あらすじ
年間3000万PV突破! ビジネスマンにいま一番読まれている「東洋経済オンライン」人気No1コラム
「グローバルエリートは見た!」の著者、待望のデビュー作!
【1】世界中のエリートから学んだ仕事術を完全体系化!──どの仕事も本質は同じ、だからすぐに役に立つ!
●「トップエリート」に学ぶ仕事のスキル
・年収5億円でも、あえて1000円の腕時計をつける
・資料の文字の位置やサイズは、1ミリ単位で徹底的にこだわる etc
●「二流のエリート」に学ぶ仕事のスキル
・優秀な部下には、上手に追い抜かされる
・4割間違えても、サービス精神で評価を高めて、トップになる etc
●スペシャル付録は「今すぐマネできる!」さらに実践的な12のテクニック
・「与太話」の鬼になって、コミュニケーション力を極める
・IQより愛嬌を高めて、社交力を極める etc
【2】特別編でエリートの恋愛・結婚・離婚事情も徹底解説!──壮絶なプライベートにも学ぶところはある
・なぜ勝ち組なのに婚期を逃す?なぜエリートには離婚が多い?
・キャバクラ嬢に平気で3000万円も費やすファンドマネジャーの真の目的は? etc
大人気コラムなのに、なぜ220ページ以上も書き下ろしたのか?
書籍にしか「書けなかった」スキルや教訓が満載!
笑って、泣いて、役に立つ!こんなビジネス書、いままでなかった!
★世界のトップエリートの7つの共通点――「業界のエース」は普通のエリートと何が違うか?
★15の仕事の極意――トップからも二流からも学ぶことはある
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「チーム力」
「聞く力」
仕事を円満にやるならこの2つの能力は必須やなと思います。
仲間内で最強のチームをつくる
①部下の認知欲を満たして安心させ
②部下の成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取り
③「役職上の権力」ではなく「人と人との信頼関係」で部下を動かし
④無駄な仕事をつくらず部下の仕事を減らし
⑤部下が失敗したときには盾になって守り
⑥自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする
投資銀行の過酷な労働を読んでると僕も新採の頃を思い出しました。
ここまで過酷ではなかったですがアルバイトの皆さんと仲良くしていろいろ仕事お願いしてたなあと。
そのおかげでAM3時には帰れてたというものです^_^
ホステスやホストでトップになるれ人はコンサルタントに向いている⁉️とあります。
僕は公務員もコンサルに共通するのではないかなと思います。
いろいろな困りごとを引き出す「聞く力」と自分の周りに超幅広い要望に答えることのできる「チーム力」を作れば鬼に金棒というものです。
「信頼と評判を第一に大切にする」
少なくとも公明正大であると認識されることが大切とあります。
まさに仕事は1人ではできません。
ポストコロナでテレワーク全盛になろうとこの原理は不滅です。
いかに新しい時代に適合しながら古い時代のスキルを活かすか
これができる人になれるかの分かれ目やと思います。
Posted by ブクログ
著者は慶応義塾大学卒業後、インシアードにてMBA取得。英語・日本語・韓国語・中国語の4か国語を操り、グローバルな勤務経験とMBA留学を通じて親交を深めた80か国にわたる世界のトップエリートたちと日々交流しつつ、はるか遠い海外から、国際的な視点でユーモアあふれるコラムを東洋経済オンラインに寄稿している。
本書では、投資銀行、戦略コンサルティングファーム、公開株運用会社、プライベート・エクイティ、そしてMBAで出会った世界中から集うエリートたちの働きぶりから得たスキルや教訓の数々が記されている。
本書の構成は以下の7章から成る。
①世界のトップエリートに共通する7つの特徴
②投資銀行のトップエリートに学ぶ
③トップコンサルタントに学ぶ
④資産運用会社のトップエリートに学ぶ
⑤プライベートエクイティのトップエリートに学ぶ
⑥エリートたちの恋愛・結婚事情
⑦なぜエリートたちには離婚が多いのか
高嶺の花であり憧れである、エリートたちの仕事とプライベート。
本書はそんな憧れの姿であるも未知なる世界について実経験を元に非常に平易な文章をもってわかりやすく紹介している。
難しく書くことは誰でも出来るという。誰にでもわかる表現や端的な言葉で表現するのは能力も理解度もあってこそなせる業である。
