あらすじ
東京都内で松川美和という女性が孤独死した。その報を親族に伝えた警察官は衝撃を覚える。松川は二年前に亡くなったというのだ。北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀。ある日、警視庁の刑事から、松川の部屋に警官時代の新内の名刺が残されていたと聞く。彼女のことなど皆目知らないのに。同じ頃、石狩で起きた事件を捜査していた道警の砂本修二は、被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を見つけ……。
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Posted by ブクログ
都内で松川美和という女性が孤独死した。しかし、松川は2年前に亡くなっていた。北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀(よしゆき)は、警視庁の刑事から、松川美和の部屋に警官時代の新内の名刺が残されていたと聞く。同じ頃、石狩で起きたひき逃げ事件を捜査していた道警の砂本修二は、被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を見つけ…。
『百年の時効』があまりにも良かったせいか、意外と辛口のコメントが多い気がする。確かに、いくつかの事件が繋がっていく様がちょっと無理矢理な感は否めないし、もっと丁寧にストーリーを読みたい気もしたが、それ込みでも面白かったし、読みやすかったので星5個。たぶん『VIVANT』を観てるせいか、公安が出てきた時点でなんでもありだなと思ってしまった。
『道警 沢村依里子』シリーズを読んだばかりなので、道警捜査一課の奈良警部の名前が出てきて、ちょっと嬉しかった。
次作の『凍りつく夏』も北海道が舞台。札幌在住の伏尾さんは、これからも道内の作品を作っていくのかな。今後も楽しみ。そして、『凍りつく夏』も楽しみ。
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相変わらず文章がうまい。
スラスラ読めてしまう。
「噛まずに」読める文体で個人的には好きな作家さん。
話は百年の時効のほうが現実的かつ骨太だったなぁ、という印象。
登場人物のひとりの背景が、ちょっとチート感があるというか、たしかに現実にいるんだろうけどピンと来ないなぁ、という感じで、そこだけ物語間が否めなかった。
でもやっぱり、グイグイ読ませる文章力は好き。
次回作も読もう。
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ミステリの感想として褒めているのか微妙ですが、故人となった登場人物の想いとか、感情の機微といった「分からないこと」をそのまま余韻として残すラストがすごく良かったです。
「松川美和」が不幸だったかどうかは畢竟、誰にも断定できないし、してはいけないと思います。
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事件が重層的に展開していき、読み応えのある作品だった。もしかして、と予想しつつ、それがどんどん裏切られていく感覚はミステリーとして秀逸だった。そして結末での安堵。久しぶりに、この人は読み続けていこう、と思えた作品だった。
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都内で 松川美和という初老の女性が孤独死した。しかし 身元確認のため警察官が遺族に連絡をとると、松川美和は二年前にすでに亡くなっているという。
同じ頃、北海道石狩市で 一件の不可解な
ひき逃げ死亡事件が発生する。
そして、松川美和の部屋とひき逃げ死亡事件の被害者の部屋から元北札幌警察署の刑事課に所属していた新内由紀(よしのり)の生活安全課時代の名刺が発見される。
新内(45)は 現在は警察を辞め、児童虐待対応支援員として児童相談所の仕事が決まろうとしていた。
新内にはその二人に会った記憶さえない。
しかし、生活安全課にいた たった二年間の記憶は忘れることのできない思い出と密接に結びついているものだった──。
細かく区切られているので 少しずつ整理しながら読めて助かった。
二つの事件がどんなふうにひろがって、どんなふうに収束していくのかと色々考えながら読んでいたのだけれど、『百年の時効』の時のように見事に収まった。
後半、あ~やっぱりそうなの? と浅はかにも最悪の結末を想像したりもしたのだけれど…。
妻の三春を愛し、“大和” を愛し、刑事という仕事に誇りをもっていたからこそ警察を辞めざるをえなかった新内。
公安から捜一に異動してきて新内につきまとう宝生。
一見違うが似たところのある二人の攻防がおもしろい。
そして砂本の母親の存在が話の幅をさらにひろげる。正直、そっちまでいく? と思わないでもなかったけれど、まぁ 公安がでてるし、タイトルが “誰何” だし、だったら
むしろこっちをもう少し掘り下げてもよかったんじゃないかなぁ。と 個人的な感想です。
最後は諸々 ホッとした。
確かに警察小説だけれど 捜査の妙だけではなく、登場人物たちの人生やその選択がなんとも切なく描かれていてよかったです。
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うーん。家族の物語に帰結するのかな。話は面白かったし、最後まで読めたけど、何を言いたいのかイマイチわからなかった。
遊歩道で死体が発見された。近くの十字路で跳ねられた交通事故の被害者のようで、その時は自転車に乗っていたと思われ、自転車も発見された。新聞配達の女性が音を聞いて見に行ったが、被害者も車もなかったらしい。この事件の捜査の主導は交通課で捜査一課ではない。
新内は警察OBとして児童相談所に再就職した。今日は家庭訪問。一度は育児放棄して乳児院に2歳の娘を預けていたが、決意新たに自分で育てることにした母子だ。
加害車両が確認されて、所有者が判明した。だが彼はずっと無断欠勤していた。同僚がLINEを送っても既読になっていない。
ショッピングモールで加害車両がみつかった。車の中に人間の遺体があった。他殺体のようだ。
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王道の骨太の刑事ものやっぱりいいですね!
