あらすじ
東京都内で松川美和という女性が孤独死した。その報を親族に伝えた警察官は衝撃を覚える。松川は二年前に亡くなったというのだ。北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀。ある日、警視庁の刑事から、松川の部屋に警官時代の新内の名刺が残されていたと聞く。彼女のことなど皆目知らないのに。同じ頃、石狩で起きた事件を捜査していた道警の砂本修二は、被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を見つけ……。
感情タグBEST3
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事件が重層的に展開していき、読み応えのある作品だった。もしかして、と予想しつつ、それがどんどん裏切られていく感覚はミステリーとして秀逸だった。そして結末での安堵。久しぶりに、この人は読み続けていこう、と思えた作品だった。
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冒頭で知らされる、孤独死した女性は2年前に死去している事実。
タイトル通り、ではこの女性はいったい誰なのか?が1番の謎になる。
この謎を追う新内と、ひき逃げ事件を捜査する道警の砂本と、もしかして絡むのか?関係あるのか?
少し複雑な背景と人間関係なのでわかりにくい部分はあったけど、全部繋がる凄さが面白い。
被害者だからいい人間とは限らないし、犯罪者だら悪い人間だとも限らない。
親が子を思う気持ちに勝るものもないのかも知れない。
帰れる家、帰りたい家があるって平和で素晴らしいことなのだと感じられる。
ページ数の割に入り込めるし伏線回収がみごと。
今回も面白かった!
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一体の死体が発見され交通事故から死体遺棄事件か?と捜査が進む中、明かされない過去を持つ元刑事がある女性の足跡を追う
点と点が線になり、登場人物達の過去が絡み合っていく
最近はハードボイルド作品が少なくなった感じがしてたので、こういう影のあるどっしりとした作品が出てきてくれてうれしい
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重厚な人間ドラマ・社会派ミステリーを読みたい人におすすめ! ただの警察小説、謎解きでは終わらない、登場人物全員の人生と痛みが胸に迫る本格ミステリー
■あらすじ
東京都内で松川美和の死体が発見された。親族に連絡をすると、彼女はすでに亡くなっている人物だという。ではこの人物はいったい誰なのだろうか?
元北海道警察の刑事で、現在は児童相談所の職員として働き始めた新内。彼のもとに警視庁の刑事がやってきて、松川美和のことを聞かれる。彼女の部屋に新内の名刺が残されていたのだ。
同じころ、北海道の石狩市でひき逃げ事件が発生。北海道警察捜査一課の砂本刑事が捜査を進めていくと、被害者の自宅からも新内の名刺が発見される。新内はどちらの人物にも面識がなく、全く覚えがなかった…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 新たな警察小説の書き手、伏尾美紀先生の新作ミステリー。
いつものとおり事件を追う捜査パートは濃厚濃密なんですが、今回はさらに警察官の描写が素晴らしい。あたりまえなんだけど、警察官彼らもひとりの人間なんです。家庭もあり、悩みもあり、失敗もある。本作は、人間の生き様を絞り出しているところが一番の読みどころですね。
今回はふたつの事件を追う物語。北海道で発生したひき逃げ事件と、東京で発見された死体が誰なのかわからないという事件。まるで関係なさそうなふたつの事件なんだけど、なんと被害者の部屋から同じ名刺がでてくる。
それは北海道捜査一課の元刑事、新内由紀の名刺で本人には覚えがない。いったい被害者ふたりと新内には、どんな関係性があったのだろうか? そして事件の犯人、真相は? という筋立て。
ひき逃げ事件は砂本刑事が追い、並行して東京で発見された死体の正体は新内が追うことになる。彼らは先輩後輩の仲でもあり、かつて捜査一課で同じ釜の飯を食った戦友でもあるというのもポイントです。
捜査に当たっては、警察内部の駆け引きや特別な捜査部門などの現実も描かれる。この辺りのリアリティさの書き込みは流石と言ったところで、興味津々に読むことができますね。もちろん捜査自体も粘り気のある職人芸が楽しめます。なんつーか…、やっぱりどんな職業でもプロってのは怖いなーと思いました。
今回の読みどころのひとつ、事件の背景ですよね~ 本書のタイトル『誰何』とはよく名づけられたもので、死体の身元と背景が分からないという謎で物語をけん引していくのです。疑うことにかけては海千山千、新内の聞き込みっぷりと宝生刑事とのやりとりが生々しくていいんすよね。
そしては人間を綿密に描いた小説でもある。生きるために大切なものを犠牲にする人、親に向いてない人、必死にもがきながらも上手に生きれない人。誰しもが封じ込めておきたい過去があるのですが、清算できずに背負い続けている人がいる。本作では容疑者や犠牲者だけでなく、警察官もふくめ登場人物すべての人間ドラマが描かれるのです。
警察小説でありながらも、人間の光と影を映し描いた物語。今後の作品にも期待しています!
