あらすじ
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希望に胸を膨らませて入社した田中君。しかし配属された営業課は、仕事や生活の話題すべてが算数の問題として出題されるのだった!道の長さ、折り紙を折った角度、焼酎の度数…田中君は無事に正しい答えを導き出すことができるのか?計算、図形、文章題を解いていくことで、知らず知らずのうちに「確かな根拠に基づいて、正しい推論をする」算数思考が身につきます。親子で一緒に、チャレンジしよう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大学の勉強は難しい。
でも社会に出たら至る所で頭を使わなければならない。この本を読むと、知識だけではなく知恵の大事さが分かります。
知識と知恵の両方のバランスが取れた「出来る」人間への第一歩をこの本は教えてくれます。
(九州大学 学部生)
Posted by ブクログ
『算数トレーニング』というタイトルを冠しているだけあって、小学校で習う内容を元に問題を構成しているのがポイント。
平方根や方程式などの「数学」の力でついつい解こうとしてしまいがちだが、それはルール違反。
紙と鉛筆さえあればいつでもどこでも気軽に、でもしっかり考えさせてくれる問題を揃えてくれている。
ただ、通勤途中に読んでいたため、問題を読んで頭の中だけで答えを求められるような問題をより多く掲載していれば(ある程度はあったのだが)、歩きながらでも考えることができ、もっと楽しめたと思う。
また、個人的には、トレーニングになったという意味ではないが、「おわりに」の部分が一番考えさせられた。こどもの考える力を引き出すのは、結局は大人がいかに教えてこどもの好奇心や考える力を刺激するか、それ次第なのだなぁ。