感情タグBEST3
匿名 2022年10月07日
まず、表紙の絵に見惚れてしまいました。次の頁の艶やかな絵も。そして本頁、手書きの(勝手にそう思っている)画がなんとも味があって良い!ストーリーはホントに奇譚です。摩訶不思議な世界でした。人と人が繋がっていてお話が大きくひとつにまとまっていました。実におもしろかったです!
脇キャラがいない、そんな感じですべての人物が大きな話の中にうまく関わっていました。そして優しさと切なさがとてもバランスの良い作品でした。ファンタジーの設定もしっかりしていて違和感もなく読み終わった時の満足感が大きかったです(*^^*)絵柄にも癒されました。おすすめ。
和風ファンタジー
匿名 2023年05月21日
ファンタジーです。ジャケ買いでしたが、めちゃくちゃ素敵なお話でした。1冊でちゃんと完結していて奇麗に終わっています。ゆるふわな感じかと思ったら、萌えるところやシリアスな部分もあって、買って良かったです。
家の事情?でいつも自分をちゃんと見てもらえない寂しさを抱えていた千佐。巡り巡って、認めてもらい愛されて良かった!不思議なお話だけどBLだった!
感覚になる。線が細く柔らかで世界観に合ってると思う。
ふんわり優しい心持ちになる主人公と周囲の人々の関係が
いくつかのエピソードを通じて全体が見えてくる作りで、
読後感はファンタジー。 結構好きなカテゴリーだ
Posted by ブクログ 2015年01月19日
2015/01/16
【好き+】「かわばたまち よろづ きえんたん」と読むのか、難しいな。 高校生?中学生?:天花寺オトヒコ×大学生:平子千佐。 平子が町で声をかけられてアルバイトをすることになった:鑑定・調査事務所には社長:鈴島と社員:魚住がいた。 仕事をしては奇妙な人たちに巻き込まれる平子は特殊...続きを読むな生い立ちのせいでよく他人のそら似をされ、本当の自分があやふやだった。 鈴島、魚住コンビの過去と縁、オトヒコの過去と縁、本当の自分を知りたいと願う平子、蝶々のようにヒラヒラと散らばった点が最後一つにまとまり、幸せな気分と奇譚らしく不思議な気持ちが残る物語で面白かった。
Posted by ブクログ 2014年07月19日
私は勝手にBL界の『百鬼夜行抄』と呼んでいる。男二人がやっている鑑定屋にバイトの面接に来た大学生の平子くん。導入は一見普通で、平子くんは巻き込まれ型主人公の匂いをぷんぷんさせているが、実は物語の中核を担う出自である、と言う所をご都合主義と取るか不思議のなせる業と取るかで見方は変わるかもしれないが、と...続きを読むにかく「これはこういう事である」と論理的に弁じてはいないが、まるっきりのファンタジーかと言うとそうでもない。なんとも言えない不思議さは作者の作風のなせる業。頼りなげな線で描かれながらも怖さを醸し出す手法は作者が意図したと言うよりやっぱり自然に紙面に滲み出てしまう作者の作風に他ならないだろう。線の細さで柔らかそうに見えるがぞっとするくらい怖い表情が挟み込まれている。時に「ぎざぎざの歯」は無性に怖く感じ、物語の質に凄く合っている。
夏に読むとより楽しめる作品じゃないかな、と思った。面白さも千差万別のように、怖さも人によって違う。私にとっては心霊番組見るよりよほど楽しめる。
Posted by ブクログ 2013年07月27日
オカルトチックだけどハッピーエンド。メインの二人のその後がもっと見たいと思ったけど、最後の方の今と未来が交錯する展開が結構好きだった。画面の情報量が結構あるので読み応えあり!
Posted by ブクログ 2014年11月19日
日常に入り込む妖の話とBLとをミックスさせた淡いタッチは今市子先生を彷彿とさせて、好きな系統です。萌えはそんなにないんだけど、ほっこりする感じ。
Posted by ブクログ 2014年04月16日
ふわふわひらひら。
蝶のように浮遊しながら、
柔らかく不思議で美しい世界。
この世ならざる不思議なモノを扱う
"鑑定・調査事務所"。
面倒しか拾ってこない社長に、
人魚の血をひく魚住。
魂を奪われないために本名を隠し、
名前に縛られないゆえに、その存在は淡く
自分自身に確かな...続きを読むものを見出せない青年と
真っ直ぐでかわいい少年・天花寺くん。
季節は花降る春。
目に見えない"まひるの星"のように
透明な世界を感じる素敵な奇譚たち。
Posted by ブクログ 2013年12月31日
最初ちょっと話がわかりにくいな~と思っていたけど、話が進むにつれいろいろなことがつながってきて、最後はなんだかじわっときた。
悪いものに魅入られやすいから本当の名まえを隠して生きてきた千佐という少年の話。いつも誰かと重ねあわせて見られることが多く、それに慣れていた彼が少しずつ「自分」を意識し始める...続きを読む過程がよかった。
Posted by ブクログ 2017年02月15日
[시노미야 시노] 카와타 마을의 여러 기연담 | 오컬트? 라고 해야하나, 백귀야행같은 느낌의. 딱히 귀신이 나오는 건 아니지만 이름에 대한 의미나, 사람을 다시 살리려고 하는 주술이나 패럴렐처럼 현재의 내가 미래로 잠깐 이동한다거나. 인어도 나오곸ㅋㅋㅋ (헐 한 권 안...続きを読む에 잔뜩 끼워넣었넿ㅎㅎ) 재미있었다. 정발본으로 봤는데 내용이나 분위기가 되게 묘해서 흐름을 잘 읽어야 하는데 많이 어색해서...(현대지능) 이 작가님은 원서로 봐야겠다싶었는데, 이북으로 나온 2권이 인디고라 더더욱 원서로 봐야겠다고 결심했다. =_ =
Posted by ブクログ 2016年06月27日
はじめは少し読みづらいなと感じましたが、徐々に引き込まれて読んでいくと初めから終わりまで一本の線で繋がるように解決していました。読み返してみると伏線というか、その世界観や設定のうまさにハッとします。
読み進んでからやっと「こうだったのか」と前のことがわかる話の仕組みや、萌えは控えめのあやしい雰囲気が...続きを読む今市子先生を思い出します。
Posted by ブクログ 2013年11月24日
装丁:名和田耕平デザイン事務所
完全に装丁買い。BL漫画?ではないよーな。フェローズとか、フラワーズっぽい感じ(ゆるファンタジー、ゆるい民間伝承とか呪いとか)なので、そういうのが好きな人にもおススメ。
各話扉に蝶が一個ずつ増えていくのとか、装幀はすごく良かった~