■ぜっさん推しポイント
新内夫婦のあるエピソードを読むと、胸が張り裂けるような思いになります。今は改善されたとのことですが、おそらく現実に同じような体験をした夫婦がいたんでしょう。気持ちはわかるから、あなたが悪いとか責め立てるわけにもいかないでしょうし。なんとも切ないです…
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若い男性が轢き逃げされた事件と、孤独死した女性の身元を追う事件。どちらも一筋縄ではいかず、謎めいている。この全く異なる2つの事件、両方に立ち位置をもつのが、元捜査一課刑事の由紀だ。由紀自身、警察を辞めることになった経緯にも事情が見え隠れするうえ、公安と警察という素性の謎めいた宝生に声をかけられ、捜査に関わることとなったりと、「なぜ?」が積み重なっていく。
こんなにも謎だらけなのに、物語は流れるように進み、全てがどうつながってくるのか、ページをめくる手が止まらない。そして、広げるだけ広げた謎は見事に回収され、結末を迎えるのだ。
ただ、正直なところ、見事すぎる。だからこそ、この物語には、現実との乖離というか、不自然さを感じてしまった。
しかし、内容だけではなく、北海道を舞台にしたスケールの大きさは圧巻だ。そして、石狩川、茨戸川、伏籠川と、たくさんの川が長い歴史の中で分岐し、また一つになって海へつながっていく様子が、登場人物たちの数奇な人生を象徴しているようで、物語に重厚さを醸し出していた。
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東京で孤独死した女性の謎を追いかける警視庁の宝生刑事が近づいたのは、北海道警察の元刑事で今は児童相談所の臨時職員の新内である。
そして、北海道警察の新内の元同僚が捜査しているのは、ひき逃げ事件である。
警視庁の宝生が、公安だったことや掴みどころのない飄々とした態度に不安な新内が、彼と行動することによって徐々に真実に近づいていく。
一方で、ひき逃げ犯とひき逃げされて死亡した男の過去も明らかになるのだが、それも複雑だった。
異なる場所に残された、かつて刑事だった新内の名刺が意味するものは…。
この二つがどう繋がっていくのか…
最後まで目が離せなかった。
複雑に絡み合う事件には秘められた過去があった。
最後まで予想つかなかったのは、隠していたことが多かったからだが、だからこそ集中して一気に読めた。
Posted by ブクログ
大変面白かったです。
多分一昔前ならこういう作品が映像化されてたのだと思う。
こういうインパクトや衝撃、驚きではない丁寧な警察小説を久しぶりに読んだ気がする。
また復活しないかな……2時間サスペンス枠……(脱線)
最後にKiroroのもう少しが脳内で流れた笑。
最初に提示された問題、話題(今回でいえば親子)が事件の根幹に関わってくる感じも2時間サスペンスだった。
にしてもおそらく多くの読者が感じたであろう中盤までの(あ、これ胸糞悪い感じに終わるのでは……?)という嫌な予感がまた面白かった。
頭の中で誰が誰の子どもだ?と考えながらよんでパンクしてた笑
砂本はまあ誰かの子どもなのだろうとは思い至っていたが。
あと宝生の得体のしれなさがよかった
好きなのはと聞かれれば砂本だけど
一見、というか本当に終盤近くまで交わらなかった様々なことが最後怒涛のごとく回収されて言って笑ってしまった
すごい
あなたは誰なのか、タイトル回収も上手いと思う
リラはどういう気持ちで最期を迎えたのか、分からないけど砂本が真実を知ることないままでいる方がリラにとっては幸せなのか……
