【感想・ネタバレ】レーニンのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

少しレーニンのことを知らないと
読むことはつらいかもしれません。

あくまでも彼は搾取される立場のものを
見据えて、たたかい続けました。
今でこそ、黒歴史と批判されますが、
この本を読んで、彼の人柄を見る限りは
そうは感じませんでしたね。

著者は、彼に見初められた人。
だけれども、この巨大な星が堕ちてからは
それなりの手腕のあるトロツキーですら
以前の栄華を取り戻すことはできなかったようです。

それよりも気になったのは、
ある有名作家のくだりですね。
本の世界では超有名なお方ですが
人としては最悪の人間ですね。
何しにきたんだか。

その後のソ連はいろいろと
大変だったみたいですね。

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2014年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

その名の通り、トロッキーがレーニンについて書いた話。傍にいた人だからこそ分かるレーニンのその時々の感情などの描写は興味深い。ただ、傍にいたからこそ盲目的な記述も多く見られる。

ソビエトはまず理論があり、そして国ができた。理論通りに動かすためには強力な指導者が必要で、強力な指導者は周囲の批判を受け付けない。「今はこうだけど、いつかは理想の世界がやってくるはず」これがソ連の前提だった。

この理論には感情が入っていないことも問題である。指導者は大衆を非理性的だとバカにして見下しており、理性を抑えてこそ、ソビエトが完成すると考えていた。ただし理性を抑えられたのでは帝政の頃と変わらない。

ロシアでは未だ強い指導者と、理性を抑えこまれて批判を許されない民衆の構図が存在する。民衆は抑圧されることに慣れてしまっていると言われているが、その「慣れ」を醸成してきた固有の歴史に、まだまだ興味は尽きない。

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2011年06月23日

Posted by ブクログ

民衆を小馬鹿にした態度はどうにかならないものか?
革命とか吠える人達は大体こんなものだろうけど、結局長くは続かないことは歴史が証明している。
まぁ見下される立場の当方の遠吠えですが、こういう人達に共鳴する気持ちはよく分かりませんな。

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2014年01月19日

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