あらすじ
「俺の本能は男ではなくすでに」
だらけたヤンキーのいびつな三角関係。
俺たちに独占欲が芽生えた季節の話。
「俺をこんな風にしやがって」
腐れ縁のヤンキーは不変の仲…と思いきや、馳男(はせお)の幼なじみ・次郎(じろう)に彼女ができた。その日から、馳男の心中は嫉妬でヒリつき始める。
そんな馳男の変化に、仲間のハチだけが気づき「なぐさめてやろう」と押し倒してきた。なし崩しで始まった2人の関係は、次郎にも見せつけるように自室やラブホテル、果ては教室…と奔放に続く。
女に奪われた親友を追ううちに、女のように抱かれるようになった馳男の本性とは───。
描き下ろし後日談収録。
感情タグBEST3
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ギリギリまで
どちらとどうなるか分からなくてドキドキしました。主人公があっちを選んだ時には心の中で拍手喝采しましたよ。
それぞれ切ない思いや計算高さ、相手を利用するずるさ、幼稚な独占欲など入り混じっていて心理描写が巧みでした。
恋煩シビト先生の絵や全体を流れる雰囲気は気怠く色っぽい感じがとても好きです。
匿名
サラッと読めるようで深いお話でした。結局ハチが1番冷静に物事を見ていて、ハチの狡くて真っ直ぐな気持ちのおかげで馳男は次郎への気持ちに区切りを付けられたし、次郎もちょっと大人になれたのかなと…
そんなハチを好きになるのは必然だったのかもしれないなぁと…
ハチが幸せそうなのも、馳男がちゃんとハチに恋をして終わっているのも凄く良かったです!
三角関係ものがスキです。
2013年発行なのですね…10年後に初読みでしたが、なんでもっと早く読まなかったのか。すごくイイ‼
表紙のハセオ、全編通して色っぽい。知らなかった自分に気付いていく、感情グラグラしてる様が可哀想カワイイ!
ていうか、名前が付いてるキャラはみんな良い。さとみちゃんと脇田の、モブな見た目なのに展開に欠かせないムーブも推せます。
三角関係
親友の中での三角関係。好きな人に友達という言葉をつきつけられた時の辛さ、、胸が痛くなりました。そしてもどかしかった。
すぐ好きになってくっついてーとかじゃなく、心情とか丁寧に進んでいっていて良かったけど、終盤の展開が早くてそんな終わりかたー?!と終わりはあっさり終わってしまって残念。もっと続きが読みたかったですし、個人的に馳男と次郎がくっついてほしかったから星4でした。
絵が好みだったんですww
表紙の馳男に一目惚れ。黒髪の男に惹かれてしまうんですwwまた登場人物の想いにキュンキュン。馳男の次郎への想い、ハセの馳男への想い…最終、ソッチにいったんだっと私好みの終わり方でgood。出来れば女の子の登場なかったら…登場したから、こんな終わり方になったんだと思うけどぉ〜。卒業の日の馳男の涙にキュン死にしたコーヒーゼリーでした。