2時間サスペンスなら多分最後にあの通報された家族が出てきて父親とかが「俺、ちゃんと真面目に働くことにしたっス」とか頭下げてきて子どもたちが笑って奥さんに良かったねやって言われながら手を繋いで歩くシーンが追加されるかもしれない(誇大妄想)
Posted by ブクログ
都内で 松川美和という初老の女性が孤独死した。しかし 身元確認のため警察官が遺族に連絡をとると、松川美和は二年前にすでに亡くなっているという。
同じ頃、北海道石狩市で 一件の不可解な
ひき逃げ死亡事件が発生する。
そして、松川美和の部屋とひき逃げ死亡事件の被害者の部屋から元北札幌警察署の刑事課に所属していた新内由紀(よしのり)の生活安全課時代の名刺が発見される。
新内(45)は 現在は警察を辞め、児童虐待対応支援員として児童相談所の仕事が決まろうとしていた。
新内にはその二人に会った記憶さえない。
しかし、生活安全課にいた たった二年間の記憶は忘れることのできない思い出と密接に結びついているものだった──。
細かく区切られているので 少しずつ整理しながら読めて助かった。
二つの事件がどんなふうにひろがって、どんなふうに収束していくのかと色々考えながら読んでいたのだけれど、『百年の時効』の時のように見事に収まった。
後半、あ~やっぱりそうなの? と浅はかにも最悪の結末を想像したりもしたのだけれど…。
妻の三春を愛し、“大和” を愛し、刑事という仕事に誇りをもっていたからこそ警察を辞めざるをえなかった新内。
公安から捜一に異動してきて新内につきまとう宝生。
一見違うが似たところのある二人の攻防がおもしろい。
そして砂本の母親の存在が話の幅をさらにひろげた。正直、そっちまでいく? と思わないでもなかったけれど、まぁ 公安がでてるし、タイトルが “誰何” だし、だったら
むしろこっちをもう少し掘り下げてもよかったんじゃないかなぁ。と 個人的な感想です。
最後は諸々 ホッとした。
確かに警察小説だけれど 捜査の妙だけではなく、登場人物たちの人生やその選択がなんとも切なく描かれていてよかったです。
Posted by ブクログ
夢中になって読みました。
ただ、やはり百年の時効の方が納得感はあっかたも⁈
事件なのか事故なのか…話が多岐に渡ったため、どう回収されるのか予想がまったくつかなくて、終盤はスピードアップして読み進めました。
どことなく、『ある行旅死亡人の物語』を彷彿とさせる部分もありました。
全体的に、偶然が多過ぎる⁈という感じは否めませんでしたが…
今作も魅力的なキャラクターが登場していたので、今後、また彼が主役のストーリーも読んでみたいな、と思いました。
Posted by ブクログ
表紙がすごく綺麗。誰何っていうタイトルも惹かれるものがあった、表紙買い。主人公の元刑事がずっと淡々としており、読んでこいつにはあまり感情がないんか?って思ってたけど最後まで読んで奥さんを殺人犯として疑ってたからかと納得。養子縁組の話が印象深く、やっぱり自分の子供は自分で育てたいよね。けど気持ちだけじゃどうにもならなくて手放すことを余儀なくされる人と、自分の都合で手放す人、温度差がすごくて事件も気にはなるけどこの児童相談所とその母親側のストーリーも気になってしまった。主人公夫婦が子供をめぐって振り回されてしまっていたのがとても辛かった。
2人の松川美和の謎と川で見つかった遺体の事件で概ね進むけど、ちょっとえ?って思ったのが工作員のリラの方の松川美和の息子が主人公の後輩の砂本っていうのがびっくりした。びっくりというかそんな身内に答えを持ってこないでもええんやないかと。
養子縁組とか工作員とか事件をめぐってうまくストーリーが動いてて面白かったけど、やっぱり砂本の立ち位置が意外と高いのは少し違和感。けど!、
面白かったのは面白かったですぅ!!!ありがとうございました!!
