あらすじ
ゴールドマン・サックス在籍21年
資産運用会社の「伝説の元トップ」が明かす・・・
1分で伝え、10秒で決めさせる
これがプロの武器だ!
「絶対話力」=「1分話力」+「10秒話力」
「1分話力」=1分で3つのポイントを伝える
「10秒話力」=10秒で3つのポイントを伝えて、決めさせる
人見知りで、人と会うのも話すのも苦手だった・・・・・・。
そんな人間がどうして生き馬の目を抜く外資系金融の世界で生き抜くことができたのか。
そしてゴールドマン・サックスの資産運用会社のトップまで務めることができたのか。
「絶対話力」は、営業だけでなく、上司に自分の考えを伝えるとき、就職試験で自分自身を売り込むとき、
強い武器になる。
営業マンに限らず、ざまざまな職種のビジネスパーソンに向けて、この武器の威力と使いこなし方を伝授する。
【主な内容】
<プロローグ>外資系金融会社で学んだこと
<PART1>つかむ、伝える、決めさせる―3つのステップ
ステップ1 心をつかむ――信頼関係を築く5段階
ステップ2 大切なことを伝える―相手に役立つ情報とは何か
ステップ3 決めさせる――「クロージング」=詰めの技術
<PART2>絶対話力を鍛える―「1分話力」トレーニング
<PART3>絶対話力をチームに広げる―営業マネージャーの役割
<エピローグ>最も大切な5つの軸――営業の本質
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1分話力=会話というラリーを続けるための力
10秒話力=クロージングするための力
この本は、営業とはどんな仕事なのかということを学べる良書だと思う。
もし営業をやることになったら是非読み返したいし、人に勧めても良さげな本。
営業とは、
①お客様の心をつかみ
②大切なことを伝える
③決めさせること
信頼関係を把握する
1、忙しいんだけどー
2、話は聞いてもらえるけど
3、用件を聞かなくても時間を取ってくれる
4、事前に有益な情報くれたり
5、君にこのビジネスあげる
信頼関係を築く
何が好きなのか
最近何を考えているのか
ご家族、付き合っている人は?
この商品はなぜ必要なのか?
10秒で何を伝えるか
今何が起きているか
なぜそれが起きたのか
ではどうすればいいのか
豆知識
ホワイトビールは小麦メイン
ビールは大麦メイン
印象に残った言葉
当たり前のことを当たり前じゃないくらいやるのがプロフェッショナル
Posted by ブクログ
素晴らしいと思いました。
GS出身の上司から学んだ交渉事におけるポイントがきれいにまとまっている!
私は営業ではないが最近社外の強者どもと交渉する場面が多いのですが、やはり営業に必殺のテクニックなんて存在しないと改めて感じました。
本書にも繰り返し書かれているように大切なことはお客さんのことを想い、商品がいかにそのお客さんにとって有益であるかを考えること。時には交渉相手の社内の立場も考慮することなど、まさに上司から学んだことが書かれていた。
著者は他のインテリ経営者と違って非常に親近感があり、何だか自分でもそうなれそうな気がしてモチベーションが上がります。著者は成功事例だけでなく失敗事例も共有しているので非常に説得力もある。
営業だけでなくどんな部署・ポジションにも通ずるものがあると思います。最後の方にはマネジャーとしてどのように成果を出すべきかについても書かれており、それについても非常に共感した。
ちなみに著者と仕事をしたこともある私の上司にどんな人だったのか聞いたのだが、まさに本で読んだイメージの通りの人でした。
Posted by ブクログ
☆「1分話力」と「10秒話力」
☆買わない理由をすべてリストアップする。
それに対する対処法を準備しておく。
☆「1分話力」のお手本は
「爆笑レッドカーペット」「マバタキ史上最短のお笑いバトル」
計算された営業トークが参考になった。
Posted by ブクログ
学ぶべきはスキルとしての「絶対話力」よりもむしろ営業マンとしてのマインド
「1分話力」と「10秒話力」を合わせて、私は「絶対話力」と呼んでいます。(p33)
お客様に情報を伝え、そして引き出す際に必要となる、要点を3つに絞った「1分話力」。
そしてクロージングの際にしっかりと決めさせる「10秒話力」。
この両方を合わせた「絶対話力」を営業マンは持ちなさい、というのが筆者の主張。
そのトレーニング方法として提示されている内容(p176~190)は極めてシンプルで、
①世の中の様々な事象につき、まず伝えたい事を10個挙げ、その中から3つを選び1分間のストーリーを組み立てる。これを人に話すなり、録音して自分で聞いてみるなりを繰り返し、精度を上げていく。
②想定されるお客様からの質問をカードに書き出し、ランダムに引いては「1分話力」で返す、という事を繰り返す。
③上2つを今度は10秒でやってみる。
上記の通り「絶対話力」というスキルについてはそれほど紙面が割かれておらず、
本書で繰り返し述べられているのは、いかにお客様を知り、どうすればお客様の役に立てるかを追究する営業マンとしてのビジネスマインド。
この筆者の思いが集約されていると感じたのは次の一文。
彼(※元プロ野球選手・西岡良洋氏)が好きな言葉は「当たり前のことを当たり前じゃないくらいやることが大切」です、たしかに、野球選手は当然素振りはします。それを「当たり前じゃないくらい」やり続けること大事だということです。(p174)
Posted by ブクログ
絶対話力とは、1分話力と10秒話力を合わせたもの。どちらも、限られた時間に相手に伝えたい内容を3つきちんと伝えるというもの。
トレーニングの方法は書いてあるが、当然この本を読んだだけでは絶対話力をマスターすることは難しそう。
絶対話力は営業マンのツールとなるものだが、この本には営業マンの心得や営業チームのマネジメントも書かれており参考になる内容だった。
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