エリートたちとの能力においてはもちろん埋まるわけではないが、実態に少しは触れることが出来たように思う。そしてその差についてはひどくかけ離れていることは本書から学ぶことが出来た。
物書きではない、著者であるものの、物書きを生業にしている人よりも素晴らしい文章を書くというのはやはりエリートは何をやらせてもすごいということが証明されている。
本書では学問的な要素だけではなく、感情や働く気持ち等、エリートからかけ離れたような根性論もパラパラと散りばめれており、親近感を持って読み進めることができた。
気づけば一気に読んでしまい、わくわくした感情が残る良い読後感を持ったまま、自分へ落とし込んで色々考えを巡らせることができそうである。
Posted by ブクログ
金融業界の生々しい人間関係をうまく表現している。投資銀行未経験でそっち系に移りたい人は、この本を読むと雰囲気を掴めると思う。逆に投資銀行系の人は読んでも意味ないかも。
Posted by ブクログ
社会人になったら読み返してやる気出したい一冊。
コンサルは知的な水商売
聴く力がなにより
少しのIQと抜群の愛嬌が大事
信頼が何より一番
馬鹿正直であれ
部下に上手に抜かされろ
親身に接しておくことで将来的にその部下に引き抜いてもらえるかもしれない
透明性が大事=信頼
悪いことはしない
・早寝早起きメール即リプライ 超一流エリートに限って実践している
・ノンバーバルコミュニケーションを磨く
プレゼンにうまくなれ!プレゼンする前に「どうしても伝えたいメッセージは何か」を意識する 誠実さと情熱は必ず伝わる
・プレゼン資料は数ページにまとめろ、本当に価値があると自信を持ってお客さんに出せる資料は大体2.3ページぐらい
・人脈術として、手書きの年賀状を仕事関係者に送りまくる家族写真付きで顔を思い出してもらいやすいように、手書きであることが重要!印刷された字は相手が萎える
・与太話の鬼になる ふと聞いたプライベートの話をデータベース化して活用する、随分前に知り合った人でも誕生日にメッセージを送る、など
・どんな場合でも10分前につく 遅刻一つが信頼、名声に与える致命的な打撃は大きい、もしもの時のために余裕を持って20分前に着くようにせよ
・交際費だけはケチってはいけない おもてなしは買ってでもする 交際費は自己宣伝費
・レストラン選びは命がけ 相手の食文化を事前にしっかり把握する ユダヤ教は魚介類が食べられない ベジタリアンにも配慮したお店をピックアップするべし インド人との会食の場合21:00スタートで夜中の1.2時まで続く文化背景がある、南米の人は猫舌が多いのかスープを永遠にフーフーしたりする、ピーナッツなどのアレルギーは特に注意命に関わる 重要なクライアントと食事に行く時は事前に相手の食べれる料理を聞き出し、自らレストランを下見し、味や雰囲気を確認した上で万全を期す人もいる
・あえて仕事とは関係ない幅広い知識を身につける 仕事の話しかできない人は軽くみられる
・社交パーティーでは「エレベーターピッチ」を用意して、事前準備をしてのぞむ 知り合いたい人と具体的で突っ込んだ話をする方法
パーティーではせいぜい会えて15人程度。その15人をどう戦略的に選ぶかが重要 事前にプロフィールが開示されている場合が多いので、会いたい人の名前は覚える!名前を覚えているだけでも、初対面の相手だと相手は気分良くなる
・社内政治のプロになる 出世には良い働き方をするだけでは足りない 良い働き方してると上司ないしはキーパーソンに思われることの方が大切 社内で誰と仲良くするべきか、誰に媚びを売るべきか、誰を敵に回してはいけないかをよく考えて振る舞う
Posted by ブクログ
トップエリートの共通点
1.勝つことへの意欲が強く、完璧主義者で細部にまでこだわりが強い。
2.お金に驚くほど細かい。
3.大金持ちでも身なりは質素。
4.信頼と評判を第一に大切にする。
5.若手時代は目の前の仕事に全力投球。
6.仲間内で最強のチームを作る。
7.政治力がある。
仕事の極意
1.目の前の仕事は素早く、正確に、大量にこなす。
スピード、正確さ、量をこなす。が必要な投資銀行の仕事。
2.部下の尊敬と支持を得る。
*部下の認知欲を満たして安心させる
*部下の成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取る。
*人と人との信頼関係で部下を動かす。
*無駄な仕事を作らず、部下の仕事を減らす。
*部下が失敗した時には盾となる。
