あらすじ
アンナプルナ編、ついに完結!! 【真実の山 アンナプルナ】エルゾーグ隊が成し遂げた『人類初の8000m峰征服』アンナプルナ登頂。若き天才アルピニスト・間宮勇也(まみや・ゆうや)は、その成功に疑義を抱き、自らの目でアンナプルナの真実を見極めようとする。しかし、想像を絶する過酷なアタックは、彼らの体力を容赦なく奪っていく――。果たして真実は明かされるのか!? そして新章【魔の山 ナンガ・パルバット】編も開幕!!
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Posted by ブクログ
「岳」の大ヒットの陰に隠れているが、個人的に注目している登山漫画。
この2巻では『真実の山◆アンナプルナ』編が完結している。
ネパール・ポカラから仰ぎ見るアンナプルナは神々しいまでに美しい。
一方で、その美しさを構成する急峻な岩壁は、登山者に高いリスクを迫り、kラーマウンテンと仇名されている。
また、初めて人類が登頂に成功した8,000m峰としても有名なアンナプルナであるが、エルゾーグが本当に登頂に成功していたかどうかは疑問の余地があるとされている。
それを確かめるために、若き日本人クライマーが挑戦するのが、本編のストーリー。
ヒラリーよりも先にマロリーがエベレストの山頂に立っていたのではないかという疑問をテーマにした「神々の山嶺」と似たモチーフだが、読後の印象は大きく異なる。