【感想・ネタバレ】バルセロナ 地中海都市の歴史と文化のレビュー

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Posted by ブクログ

バルセロナで暮らすにあたり手に取ったが、とても興味深く読み進めた。あとがきに「バルセロナをあたかもひとりの人物であるかのように描きたい」とあるように、視点にあったかさが感じられたからかな。

あの街に住んでみようと遠く日本からでも思えるようになった現代に生きてることを、改めてラッキーと思う。

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2014年05月14日

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前回読んだ「物語 バルセロナ」が中世中心だったのに対し、本書では近代にかけて、1992年バルセロナオリンピックあたりの歴史も描かれており街の都市開発の歴史がよく分かる本だった。キーワードは「囲壁都市」。バルセロナに行ったら是非歩きながらその歴史を感じたい。

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2022年07月07日

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ネタバレ

バルセロナの土木家、Ildefons Cerdà がかっこよすぎる!

メモ:
・ボイガスによる「郊外のモニュメント化」の公共空間の描き方
・アグバルの水ビジネス
-バルセロナでは水は民間管轄(マドリッドは公的セクター)
−スエズ(フランス)の傘下に
・ラ・カイシャの社会福祉事業

オルテガの引用
「人はなぜ家をつくるのかーその中に住むためである。人はなぜ都市をつくるのかー家から外に出るためーそしてそうした人たちがお互いに出会うためにである」

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2013年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

バルセロナを訪れるにあたって歴史を知ろうと読んでみた。
地中海貿易での繁栄からスペイン中央政府による圧政、
王制、内戦、独裁を通じてカタルニアの中心としてあり続け、
ついに芸術、文化、スポーツなどの分野において世界が注目する
都市として蘇った。

繊維産業の発展がガウディなどの希代の建築家を育んだこと、
整然とした街区がスペイン中央政府による圧力から生まれたこと、
など、興味深い知識を得ることができた。

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2012年07月24日

Posted by ブクログ

 縁あって数回にわたり訪れている街、バルセロナ。
 ゴシック建築にガウディ建築、意外に広く静かな地中海、新鮮な素材が手に入る豊富な市場。今のバルセロナは少しずつ分かってきた。
 しかし、この本を読んでいて、たどってきた歴史とそこから生まれた今につながる物事に、歴史の迫力を感じた。
 著者は同年代の方。相当な知識とそれをささえる情報収集力を感じる仕上がり。新書にもかかわらず、なんども読んでしまい、その度にバルセロナ旅行へと駆り立たせられる。

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2012年03月11日

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