*自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする。
3.需要のある話題を先読みし、第一人者になる。
4.どうせなら、好条件で解雇される、被解雇力を磨く。
5.人に好かれる聞く力で信頼と共感を得る。
6.問題を構造的に把握し、根本的に解決する。
7.相手の期待値をうまくコントロールする。
初期段階で相手の期待値を下げる。
8.優秀な部下には上手に追い抜かされる。
9.大局を読み、少しでもいいから勝ち続ける。
10.常識にとらわれず、知的に逆張りする。
11.自分の間違いを認める勇気を持つ。
12.おだてられても裸の王様にならない。
13.馬鹿正直と透明性で相手の信頼を勝ち取る。
14.強いチームを作る。
友達と組まない。
利益配分、労働内容を決めておく。
優秀な部下を辞めさせない。
15.幅広い人脈と経験を組み合わせて勝つ。
12のスキル
1.プライベート話のデータベース化。
2.ノンバーバルコミュニケーションを極める。
3.10分前に着く。
4.早寝、早起き、即リプライ
5.プレゼン資料は数ページにまとめる。
6.プレゼン前にどうしても伝えたいメッセージは何か。を意識する。
7.手書きの年賀状
8.交際費はケチらない。
9.レストラン選びは慎重に。
10.あえて仕事とは関係のない幅広い分野の知識を身につける。
11.エレベーターピッチを鍛える。
短時間で話をして印象を与える。
12.社内政治も重要。
キーパーソンを見る目を養う。
投資銀行などの業界の話。
Posted by ブクログ
投資銀行や戦略コンサル、プライベートエクイティで働いている友達がいないので、これらの職業の内情や、そこで働く人々の一面を垣間見られたのはとても面白かった。
Posted by ブクログ
外資系企業で働くこと、世界のエリートが集まる業界について分かりやすく解説した書。
個人的に気になっていた分野なので、本書のようにザックリした説明は読み易かった。
また本書をよんで初めてプライベートエクイティという職業を知った。
また番外編として、エリート達の恋愛事情も書かれており、その大変さが分かった。
エリートについて書かれているので反感を買いそうな気もするが、随所に作者のいろんな人への気配りが垣間見れて、読んでいても悪い感じはしなかった。
Posted by ブクログ
面白いし役に立つ。
ブログ記事の方が面白かったが、本は本で体系立てて金融業界の職業を説明しているので役に立つ。MBA留学前の人は読んでおくと良いと思う。
Posted by ブクログ
ムーギー・キム著「世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた」
*何事も人の関心が向かう分野を先取りして勉強し、誰よりも先に発表せよ。そうすると中身や結果はどうであれ、第一人者の称号を得られる確率は高い。
*「田舎のおばさん指標」つまり田舎にいる縁戚のおばさんなどが、「これ儲かるの?」などと言い始めたら市場のピークは過ぎ去り、上昇トレンドは終わっていると思って間違いない。逆もしかりで「もうNTT株なんか全部うったらしいよ」と言い出したら、市場は底を打ち、下降トレンドは終わったと思って間違いない。
*与太話の鬼になる。つまり、ふときいたプライベートの話をデータベース化して活用する。
*どんな場合でも10分前につく。遅刻一つが信頼、名声に与える致命的な打撃となる。
*早寝早起き、即リプライ。超一流のエリートに限って実践している。
*プレゼン資料は数ページにまとめる。
*プレゼンする前にどうしても伝えたいメッセージは何かを意識する。
*手書きの年賀状を仕事関係者に送りまくる。手書きのクリスマスカードを1000通おくる年収10億円ファンドマネージャー。
*交際費だけはケチってはいけない。おもてなしは買ってでもする。
*レストラン選びは命がけ。相手の食文化を事前にしっかり把握する。
*あえて仕事とは関係ない幅広い分野の知識を身に着ける。仕事の話しかできない人は軽くみられる。
Posted by ブクログ
普段は全く縁のない超エリート達の仕事ぶりを知ることが出来た。
著者のセンスのお陰で難しいことも面白おかしく楽しく読み進めることが出来た。
そして
Posted by ブクログ
ホワイト・エグゼンプションで紛糾しているみたいだね。労働法上の規制を緩和するこの法案、残業代を給料に含めてしまうことで残業時間の上限に残業代自体もなくせる。
なんともフレキシブルな働き方!う~ん素晴らすぃ!!
