あらすじ
大好評『幽霊の脳科学』の脳神経内科医が、新たな謎に挑む!
「時々、声が聞こえてくるんです」……統合失調症と思いきや「てんかん発作」? 芥川やゴッホが描いた「閃輝暗点」の世界とは?UFOや異世界体験も神経学的に説明可能? 私たちの脳と不可思議な現象の関係を豊富な症例/怪談から解明する、シリーズ第2弾
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Posted by ブクログ
耳なし芳一、山の怪談、ゴッホの描く渦巻き、きさらぎ駅など、古典から現代の怪異まで幅広く脳科学の観点で考察している。過去に類書はあったがなるほどと思わせる箇所は多く面白かった。怪異を全て否定するわけではないが概ね本書の見解で説明できるケースが多数なのではと感じる。
Posted by ブクログ
一見すると説明がつかないような怪異・オカルト体験のうち一定数は脳内の病変あるいは突発的変化によって説明できる。脳神経内科医である筆者が豊富な「症例」をもとに、体験者の脳内に起きている現象を分析する。
明瞭で明るく客観的なリズムのある文体。しかも極力医学的な専門用語を使うことを避け、簡潔に門外漢にも伝わるように書いてくれているので読みやすい。
前著「幽霊の脳科学」に次ぐ著作だが、あいにく前著を飛ばして先にこちらを読んでしまった。前著も近々読みたい。
Posted by ブクログ
怪異を「これは入眠時幻覚」と断じて言い切るとこが笑っちゃう。
怪談の類もむちゃくちゃ難解な言葉で説明された途端に怖さがスッとなくなるという新体験ができる良本。
あとやっぱり睡眠は大事。
Posted by ブクログ
前作『幽霊の脳科学』と同様に、幽霊やUFOなどの怪異を脳科学の知見から分析する一冊。前作よりも、「耳なし芳一」や「きさらぎ駅」など、比較的有名な怪異譚が取り上げられている印象。耳なし芳一については、お経を書いた住職と芳一の間に同性愛関係を想定するなど、若干腑に落ちない部分もあった。一方、きさらぎ駅については、てんかんや失読症、相貌失認などを想定して説明しており、妙な納得感があった。