あらすじ
ガウディ、ピカソ、カザルスら多くの芸術家を育んだバルセロナ。地中海貿易で繁栄したこの都市は、一六世紀以降、マドリッドの中央政府から抑圧を受ける。だが一九世紀、産業が発展、セルダによる大胆な都市計画のもと独自の文化が開花し、カタルニアの中心地として独立を志向していく。本書は、スペイン国家の中で、王制、内戦、フランコ独裁を経ながら、芸術・文化・スポーツを育み、新しい「かたち」を模索する都市を描く。
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Posted by ブクログ
バルセロナの土木家、Ildefons Cerdà がかっこよすぎる!
メモ:
・ボイガスによる「郊外のモニュメント化」の公共空間の描き方
・アグバルの水ビジネス
-バルセロナでは水は民間管轄(マドリッドは公的セクター)
−スエズ(フランス)の傘下に
・ラ・カイシャの社会福祉事業
オルテガの引用
「人はなぜ家をつくるのかーその中に住むためである。人はなぜ都市をつくるのかー家から外に出るためーそしてそうした人たちがお互いに出会うためにである」