んなわけないだろ!残業代ゼロってふざけんな!!というのが一般的な見方である。
そりゃそうだ。
年収1000万円以上のサラリーマンが対象のこの法案、対象外が圧倒的に多い。
先月はけっこう残業がんばったなぁ、呼び出しも3回受けたし、今月の給料は2,3万円くらいプラスかなぁ。という数万円の残業代でニコニコしている(俺だけど)のに、その残業代が削られるとなれば大多数反対するのは当然である。
で、最初の1000万円という上限だが法案が通ってしまえばズルズルと上限引き下げようとし、実際にそうなるのが日本だからなぁ。
24時間、いかに低い賃金で働かせようか。資本主義の行きつく先はそこである。
ブラック企業、世にはばかる。
そんな圧倒的大多数マインドのワタクシですが、じゃあ年収1000万円以上の雲の上の存在はいったいどういった職業なのか?
投資銀行、コンサルタント、資産運用会社、プライベート・エクイティといった年収1000万円以上のエリートたちの仕事を紹介する。
睡眠時間3~4時間、休みは週1日。20代で家が建ち、30代で墓が立つ。
こういうエリートな人たちは、ホワイトカラーエグゼンプションのほうがいいのではないか。仕事に人生見出して、もっとやりたいんですよ!という熱意あるエリートには是非とももっと頑張ってほしいのだ。
ホワイトカラーエグゼンプションについての議論は、圧倒的大多数の中流以下の発言に対し、圧倒的少数のエリートの意見が食い違うから双方噛み合わないのだと思う。
そんなホワイトカラーエグゼンプションと関係なく、外で土木作業してたり機械いじって、のんびり働いてそこそこの給料のほうがいいですわ、わたくし。
最終章のエリートたちの恋愛・結婚事情も読んでて面白い。「精子バンクで子どもだけは欲しいな」というキャリアウーマンの話から、男ってホントにいらないなぁと思ったり。
精子バンクを活用した少子化対策もありなのでは。日本の結婚観が崩れる!とかいうけど、エリート層が子ども産まないのは日本の損失だし、貧困層が子ども産んでも貧困が再生産されるだけだし。
今日のニュースで「逮捕された男の仲間?警察に40人押しかける」とか読むと世の中、本当にバカが増えたなと思う。
一方、餓死して白骨化した子供が見つかり親が逮捕されたというニュースを見ると、本当にかわいそうだなぁと思う。
少子高齢化の最大の問題は貧困層の増大による日本総バカ化なのではないか。
話は変わってしまったけれど、年収1000万円以上のエリートの働き方について、でした。
Posted by ブクログ
ミスのない資料を作る、とか会食のレストランは命がけでする、とか、自分の仕事ぶりが甘いことを突きつけられた気がする。全く接点のない業界なのでとても新鮮で、けれど自分の仕事にも応用できる内容が盛りだくさんだった。
Posted by ブクログ
相変わらず読みやすいー
こういう本は、堅っ苦しくて、真面目で、ガッチガチの教育本!