地道な捜査をして、少しずつ真実に近づくのがいいですね!
公安が出てるとやっぱりVIVANTしか思い出さないのは、今読んでるからなのかな?
『百年の時効』が良かったので、本作を読むのをとても楽しみにしてました!
その女性は「二度」死んだ。
顔も声も知らないあなたは、いったい何者なんだ?
「誰何」というタイトル通り、本当に「あなたは一体、誰なの?」という感じで、一気読みでした!
親子、夫婦、養子縁組など家族について考えさせられる。
結果、いろんな伏線が絡まってて、本当に面白すぎる。1度読んだら、改めて読み返したくなる1冊。
Posted by ブクログ
あるひき逃げ事件から物語が始まるが、それはきっかけに過ぎず、そこから謎が深まりまた別の事件が起き…と読み応えのある一冊だった。
親子が物語の大きなテーマになっている。
親子関係って産まれたときには誰もが持っている人としての根っこの部分であり、それが揺らぐってすごく大きなことだなとあらためて感じた。
それが養子ともなるとなおさら…。
養子縁組について知らないことも多く、特にどれだけ大切に育てていようが実親の一言によって養子が取り戻されてしまうことはショックだった。
登場人物一人ひとりが抱えているものが重たく、読み終えたときは切ない気持ちだった。
壮大な物語なわりに最後はあっけなく終わってしまった感じ。
宝生との関係、砂本の過去、新内夫妻のこれからなどが最後ぐいっとまとめられており、気持ちが追いつかないまま終わってしまった。
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書き出しから、一気読み。
変死した女性の家族に連絡すると、その女性は、2年前に亡くなっていることを告げられる。
そこから話が始まると思いきや、並行して児童相談所に勤務する主人公の話へ、場所と年月が行ったり来たりするが、混乱せずに読ませる展開で読みやすかった。
Posted by ブクログ
『百年の時効』が壮大な警察小説で面白かったので、伏尾美紀さんの作品2作目。
東京都内で孤独死した松川美和。しかし、松川は2年前に亡くなっているはずだった。では、この人は誰なのか? 北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀(しんうちよしのり)。松川の部屋に警官時代の新内の名刺がなぜか残されていた。また同じ頃、道警の砂本修二は石狩で起きたひき逃げ事件を捜査していた。その被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を見つける…
全く関係のない2つの事件で、なぜ新内の名刺が残されていたのか。警察を辞めた新内ではあったが、真相解明のために巻き込まれていく。
登場人物1人1人が丁寧に描かれていて、悩みを抱え葛藤しながらも生きていく姿に共感。
個人的には、三春の明るくポジティブなところが好き。そばにいてくれるだけで元気になれる。
「入念に準備して、精いっぱいおもてなしをしても、ケチをつける人はつける。自分でコントロールできない部分にいちいちクヨクヨしてもしょうがないじゃん」
マイナス思考になりそうなときに、三春のこんな言葉に救われる。
Posted by ブクログ
『その女性は二度、死んだ-』
【誰何】意味: 相手の姓名や正体がわからないときに、声をかけて誰であるか尋ねること。また、そのように人を呼び咎めること。
「あなたは、誰なんだ?」
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東京都内で松川美和という女性が孤独死した。事件性は無かったが、身元確認の為 北海道に住む親族へ電話連絡をするが、「ふざけるな!」と怒鳴られる。
松川美和は 二年も前に病院で病死したと…。
