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Posted by ブクログ
バルセロナで暮らすにあたり手に取ったが、とても興味深く読み進めた。あとがきに「バルセロナをあたかもひとりの人物であるかのように描きたい」とあるように、視点にあったかさが感じられたからかな。
あの街に住んでみようと遠く日本からでも思えるようになった現代に生きてることを、改めてラッキーと思う。
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前回読んだ「物語 バルセロナ」が中世中心だったのに対し、本書では近代にかけて、1992年バルセロナオリンピックあたりの歴史も描かれており街の都市開発の歴史がよく分かる本だった。キーワードは「囲壁都市」。バルセロナに行ったら是非歩きながらその歴史を感じたい。
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バルセロナの土木家、Ildefons Cerdà がかっこよすぎる!
メモ:
・ボイガスによる「郊外のモニュメント化」の公共空間の描き方
・アグバルの水ビジネス
-バルセロナでは水は民間管轄(マドリッドは公的セクター)
−スエズ(フランス)の傘下に
・ラ・カイシャの社会福祉事業
オルテガの引用
「人はなぜ家をつくるのかーその中に住むためである。人はなぜ都市をつくるのかー家から外に出るためーそしてそうした人たちがお互いに出会うためにである」
Posted by ブクログ
バルセロナを訪れるにあたって歴史を知ろうと読んでみた。
地中海貿易での繁栄からスペイン中央政府による圧政、
王制、内戦、独裁を通じてカタルニアの中心としてあり続け、
ついに芸術、文化、スポーツなどの分野において世界が注目する
都市として蘇った。
繊維産業の発展がガウディなどの希代の建築家を育んだこと、
整然とした街区がスペイン中央政府による圧力から生まれたこと、
など、興味深い知識を得ることができた。