あらすじ
地球の片隅で、日々を生き抜くことしか考えられずに育った少女ララァ。連邦軍のMS「ガンダム」に乗り、戦うことを強いられる少年アムロ。心で感応しあう「ニュータイプ」の能力だけを武器として戦場に赴く二人は、互いを敵だと知らずに巡り逢い、そして惹かれあっていった。その《密会》は、二人をどこへ導くのか──。不朽の名作『機動戦士ガンダム』を新たな切り口で描いた、ファン必読の書。
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Posted by ブクログ
他の小説版やアニメ版とも設定の違う作品。
アムロの性癖が書かれていたり登場人物の設定というか人格が少し異なっているよう。
この一冊でファーストの世界をしっかり表現しているのは流石としか言い様がない。
富野由悠季の小説が好きなら是非読んでみてはいかがだろうか。
Posted by ブクログ
富野由悠季が1997年に発表した「密会 アムロとララァ」。アニメ「機動戦士ガンダム」をララァ・スン、アムロ・レイ、シャア・アズナブルの関係を主軸にまとめた作品。2025年にTVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」でララァが娼館「カバスの館」に住んでいるという設定が採用され、一躍注目されました。出来事を飛ばしながら進むので知識がないと読むのは辛いと思いますが、ララァとの心の繋がりが良く分かる内容になっています。富野監督がガンダムを小説にする時は性的な描写が足されますが、本作もそうなっています。
Posted by ブクログ
富野監督いわく、ガンダムの原作と言われるであろう小説。アムロとララァに絞った内容でそれ以外は端折ってる。
ジオンの機体は名称使ってるのに、ガンダムは執拗に「白い機体」と名前を使わないのは意味があるのかな?
アニメ版に沿った展開なのでⅠ~Ⅲが合わない人や読んでない人にはいいかも。