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北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀(よしのり)。ある日、宝生という道警 捜査一課の刑事が 新内の前に現れる。
東京で亡くなった美和の部屋から、警察官時代の新内の名刺が見つかったと言う。
新内は突然の話に戸惑う-。美和とは一度も会ったことが無く顔も知らないのに何故…?と。
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同じ頃、道警の刑事、砂本は奇妙なひき逃げ事件の捜査に当たっていた。
轢き逃げ事件があったと思われる現場には、被害者の自転車とクーラーボックスだけが残され、被害者の遺体は そこから八キロも離れた場所で見つかった。轢き逃げ?死体遺棄? 交通課と刑事課の合同捜査が行われる。
捜査中、砂本は被害者の部屋から意外な物を見つけ咄嗟にポケットへ隠した。それはかつての先輩である警察官時代の新内の名刺だった。
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松川美和、轢き逃げ事件の被害者、両者ともに面識のない新内。
二枚の名刺は どのような経緯で二人の元へ渡ったのか…。
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伏尾さんの新刊〜(*´`*)
楽しみにしてました!
やはり導入部分から面白かったです。
二年前に親族に看取られ亡くなった美和とは、本当は何者なのか?
奇妙な轢き逃げ事件の真相は?
というミステリーにはとどまらず!
どうやら新内も何か重大な事を隠していそうなんですよ〜。
警察官を辞めた理由もね…。
わかると切ない!
そして脇を固める登場人物の宝生と砂本。
こちらも なにやら悲しい過去を抱えている様子で…。
その全ての謎に共通するワードは
「母性と父性」だと思いました。
近くにいられなくても子を愛する気持ち。また 間違った親の愛もありましたが、みんな「子の幸せ」を願っていることには変わりない。そんなメッセージがあったように思います。
話が進んでいくにつれ、事件が意外なところで繋がった時はもう!もう!
「え?!え?! あの人が犯人とか、嫌なんだけど!!」とドキドキしてしまった。
最近 疲れ気味で、実は話が複雑に思えて
「結局 美和って何だった?」ってこんがらがったりしましたが笑
ラストは「子どもに注がれる無償の愛」を感じてキュっとなりました( •̥-•̥ )
飄々とした宝生とか、どことなく影のありそうな砂本のキャラもよかったな〜
よし!
「最悪な相棒」も読まねば!!
Posted by ブクログ
東京で松川美和という女性が孤独死し、その死が親族に伝えられたものの、親族は彼女は二年前に死去していると言う。それはいったい何者だったのか。一方北海道では轢き逃げによる死亡事故の捜査がされていたが、捜査に当たっていた砂本は被害者宅からかつての先輩刑事である新内の名刺を発見する。そしてその新内は、面識のない松川美和の部屋から自分の名刺が見つかったことを知らされていた。一見かかわりのない二つの事件の謎を追うミステリです。
元刑事であり現在は児童相談所の職員である新内と、現役刑事である砂本。双方の捜査が徐々に繋がっていく物語ですが、終盤になるまでなかなか真相が見えません。もどかしいながらも、その過程が印象的でした。特に元公安刑事の宝生に付き合わされて(笑)松川美和の過去をたどる新内のパートが、物語を重厚にしています。松川美和はなぜ家族のもとから去ったのか、その物語だけで充分に読みごたえがありました。
謎の部分は、ひたすらに不穏さをかき立てられながらも一向に見えない真相。ついに犯人の名が明かされたときに「は?」ってなったのは私だけなんでしょうか。まさかそこで繋がるか!
