ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
10pt
東京都内で松川美和という女性が孤独死した。その報を親族に伝えた警察官は衝撃を覚える。松川は二年前に亡くなったというのだ。北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀。ある日、警視庁の刑事から、松川の部屋に警官時代の新内の名刺が残されていたと聞く。彼女のことなど皆目知らないのに。同じ頃、石狩で起きた事件を捜査していた道警の砂本修二は、被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を見つけ……。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
重厚な人間ドラマ・社会派ミステリーを読みたい人におすすめ! ただの警察小説、謎解きでは終わらない、登場人物全員の人生と痛みが胸に迫る本格ミステリー ■あらすじ 東京都内で松川美和の死体が発見された。親族に連絡をすると、彼女はすでに亡くなっている人物だという。ではこの人物はいったい誰なのだろうか? ...続きを読む 元北海道警察の刑事で、現在は児童相談所の職員として働き始めた新内。彼のもとに警視庁の刑事がやってきて、松川美和のことを聞かれる。彼女の部屋に新内の名刺が残されていたのだ。 同じころ、北海道の石狩市でひき逃げ事件が発生。北海道警察捜査一課の砂本刑事が捜査を進めていくと、被害者の自宅からも新内の名刺が発見される。新内はどちらの人物にも面識がなく、全く覚えがなかった… ■きっと読みたくなるレビュー ★5 新たな警察小説の書き手、伏尾美紀先生の新作ミステリー。 いつものとおり事件を追う捜査パートは濃厚濃密なんですが、今回はさらに警察官の描写が素晴らしい。あたりまえなんだけど、警察官彼らもひとりの人間なんです。家庭もあり、悩みもあり、失敗もある。本作は、人間の生き様を絞り出しているところが一番の読みどころですね。 今回はふたつの事件を追う物語。北海道で発生したひき逃げ事件と、東京で発見された死体が誰なのかわからないという事件。まるで関係なさそうなふたつの事件なんだけど、なんと被害者の部屋から同じ名刺がでてくる。 それは北海道捜査一課の元刑事、新内由紀の名刺で本人には覚えがない。いったい被害者ふたりと新内には、どんな関係性があったのだろうか? そして事件の犯人、真相は? という筋立て。 ひき逃げ事件は砂本刑事が追い、並行して東京で発見された死体の正体は新内が追うことになる。彼らは先輩後輩の仲でもあり、かつて捜査一課で同じ釜の飯を食った戦友でもあるというのもポイントです。 捜査に当たっては、警察内部の駆け引きや特別な捜査部門などの現実も描かれる。この辺りのリアリティさの書き込みは流石と言ったところで、興味津々に読むことができますね。もちろん捜査自体も粘り気のある職人芸が楽しめます。なんつーか…、やっぱりどんな職業でもプロってのは怖いなーと思いました。 今回の読みどころのひとつ、事件の背景ですよね~ 本書のタイトル『誰何』とはよく名づけられたもので、死体の身元と背景が分からないという謎で物語をけん引していくのです。疑うことにかけては海千山千、新内の聞き込みっぷりと宝生刑事とのやりとりが生々しくていいんすよね。 そしては人間を綿密に描いた小説でもある。生きるために大切なものを犠牲にする人、親に向いてない人、必死にもがきながらも上手に生きれない人。誰しもが封じ込めておきたい過去があるのですが、清算できずに背負い続けている人がいる。本作では容疑者や犠牲者だけでなく、警察官もふくめ登場人物すべての人間ドラマが描かれるのです。 警察小説でありながらも、人間の光と影を映し描いた物語。今後の作品にも期待しています! ■ぜっさん推しポイント 新内夫婦のあるエピソードを読むと、胸が張り裂けるような思いになります。今は改善されたとのことですが、おそらく現実に同じような体験をした夫婦がいたんでしょう。気持ちはわかるから、あなたが悪いとか責め立てるわけにもいかないでしょうし。なんとも切ないです…
いやーやっぱり、この作家さんは、いい^_^面白い^_^引き込まれてしまった^_^ ちょっと工作員は…^_^
若い男性が轢き逃げされた事件と、孤独死した女性の身元を追う事件。どちらも一筋縄ではいかず、謎めいている。この全く異なる2つの事件、両方に立ち位置をもつのが、元捜査一課刑事の由紀だ。由紀自身、警察を辞めることになった経緯にも事情が見え隠れするうえ、公安と警察という素性の謎めいた宝生に声をかけられ、捜...続きを読む査に関わることとなったりと、「なぜ?」が積み重なっていく。 こんなにも謎だらけなのに、物語は流れるように進み、全てがどうつながってくるのか、ページをめくる手が止まらない。そして、広げるだけ広げた謎は見事に回収され、結末を迎えるのだ。 ただ、正直なところ、見事すぎる。だからこそ、この物語には、現実との乖離というか、不自然さを感じてしまった。 しかし、内容だけではなく、北海道を舞台にしたスケールの大きさは圧巻だ。そして、石狩川、茨戸川、伏籠川と、たくさんの川が長い歴史の中で分岐し、また一つになって海へつながっていく様子が、登場人物たちの数奇な人生を象徴しているようで、物語に重厚さを醸し出していた。
東京で孤独死した女性の謎を追いかける警視庁の宝生刑事が近づいたのは、北海道警察の元刑事で今は児童相談所の臨時職員の新内である。 そして、北海道警察の新内の元同僚が捜査しているのは、ひき逃げ事件である。 警視庁の宝生が、公安だったことや掴みどころのない飄々とした態度に不安な新内が、彼と行動すること...続きを読むによって徐々に真実に近づいていく。 一方で、ひき逃げ犯とひき逃げされて死亡した男の過去も明らかになるのだが、それも複雑だった。 異なる場所に残された、かつて刑事だった新内の名刺が意味するものは…。 この二つがどう繋がっていくのか… 最後まで目が離せなかった。 複雑に絡み合う事件には秘められた過去があった。 最後まで予想つかなかったのは、隠していたことが多かったからだが、だからこそ集中して一気に読めた。
【百年の時効】で初めて知った作家でしたが、【百年の時効】は素晴らしい警察小説でした! そんなハードルが上がったあとでの新刊、前作が面白かったので若干不安になってましたが・・・。 今作もめちゃくちゃ面白かったです! ジャンルは得意な警察小説ですが、【百年の時効】とはまた違った作風でした! キャラ...続きを読むクターを描くのも上手いし、謎が繋がる展開もあり素晴らしい!!