みたいな形が多い中、ムーギーキムさんは面白おかしく伝えてくれて、なるほどなぁーと思うこともたくさん!
いや、そうだよね。やっぱり!
って思うこともたくさん!
IQより並外れた愛嬌のある人が成功する。
ってこれ。
わかるわぁー
とりあえず、こうなると応援団がつくのよね。
IQなくても。
ほかにも、偏差値が高いよりも、野生の勘が優れてるひとのほうが、求められる。
これもわかる。
頭がいいだけじゃコンピュータに取って代わられるけど、
その頭の良さを、センス良く使いこなせる人がうまくいく。
なんなら、頭のいい人を使いこなせる人もうまくいく。
子どもたちには、まず愛嬌。
これ必須。と伝えてあげよう。
最低限の学力と、並外れた愛嬌。
これな。これ大事な。
#ムーギーキム
#面白い
#4冊目
#読みやすい
#生玉ねぎ
#胸悪い
#やっちまった
#朝から
#そんな中読み終わった本
#エリート
#エリートは離婚率高め
#笑
#納得の理由
Posted by ブクログ
ムーギーキム氏の本。
投資銀行やコンサルの本質的な部分を書いてくれてて面白い
メモ
・部下の使い方が上手い人の共通点
部下の認知欲を満たして安心させる
成長を願っていることを言動で示して信頼勝ち取る
人と人との信頼関係で部下を動かす
無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らす
部下が失敗したら盾になって守る
人脈やノウハウを積極的にシェアする
・安請合いはせずに期待値を適切に設定する。
Posted by ブクログ
・感想
少し古い本ですが参考になる考え方も多く学びになりました。
巻末の内容はTodo事項として。
・Todo
下記の上司を目指す
①部下の認知欲を満たして安心させ
②部下の成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取り
③役職上の権力 ではなく 人と人の信頼関係 で部下を動かし
④無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らし
⑤部下が失敗した時には盾になり
⑥自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする
完璧さより最初に動くこと
炎上の局面は次に向けた信頼関係強化のチャンスへ。
以下は★
プライベートの話をデータベース化して活用する。
ノンバーバルコミュニケーションを極める。
どんな場合でも10分前に着く。
早寝・早起き・即リプライ。
プレゼン資料は数ページにまとめる。
プレゼン前にどうしても伝えたいコアメッセージを決める。
交際費はケチらない。
レストラン選びは命懸け。相手の食文化を事前にに把握。
仕事とは関係ない幅広い分野の知識を身につける。
※歴史や美術、趣味
社内政治のプロになる。
Posted by ブクログ
投資銀行のバンカーに始まり、世の中の「エリート」のパーソナリティを詳細にスポットを当てた著書。業界が著しく違うので、「そんなことがあるのか!?」と呆然とするエピソードもあるが、単なるビジネス書には無い切り口で普段の生活に非常に参考になる一冊。
Posted by ブクログ
投資銀行、いわゆるMBB(McKinsey、Bain, Boston)と呼ばれる大手コンサルファーム、ファンド、PEで働いた経歴を持つ著者が、同じような経歴を持つ人達との関わりで気づいたことをブログでまとめたものを書籍化したもの。したがって、内容はキャッチーで読みやすく、多少のゴシップネタ的な内容が中心となっている。そのエリートと呼ばれる世界で生きる人達の中にも、一部の出来る人と多数の出来ない人が存在するのが垣間見える。そして、出来る人が実践している事は意外にもというか、当然というか、小さな事の積み重ねであり、時間に遅れない、謙虚であるなどの基本的な事ばかりである。ということで、別にエリートではなく、結果を出せる人というのはどんな環境に置かれてもその理由は普遍的なものであるということを再確認しただけの事である。しかし、年収数千万を稼ぎだす人達でも、やはりそうであるということが分かったのは、自分がやっていることが間違っていないと確信できたので良かった。
Posted by ブクログ