Posted by ブクログ
元刑事で、現在は児童相談所の臨時職員として働く新内由紀が事件の謎を追う、どこか昭和のミステリー劇場を思わせるような作品だった。
「二年前に亡くなったはずの女性が、別人としてもう一度死んでいる」という奇妙な事件から始まり、東京と北海道、それぞれの場所で起こった事件が、残された一枚の名刺によってつながっていく。元刑事の新内と現役刑事の砂本、それぞれの捜査が交差しながら、少しずつ真相に近づいていく展開が面白かった。
ちょうど同時期に、誉田哲也の『たとえば孤独という名の嘘』も読んでいたため、どちらにも工作員が登場し、頭の中で混同して仕方がなかった。それでも本作は文章も展開も分かりやすく、大変読みやすい作品で、ほぼ3日で読み終えた。難しく考えず、次々と謎がつながっていく面白さを楽しめるミステリーだった。
Posted by ブクログ
始めは児童相談所の職員になった「新内」という話と、石狩湾新港での事故を捜査する「砂本」という北海道警の刑事の話の2軸で始まりますけど、読み進めていくうちに実はこの2つの話は繋がっていました。舞台が自分が学生のときに何回も行っていた場所だったんで、わりと想像しやすかったです。確かに舞台は札幌市と石狩市の境目あたりで、道路も広く海にも近い場所です。
ストーリーは二転三転していく感じで飽きませんでした。また、今の日本の事情をなんとなく読者に語りかけようとしてました。児童相談所の子どもの保護や親権問題・北海道新幹線の札幌延伸に向けての用地買収・隣国からのスパイ・ヒグマについて上手く描いてました。二転三転していく構成は、去年読んだ「ある行旅死亡人の物語」に似てたような気がします。
面白かった作品でした。いずれ映画化してほしいです。
Posted by ブクログ
一見、関係なさそうな事件が散りばめられ、「一体どう繋がるんだ?」と楽しめて読めた。まさかの公安&スパイ事案とは予想出来なかった。
「100年の時効」では書きたいことを全て書いているんじゃないか、というくらい文章が読みづらかったが今作は比較的読みやすく良かった。余計な脱線や寄り道もなくテンポもいい。(説明が多いと感じる部分もあった)
一つ不満があるとすれば女性スパイが元警官の男性の名刺を持っていた理由。流れで辿り着いた、という訳ではなく単なる奇跡的な偶然というのが個人的に微妙だった。
名刺を持っていた理由についても読者の中では結構な謎だった、にもかかわらず単なる偶然で済ませてしまったのが惜しい。
Posted by ブクログ
兎に角、今問題となっている数々を、取り込んだ意欲作だったな!
行旅死亡人や、NPO絡みの児童相談所及び養子縁組問題、背乗りやスパイそして公安警察。ドレもコレも色々な暗部があるし、そこら辺を充分滲ませたストーリー!
まだまだ、読んでみたい作家さんでした。
Posted by ブクログ
なかなか良かった
繋がりが不明な中、語られるひき逃げと身元を偽った女性の謎
それがラストに繋がりを見せた時に、普通にびっくりした
3332冊
今年231冊目
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事件の謎は非常に気になった。
だが、ある意味小説らしい都合のいい話だなと思った。
なんでもそんなに偶然が続くのかなと感じて、少しストーリーにはうんざりした。
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序盤の不審なひき逃げ事件から、物語が大きく広がっていく展開は面白かったものの、次第に本筋から逸れ、最後はまとめきれずに終わってしまった読後感。期待が大きかった分、結末にやや物足りなさが残る一冊でした。
Posted by ブクログ
いくつもの事件が絡みあっている分、おもしろいとも言えるし、とっ散らかっているとも言える。話の展開はテンポ良くて、サクサク読めたけど。
二人の女性の謎も…うーん共感できなかった。『なるほど、そういうことか!」「そうするしかないよね〜」って部分がない。「何それ?」って感じ。
