【感想・ネタバレ】町村合併から生まれた日本近代 明治の経験のレビュー

あらすじ

明治七年の町村七万八〇〇〇、明治二二年の町村一万六〇〇〇弱。明治の大合併、それは新たな境界線を社会に引く試みだった。あいつぐ町村からの異議申し立て、合併後も紛争を抱える自治体……。近世の地縁的・身分的共同体というモザイク状の世界から、近代の大字-市町村-府県-国家という同心円状の世界へ。府藩県三治制、大区小区制、そして明治二二年の大合併にいたる「地方制度」の変遷をたどりながら、近代社会を問い直す。(講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幕府時代の幕領の村のあり方、そして明治期の内務省の松田道之、法務局の井上毅などの地方の位置づけ、三新法、日露戦争後の村のあり方。
内務省地理局の動きも知りたく思いました。

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2014年12月06日

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