【感想・ネタバレ】隣人のレビュー

あらすじ

いつ部屋に呼んでくれるの? それがここのルールなんだけど――。一児の母でもある注目の女流作家が描き出す衝撃作!! 平凡な幸福に潜む、恐るべき主婦たちの真実。夫を東京に残し、息子と共に札幌に移った菊川操。3LDKの高級マンションで出遭ったのは、地域独特のコミュニティを形成する主婦たちだった。異様なご近所付き合いは家族の生活を脅かしていき、やがて、引き返すことのできない過ちへと、操を誘っていく……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

こんなこと・・・ありえないwwとか思いつつ、二回目w。
サクサク読めるのと、咲月のウザいところが私の嫌なツボを刺激するんですww。
しかし操も光一郎もアホすぎるとしか思えん・・・。一番賢いのは息子の保かもしれないww。なんて世間ずれしてない奴ら・・・。
(・・・誉めてるんですww。)
また数年経つと読みたくなるかも。麻薬のような一冊。。

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2013年11月02日

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夫の転勤で札幌のマンションに越してきた一家が第3者の悪意で崩壊される様がリアルなノンスピリチュアル・ホラー。真梨幸子の「更年期少女」を越えたかも。

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2012年02月03日

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ネタバレ

面白かった。いい感じにさつきがやばいし。でも40間近で、あんなしゃべり方の女に騙されるものなのか?千夏がよかった。

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2019年07月24日

Posted by ブクログ

ミステリーと言っても、身近にありそうな感じで結構怖かった。犯罪ではなく、不倫とか女性関係、ご近所の女性同士のトラブルとか・・・・。そういう女の世界にしかない独特の感覚ですよね。じわじわとくる怖さでした。

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2017年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

咲月が気持ち悪かった。甘えた口調とか思考も。何が魔性の女だ!それをカワイイと思う光一郎・・・操と比べすぎだって。相当、操に引け目を感じていたのね。

咲月みたいなタイプとはどう接したらいいんだろう(いや関わりたくないんだけど、向こうから近づいてくるから)。無視したら怒るだろし、ヘタに関わると大ヤケド。毅然とした態度で接したら逆恨みして、たぶんイヤガラセしてくるよね?
操だって、最初は距離を置いた付き合いをしようとしていたのにね。気が付けば咲月に随分肩入れしていて、ドップリ・・・。ただ、操の「こんな光一郎さんでよければ、頼りにして下さい。いつでもお貸ししますから」(P121)は光一郎さんに失礼だと思う。

後の祭りだけどヨソの家庭のことにあまり首を突っ込まない方がいいと思う。

咲月の身内の方へお願いがあります。咲月を野放しにしないで下さい。被害者が増えてしまいます。

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2015年04月05日

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吐くくらい気持ち悪い感情というのか。なんというのか。なんだろ、なんていうんだろうこの感情。

嫌な気分が延々と続くようなドロドロした主婦に騙される数々。どんどん主人公が不幸の一行を辿るそんないやぁーな一冊なんだけど、目が離せない、、、
笑笑

怖いもの見たさ?嫌なもの見たさ?笑笑

なんつーか見ないようにしたいのにみたい。これにつきます。もうこの先嫌な予感しかしないのに見たくて欲求不満になる。そんな感じ。ラストまで、ひどい主婦が好き放題暴れてどーにもこーにもならなくなるまで主人公の人生ぶち壊して歩く、そんな精神的ゴジラが大暴れし続ける一冊。

すんげーストレス溜まるのに、なぜか目が離せない麻薬のような一冊です。笑笑

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2021年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イヤミスなんだろうけど、イマイチだった。
なんでこんな簡単に騙されるかな?と思いつつ。
特に光一郎にイライラ(笑)

でも実際に洗脳されてありえない状況に追い込まれる人間って存在するしね。尼崎事件とか北九州事件とか。
軟禁なのに逃げ出せない人もいるくらいだから洗脳って簡単なのかも。

舞台が地元札幌だったけどあまり描写的にも関係なかったのが残念。

尻切れで終わらず最後少しだけ救いを覗かせてくれたので★3つで。

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2015年01月18日

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2014.01.25

イヤ汁たっぷりのご近所同士のお付き合いのお話。イッキに読んでしまいました。なんとなく予想はできましたがやっぱりイヤ〜な終わり方。
ひとつ疑問だったのは、頭も良くて知識も豊富な操さんがどうして嫌がらせがあったときに通報しなかったのか。
そんな気力も残ってないほど消耗してたのかなってとこが気になったのと、弁護士様が咲月みたいなあったま悪い底の浅い女に騙されるわけないっしょwと北海道弁でツッコミたくなりましたw

人って洗脳されやすいんですよね。今まで挫折もしたことがなく、人を疑ったり見下したりそういう醜いことに無縁な人たちは特に…。そういう意味でピュアな操さんと光一郎は騙しやすかっただろうなぁ。

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2014年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

隣のサイコパス。
情熱を傾ける対象としてしまったところが、盲目のはじまり。
付け入るポイントは、実家の階級レベル差の引け目。
ただ、結局、ヒロインにしてみれば失ったのはダンナだけ。
それに、そんな劣等感持ったダンナなんて、むしろいない方がいいし。
これからひとりでサッパリ、生きられるよ。

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2012年04月21日

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女の嫌な話ミステリー、そして札幌が舞台と言うことで期待して読んだが、いま一つの感想。
取りこまれてしまう夫が弱すぎ。
嫌ミスとしての主役女性、死んでほしいと思う人間の描き方は良かった。

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2012年01月15日

Posted by ブクログ

 夫は仕事の都合で東京に残ることにはなったものの、夫婦仲は円満、自分にも翻訳の仕事があり、賢い息子もいて順風満帆な生活を送っていた菊川操だったが、新しく住むことになった北海道の高級マンションでの生活は、隣人たちのおかげで驚くことの連続だった!?

 隣人トラブルがテーマということで、きっとリアリティを感じられる作品なのだろうと思っていたが、正直ありえないことの連続。というか、まず一番ありえないのがこの主人公夫婦の考え方や言動。私なら、この物語の最初1/4ぐらいの時点で見切りをつけて、喧嘩になろうが孤立しようが付き合いをやめて縁を切る、と思うのだが果たしてそれは冷たいのだろうか(大疑問)。この”咲月ちゃん”のどこにかばう要素や魅力があるのか全くわからない。操は百歩譲って理解したとしても、光一郎は言葉は悪いが馬鹿としか思えない。この物語でまともな感覚をもっていたのは息子の保だけだったような気がする。会話文も「ゆった」連発でイライラするし、最後の妹の告白も今さら何やねんとしか思えなかったしで、気分が晴れない小説だった。

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2011年11月20日

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