公安の男も、謎っぽく描いているけど、何がしたいのかわからない。名刺を持っていた理由とか、マークされていた理由とかも不自然。
Posted by ブクログ
都内で死体で発見された女性はなぜか北海道警察元刑事の名称を持っていた。さらにその女性は数年前に死亡届が出されていた。一体何があったのか。そこに道内で起こった不審なひき逃げ事故も関連して。。
読みやすかった3.6
Posted by ブクログ
児童相談所に勤めることにした元刑事が2度死んだ女性の過去を追うのと並行して、道内で起きた自転車事故の調査を書いた作品。
児童相談所のことを書いたのはそこ絡みのことが書きたかったからだと思われるが、正直つなげるのは無理があったのと、2つの事件をつなげるのも結構な無理を感じてしまい、この2つなら別に話が分かりにくくなる並行の記載はなくてもいいのでは?という思いが消えなかった。
Posted by ブクログ
元警察官で現在児童相談所で働く新内と、現役刑事の砂本の2人が主人公。砂本が捜査するひき逃げ事件と、新内が探す行旅死亡人の正体…2つの事件がどう関係するのかとワクワクしながら読みました。
丁寧な捜査によって、ひき逃げ事件の思わぬ真相が少しずつ明らかになっていく過程はとても面白かったです。
ただ、二つの事件を無理矢理結びつけた感が少ししてしまいました。行旅死亡人を出したかったのかもしれませんが、この人物を絡ませなかった方が面白かったかも…。行旅死亡人が入れ替わっていた女性の足跡を辿る北海道の旅はロードムービー的な面白さがあるんですが。
また、児童相談所の仕事について最後はほとんど描かれずに終わってしまい、どうなったの?と少し消化不良感が残りました。
Posted by ブクログ
登場人物が 絡み合って 終盤に解ける〜は いいのだけど、何か 足りなくて 何か 煩くて。すごく読んでみたい度が高かったから 伏尾美紀さん好きだから無条件におもしろいだろう〜の思いが ちょっと 萎んだ。
新内さんと宝生さんのやりとりは さすが!と思ったけど 事件が はぁ? って感じ。もっと根深くてドロドロを読みたかった。絡み合いが 解けるのも とって付けた感じがしたし。なんだろうなぁ。なんか すっきりしなくて 読んでみたい度 の始末 どうつけようか?という感じ。沢村依理子の活躍を読みたい!!
Posted by ブクログ
真相に迫ろうとすればするほど、真実がどんどん遠ざかり、深い霧の中に迷い込んだような心持ちになった。
社会問題も絡めた、謎が謎を呼ぶ展開にいつの間にか夢中になったが、ちょっと納得できない部分が出てきて、消化しきれずに終わった…
かなり終盤まで自分の中で盛り上がっただけに、残念でした。
Posted by ブクログ
100年の時効を待っている間に先にこちらを。改正前の養子縁組は養親と半年過ごしその後、出産した親に戻される事もあり得たなんて。子どもを手許に取り戻し、再度養子に出す、それを知った最初の養親の気持ちは計り知れない。
東京で死んだ女性は2年前に死んでいた。北海道でのひき逃げ。2つが絡み合いたくさんの事件、死亡者があり何度も戻って読み返した。一読目で理解できる人が羨ましい。正直いろいろ起こりすぎて持て余し気味。
Posted by ブクログ
誰何と書いて“すいか”と読む。
相手が誰であり何者かを問う行為を指す。
前作『百年の時効』が素晴らしかった伏尾美紀さんの新作も、重厚感のあるミステリーだ。
松川美和を名乗る二人の女性の死、石狩で起きたひき逃げ事件、更に養子縁組や北朝鮮工作員まで、さまざまな要素が複雑に絡み合い、かなり集中力を要した。
後半まで全く先が読めず脳内が混乱する中、少しずつ点と点が繋がり一本の線になったかと思いきや、終盤の二転三転と新事実に衝撃を受ける。
ミステリーと人間ドラマが密接に響き合い、読後に見返したタイトルの意味が深く腑に落ちる。
Posted by ブクログ
元警察官の新内とその元部下の砂本が抱える二つの事件の話。
疲れた時に読んでいたからかすごく頭に入ってきにくい気がした。読んではいるがいまいち理解しきれないまま終わってしまった。ちょっとしたそういうことかはあったが、まぁそうなんだという感じだった。