【感想・ネタバレ】綺麗になる古典美人道のレビュー

あらすじ

『ブス論』著者による古典モテ論エッセイ。

平安時代にも江戸時代にも「美容書」はあった! 紫式部は、モテ色とブス色の秘密を知っていた! 竹取物語のころから、毛穴は忌み嫌われていた!! えっ、洗わない洗顔って、実は、平安時代からあったの!? ……などなど、現代にも通じる部分が多い古の“美人道”を、『源氏物語』をはじめとした物語文学などを題材に、古代~平安~江戸時代の具体的な美容法や恋愛テクを例に挙げつつ、わかりやすく面白く浮かび上がらせた古典美容エッセイです。’02年5月号より雑誌「美的」で連載された「ニッポンの美意識のルーツをたどる 大塚ひかりの古典美容道」の単行本を電子化。

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Posted by ブクログ

職場の大先輩からお借りした本。

美容雑誌「美的」連載のエッセイ。
古典文学における平安貴族たちの「美」がテーマ。

時は外戚政治全盛期、男も女も「モテること」が明日のメシに直結していた時代です。
美しくあるための努力や工夫、はたまた心構えの数々は、我々現代人にとっても十分示唆に富むものばかり。
を美しく保つには?歯は?髪は?ニキビの治し方は???
紹介されている美容法(かなりスゴイのもありますが)を実際に試さずとも、読んだ後になんとなくキレイになったような気になりました。

巻末の「本書に登場した主な古典美人本ガイド」も圧巻。
『源氏』のみならず、もっともっと古典文学に触れたくなります。

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2016年09月25日

Posted by ブクログ

美的な視点から古典を見ることで改めて奥が深い文学だな…と思った。大塚ひかりさんの他のものも読んでみたい!!

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2013年07月28日

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