「世界中のエリートの働き方を一冊にまとめてみた」とあるが、これは語弊がある。
実際には著者自身の経験から、投資銀行、コンサル会社について主に語られている。
「仕事ができるのは当然として、その上で如何に人脈を築き、ボスに気に入られるか」が重要であると著者は説く。
著者は外国人ではあるが、やけに日本人的な感覚があって、他の著者の本で語られない「世界的エリート」像を語ってくれる。
例えば、世界中のエリートの社内政治の駆け引きだったり、結婚の傾向だったり、そういった話があって興味深い。
まさに日本の読者へ合わせた書き方といった感じで、この辺の読者への合わせ方が流石東洋経済オンライン人気NO.1著者と思った。
Posted by ブクログ
東洋経済オンラインのコラムで興味が惹かれたので読んでみた。グローバルエリートとは言え、書かれていることは一般的な啓発本とそれほど大差はない感じだが、恋愛感等のくだりはおもしろかった。個人的にはミセスパンプキンのコラムの方が好きなので、そちらに期待するとしよう。
Posted by ブクログ
様々な金融業界に務めたことがある著者が、それぞれの業態の特性、人間性を書きつつ、働き方について書いていますが、参考になる点が非常に多く、面白い一冊でした。
Posted by ブクログ
投資銀行、経営コンサル、ファンドマネージャ、プライベートイクイティで働く人のことを書いている。書いてある内容は、まあ、まともだけど、それほど深いことは書いてない。
そもそも、この作者のムーギー・キムって誰よ、というのが疑問。
Posted by ブクログ
投資銀行・戦略コンサル・投資運用会社で働くエリートたちの働き方が書かれている本。
「与太話の鬼にある」「どんな場合にも10分前に着く」「早寝・早起き・即リプライ」「プレゼン資料は数ページにまとめる」「レストラン選びは命がけ」「社内政治のプロになる」等、言うは易く行うは難しの項目が並んでいた。きっとエリートとは、当たり前だけど大事な基本事項をきちんとこなしている人なのだろうと思わされた。
Posted by ブクログ
「そうだろうな」と普通に思えるようなことが書かれてある。功成り名を遂げたというほどの人が書いてるわけでもないので身近に感じてそれぞれに納得。いわば紹介文なのでそんな感想。
Posted by ブクログ
エリート、と言っても金融やコンサルタント関連の仕事に関する方を中心にした話です。自分の仕事に置き換えて、取捨選択すれば役に立つ内容も沢山ありました。
読みやすく書かれているので、さらっと読めました。
Posted by ブクログ
投資銀行、コンサルタント、資産運用会社、プライベート・エクイティといったMBA取得のエリートに人気の就職先がどのような仕事をしているのか、エリートのエリートたる働き方、そしてプライベートまで、軽いコラムにまとめられているが、何しろ遠い世界のお話で、自分にとって参考になると思える話題がほとんどなかった。
14-58
Posted by ブクログ
投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAと多岐に渡りキャリア形成をしてきたムーギー氏が、キャリアの過程で築いた周囲のエリートにヒアリングをして体系化した一冊。
ほとんどの内容が極めて基本的な習慣、考え方ばかりであるが、改めて読んで大切さを認識し直すことが重要。
■ポイント
・身なりの質素さ、清潔感
・細部にこだわり、正確に早く大量にこなす
・需要のある話題、トピックスを先取りし、それほど正確でなくてもまずは第一人者になること
・火消しのリリーフは局地戦ではわざと負け、大局で勝つ
・不要な仕事を作らない、部下に上手に追い越される
・知的に逆張りをする、これから買われる・売られる、どちらかを知るには田舎のおばちゃんと週刊誌がインジケータ
・部下の使い方が旨い人
①認知欲を満たして安心させ
②成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取り
③役職ではなく人と人の信頼関係で動かし
④無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らし
⑤失敗した時は盾になって守り
⑥自分の人脈やノウハウを惜しみなくシェアする