Posted by ブクログ
夢中になって読みました。
ただ、やはり百年の時効の方が納得感はあっかたも⁈
事件なのか事故なのか…話が多岐に渡ったため、どう回収されるのか予想がまったくつかなくて、終盤はスピードアップして読み進めました。
どことなく、『ある行旅死亡人の物語』を彷彿とさせる部分もありました。
全体的に、偶然が多過ぎる⁈という感じは否めませんでしたが…
今作も魅力的なキャラクターが登場していたので、今後、また彼が主役のストーリーも読んでみたいな、と思いました。
Posted by ブクログ
表紙がすごく綺麗。誰何っていうタイトルも惹かれるものがあった、表紙買い。主人公の元刑事がずっと淡々としており、読んでこいつにはあまり感情がないんか?って思ってたけど最後まで読んで奥さんを殺人犯として疑ってたからかと納得。養子縁組の話が印象深く、やっぱり自分の子供は自分で育てたいよね。けど気持ちだけじゃどうにもならなくて手放すことを余儀なくされる人と、自分の都合で手放す人、温度差がすごくて事件も気にはなるけどこの児童相談所とその母親側のストーリーも気になってしまった。主人公夫婦が子供をめぐって振り回されてしまっていたのがとても辛かった。
2人の松川美和の謎と川で見つかった遺体の事件で概ね進むけど、ちょっとえ?って思ったのが工作員のリラの方の松川美和の息子が主人公の後輩の砂本っていうのがびっくりした。びっくりというかそんな身内に答えを持ってこないでもええんやないかと。
養子縁組とか工作員とか事件をめぐってうまくストーリーが動いてて面白かったけど、やっぱり砂本の立ち位置が意外と高いのは少し違和感。けど!、
面白かったのは面白かったですぅ!!!ありがとうございました!!
Posted by ブクログ
元刑事で、現在は児童相談所の臨時職員として働く新内由紀が事件の謎を追う、どこか昭和のミステリー劇場を思わせるような作品だった。
「二年前に亡くなったはずの女性が、別人としてもう一度死んでいる」という奇妙な事件から始まり、東京と北海道、それぞれの場所で起こった事件が、残された一枚の名刺によってつながっていく。元刑事の新内と現役刑事の砂本、それぞれの捜査が交差しながら、少しずつ真相に近づいていく展開が面白かった。
ちょうど同時期に、誉田哲也の『たとえば孤独という名の嘘』も読んでいたため、どちらにも工作員が登場し、頭の中で混同して仕方がなかった。それでも本作は文章も展開も分かりやすく、大変読みやすい作品で、ほぼ3日で読み終えた。難しく考えず、次々と謎がつながっていく面白さを楽しめるミステリーだった。
Posted by ブクログ
始めは児童相談所の職員になった「新内」という話と、石狩湾新港での事故を捜査する「砂本」という北海道警の刑事の話の2軸で始まりますけど、読み進めていくうちに実はこの2つの話は繋がっていました。舞台が自分が学生のときに何回も行っていた場所だったんで、わりと想像しやすかったです。確かに舞台は札幌市と石狩市の境目あたりで、道路も広く海にも近い場所です。
ストーリーは二転三転していく感じで飽きませんでした。また、今の日本の事情をなんとなく読者に語りかけようとしてました。児童相談所の子どもの保護や親権問題・北海道新幹線の札幌延伸に向けての用地買収・隣国からのスパイ・ヒグマについて上手く描いてました。二転三転していく構成は、去年読んだ「ある行旅死亡人の物語」に似てたような気がします。
面白かった作品でした。いずれ映画化してほしいです。
Posted by ブクログ
東京都内で孤独死した松川美和という女性
しかし、その女性は既に2年前に死去していた…
この女性は誰なのか?
そしてこの女性の部屋に残されていた名刺は北海道警察を辞め、児童相談所に勤める新内由紀の警察時代のものだった…
さらに同じ頃、石狩で起きたひき逃げ事件の被害者宅からも同じ新内の名刺が発見される
異なる場所に残された名刺が意味するものとは…
今作もやはり北海道が舞台
序盤のひき逃げ事件が大きな物語に広がっていく警察小説ではあるが…
その真髄は深く重厚な人間ドラマにある
登場人物の全てに過去があり、抱えているものがあり、その感情の機微も様々だ
特に親子関係について深く考えさせられた
正直、作中の感情を理解できず読後少しモヤモヤするところもある
でもそれは登場人物の宝生が言った「世の中には、曖昧にしておいた方がいいこともありますよ…」
ということに集約されているのだろう
Posted by ブクログ
複雑?!題名の意味を考えてしまう。
すっかり伏尾先生の作品の虜になり、手に取ってみた!