都内で 松川美和という初老の女性が孤独死した。しかし 身元確認のため警察官が遺族に連絡をとると、松川美和は二年前にすでに亡くなっているという。 同じ頃、北海道石狩市で 一件の不可解な ひき逃げ死亡事件が発生する。 そして、松川美和の部屋とひき逃げ死亡事件の被害者の部屋から元北札幌警察署の刑事課に所...続きを読む属していた新内由紀(よしのり)の生活安全課時代の名刺が発見される。 新内(45)は 現在は警察を辞め、児童虐待対応支援員として児童相談所の仕事が決まろうとしていた。 新内にはその二人に会った記憶さえない。 しかし、生活安全課にいた たった二年間の記憶は忘れることのできない思い出と密接に結びついているものだった──。 細かく区切られているので 少しずつ整理しながら読めて個人的には助かった。 二つの事件がどんなふうにひろがって、どんなふうに収束していくのかと色々考えながら読んでいたのだけれど、『百年の時効』の時のように見事に収まった。 後半、作家さんの一文に、あ~やっぱりそうなの? と浅はかにも最悪の結末を想像したりもしたのだけれど…。 妻の三春を愛し、“大和” を愛し、刑事という仕事に誇りをもっていたからこそ警察を辞めざるをえなかった新内。 公安から捜一に異動してきて新内につきまとう宝生。 一見違うが似たところのある二人の攻防がおもしろい。 最後は諸々 ホッとした。 確かに警察小説だけれど 捜査の妙だけではなく、登場人物たちの人生やその選択がなんとも切なく描かれていてよかったです。
謎が謎のままにされることなく全て回収されていくため、それがまた面白い。『100年の時効』が今のところ今年1番読んでよかった作品のため、本作も読んでみた。 自分の仕事に通じるところもあり、またリアルにそこも描かれるものだから少しドキリとしたりして。 The警察小説、面白かった
プロローグ “誰何”文字通りあなたは何方ですか!?という意味なのだが、日常的には使われることは少なく主に警察関係の場で使用されるようだ まぁ、言ってみれば職質みたいなものだ 勿論8は、そんな経験はないのだが…… 聞き慣れないWordに戸惑いつつも、彼女の新作を 手に取った! 本章 『誰何...続きを読む』期待を裏切らない★Super5 今回の“現場”も伏尾美紀氏出身である北海道だ 前作の『百年の時効』と打って変わって300頁ちょっとでコンパクトに収まっているが、相変わらずのミステリー度合いには、更に磨きがかかっている 確実に、いや完全に一流ミステリー作家へと駆け上がっている 丁寧に散りばめられた伏線、各所に配置された謎、素晴らしい構成とストーリー そして、ラストに、向かって一気の伏線回収と犯人の謎解きとが交差する 裏の裏の裏が解き明かされる真相に只々驚嘆の叫びをあげるばかりである 次作も楽しみだ!!! エピローグ 伏尾美紀! 己の中で今1番熱い作家である 沢村依理子シリーズの新作が待ち遠しい あっ、アレは!!? 憧れの依理子ではないか! これは、またとないチャンスだ 後ろからそっとハグして気持ちを伝えよう… 『ちょっと、そこのキミ!!! 止まりなさい』 『なっ、なんでしょう!?』 『名前は!?』 『えっ!? エイ……』 警察官に“誰何”された…(¯―¯٥)8v♪ 完
面白かった。 伏尾さんの本は全部読んでいるので、 どちらかと言うとファンです。 今回の作品が特に面白かったというわけではないけれども、 何時も読み終えたあとに良い時間が過ごせたなと感じることができます。 伏尾さんの作品は 関係なさそうな複数の事件や人物が点として物語の中に存在し、 それが段々一本の線...続きを読むになるという感じのストーリー構成が多い気がしますが、 それがテンポ良く展開されるため、最後まで飽きずに読めるのが魅力かなぁと思います。 読後感も良いのでサクッと何か良い本が読みたい人にはオススメできるかと。
警察小説の真骨頂を見た作品に仕上がっている感じがしました。新内の警察官時代の名刺が思わぬ伏線になり前代未聞のストーリー展開に読む手が止まらず一気読みでした。二つの事件捜査に意外性を感じ、見事な作品でした。深く考えさせられる新感覚のミステリーをあなたもぜひ読んで堪能して下さい。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
誰何
新刊情報をお知らせします。
伏尾美紀
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
数学の女王 道警 沢村依理子
北緯43度のコールドケース
最悪の相棒
百年の時効
「伏尾美紀」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲誰何 ページトップヘ