あらすじ
いつ部屋に呼んでくれるの? それがここのルールなんだけど――。一児の母でもある注目の女流作家が描き出す衝撃作!! 平凡な幸福に潜む、恐るべき主婦たちの真実。夫を東京に残し、息子と共に札幌に移った菊川操。3LDKの高級マンションで出遭ったのは、地域独特のコミュニティを形成する主婦たちだった。異様なご近所付き合いは家族の生活を脅かしていき、やがて、引き返すことのできない過ちへと、操を誘っていく……。
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Posted by ブクログ
咲月が気持ち悪かった。甘えた口調とか思考も。何が魔性の女だ!それをカワイイと思う光一郎・・・操と比べすぎだって。相当、操に引け目を感じていたのね。
咲月みたいなタイプとはどう接したらいいんだろう(いや関わりたくないんだけど、向こうから近づいてくるから)。無視したら怒るだろし、ヘタに関わると大ヤケド。毅然とした態度で接したら逆恨みして、たぶんイヤガラセしてくるよね?
操だって、最初は距離を置いた付き合いをしようとしていたのにね。気が付けば咲月に随分肩入れしていて、ドップリ・・・。ただ、操の「こんな光一郎さんでよければ、頼りにして下さい。いつでもお貸ししますから」(P121)は光一郎さんに失礼だと思う。
後の祭りだけどヨソの家庭のことにあまり首を突っ込まない方がいいと思う。
咲月の身内の方へお願いがあります。咲月を野放しにしないで下さい。被害者が増えてしまいます。
Posted by ブクログ
イヤミスなんだろうけど、イマイチだった。
なんでこんな簡単に騙されるかな?と思いつつ。
特に光一郎にイライラ(笑)
でも実際に洗脳されてありえない状況に追い込まれる人間って存在するしね。尼崎事件とか北九州事件とか。
軟禁なのに逃げ出せない人もいるくらいだから洗脳って簡単なのかも。
舞台が地元札幌だったけどあまり描写的にも関係なかったのが残念。
尻切れで終わらず最後少しだけ救いを覗かせてくれたので★3つで。