かつ継続させる独自のメソッドで、クルム伊達公子選手、福原愛選手などの数多くのトップアスリートやモデルなどから絶大な信頼を受け、3年先まで予約が埋まっている。『Tarzan』(マガジンハウス)など雑誌のエクササイズ監修は300冊を超え、全国各地での講演活動も多数行っている。アメリカスポーツ医学会ヘルスフィットネススペシャリスト/早稲田大学エクステンションセンター講師/日本コアコンディショニング協会マスターA級講師など。著書に『体が若返る10の生活習慣』『ランニングの作法』『一流の人がやる気を高める10の方法』『ヒザ・腰・肩の痛みは自分で消せる !』(いずれもソフトバンク新書)など。ニッポン放送『上柳昌彦 ごごばん !』、テレビ東京『ソロモン流』などに出演。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
3月の終わりに、およそ3年ぶりにフルマラソン出走予定。
中々大会で走ることができない中、モチベーション低下や衰え行く筋力、心肺機能を何とか手なずけ、ぎりぎり3年前と同じような走力を維持できている。
でも、目標の3時間半を切るために、を考えると周囲の練習量を聞くと走行距離は足りないし、練習メニューも画一的。
走る時間は限られているし(休みの日のAMぐらい)、インターバル練習とかしちゃうと、走行距離自体は短くなるのでなんか走った気がしない。
本書は、そんな自分の練習状況を見透かしたように、肯定してくれたように感じた。
著者、中野ジェームズ修一さんは青山学院大学のフィジカルトレーナー(今もやっているのかな?)。
インナーマッスルのトレーニングだったり、ストレッチの仕方の本は読んだことあったけど、走りそのもののメソッド論は読んだことなかった。
市民ランナーはトップアスリートではないのだから、勝負に差を生むようなスピード練習は基本的には不要。確かに。
マラソンは自分の設定したペースを淡々と走りきることが出来れば自己ベストを出せる。確かに。
走行距離を闇雲に伸ばしても怪我のリスクが高まるだけなので、練習では30km以上は走らない方がよい。なるほど。
ということで、基本的にはペース走だけやってればよい。
しかも、最後に絞り出すような走り方はやめ、むしろ余裕を持って終わるように。
市民ランナーには頑張り屋さんが多いが、ストイックになりすぎず、身の丈に合った練習をしてこそ自己ベストが出せるという理論。
あと一か月なので今更だけど、この考え方で取り組んでみよう。