あらすじ
どのような分野でも
「成功の型」のようなものがあります。
天才と言われる人でさえ、
そういった基本を土台にして活躍しているのです。
しかし、ほとんどの起業家は、その「型」を知りません。
だから、失敗するのは当然です。
本書の目的は、その「成功の型」を知ってもらうことです。
* * * * * *
毎年、新会社が10万社生まれています。
会社をつくらずに起業する人は数10万人もいます。
安倍政権の成長戦略の中にもベンチャー支援が入って、
ますます起業する人が増えると思われます。
しかし一時的に成功したとしても
10年以内には90%の起業が失敗しています。
経営を成功させるために
「何が必要なのか」
「明日から何をすべきか」
が、わかっていないために……。
「成功の型」さえ知っていれば「成長と継続」ができます。
それが社長として絶対に知っておくべき「経営の12分野」であり、
本書は、48枚のワークシートを使いながら
「経営の12分野」が身につくように構成しました。
10年後も成長し続けるための一冊!
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Posted by ブクログ
起業しない人には関係ないが、起業予定の人、起業仕立ての人にとっては、非常に有益。
著者自身が、起業の中でという意味だけでなく、広く有能な方だとは思うが、そういう人でも難しかった部分を体系化し言語化してくれている貴重な書籍。
例えば、ミッションの作成に関して、
A:記憶に残るか
B:誰かに話したくなるか
をポイントに置き、それを客観的にチェックするポイントが、
①違いは明確か
②短いか
③わかりやすいか
④社会性があるか
というように、自問の助けとなる問いが並んでいる。
振り返る際に、メンターや相談役がいなくても、一つの問いを考えることに何度も役立ちそうだ。
著者の会社で用いられている、一人一人の損益計算書としての「プロフィットメイカー」という発想も面白い。本当に上司はできるのか?稼げるのか?がある程度数値として現れると部下に対する求心力も変わるだろう。