内容は面白かったです。が、ちょっとだけ辛口。
あくまでもフィックションなんだけど、
ちょっとここ、無理ないか?って思う部分はあった。
ということで星3点‥。
ただ北海道札幌市が舞台なのはやっぱり読みやすいのよね。。次は最新作 凍りつく夏 を読むのだ!
Posted by ブクログ
初めて伏尾美紀さんの本を読みました。
中盤まで納得行きやすい展開だったのですが、終盤から、なりすました大事な経緯のところで、今ひとつ腑に落ちにくい印象を受けてしまいました。読解力のないせいもあるかも?
新内と宝生の会話は、何を企んでるのか?本意は何か?と思わせてくれる内容でした。
ラストは、心地よかったです。
Posted by ブクログ
百年の孤独は、事実をもとに作者独自の解釈や一部想像も交えて書かれた大力作で、とても読み甲斐がありました。本作は同じく児童相談所や養子縁組制度の問題、若者の変質的な行動や異常な心理、工作員から国を守る公安の活動といった様々な社会問題をテーマに書かれているのですが、あまりにも問題が多すぎてとてもこの一冊では書ききれなかったのではと思います。また、ものすごく多い伏線を回収するのに苦労され、かなり無理な真相への展開があり、正直にいって残念です。3倍ぐらいのボリュームでゆっくり書かれるとまた違ったものになったのではないかと思います。伏尾さんファンなので頑張ってください。
Posted by ブクログ
思いがけない事が次々と起こり、飽きさせない筋立ては良くできてると思いました。しかしながら主人公の名刺が意外な人物が所持していた理由づけは、偶然に頼り過ぎな気がしました。
Posted by ブクログ
途中までは面白かったしワクワクして見れたけど工作人が出てきたあたりから、いや…うん…うん…?ってなってあまりすっきりせず。好みではないなという感想
Posted by ブクログ
人物の描写が丁寧で、伏線回収にも気を配り、よくできた作品だと感じるが、丁寧な割には主人公のかかわりかたや公安の動きなどは現実離れしていて、入れ替わりのからくりも最後に急に取ってつけたような説明で釈然とせず、もやっとしたものが少なくなかったのも事実
Posted by ブクログ
ひき逃げ事件の真相や、松川美和を名乗っていた人は誰なのか?などの謎がわかっていくところも面白かったが、児童相談所に対して日頃思っていた疑問がそういう理由なのかと知れた所もよかった。養子のこともあまり知らなかったので、そこも。制度がかわってよかった。
元公安の宝生はもし、今後もこの世界線の話があればでてきそう。
Posted by ブクログ
面白かったけど、少し物足りなさは感じた。
2時間ドラマの警察物を観ているようなそんな物語。
飽きさせない展開は良かった。けど、終盤にかけて色々な物事が重なっていく展開はもっとページを使って欲しかったかなーと。
Posted by ブクログ
とても良かったのだが前作に比べると少し物足りなかった感じがする
感動 ⭐️ ⭐️
驚き ⭐️ ⭐️ ⭐️
学んだ ⭐️ ⭐️
再読 ⭐️ ⭐️ ⭐️
人に勧める ⭐️ ⭐️ ⭐️
Posted by ブクログ
散りばめられたいくつもの謎の点が
どのようにつながってひとつの線となるのか
興味津々だったけれど
終盤にかけて謎が解き明かされていくものの
心を動かされるような熱も強さも感じなかった。
元刑事の主人公や妻、元同僚など
それぞれに喪失感を抱えているのはわかるけれど
その辛さや痛みがあまり届いてこなかった。
結局、誰が何者で、何を思っていたのか
核心まで辿りつけないままだった…
Posted by ブクログ
序盤の不審なひき逃げ事件から、物語が大きく広がっていく展開は面白かったものの、次第に本筋から逸れ、最後はまとめきれずに終わってしまった読後感。期待が大きかった分、結末にやや物足りなさが残る一冊でした。
Posted by ブクログ
いくつもの事件が絡みあっている分、おもしろいとも言えるし、とっ散らかっているとも言える。話の展開はテンポ良くて、サクサク読めたけど。
二人の女性の謎も…うーん共感できなかった。『なるほど、そういうことか!」「そうするしかないよね〜」って部分がない。「何それ?」って感じ。
公安の男も、謎っぽく描いているけど、何がしたいのかわからない。名刺を持っていた理由とか、マークされていた理由とかも不自然。