【感想・ネタバレ】日本の戦争の歴史 明治以降の日本と戦争のレビュー

あらすじ

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これまで戦争の歴史の本というと,「戦争の興奮」を再現させたり,「戦争の悲惨さ」を訴える本か,「戦争の原因」を説く本が大部分でした。「戦争はなぜ起きたか」という問題はとかく党派的な話になりがちです。しかし,この授業書では,「明治以後,日本はどこの国を相手にどれほどの間,戦争を行ってきたのか」といった基本的な事実だけを提示して,戦争について考えることができるようになっています。

★★ もくじ ★★
第1部 日本の戦争の歴史とその背景
第2部 戦没者数で見る日本の戦争
第3部 宣戦布告の詔勅
日本の戦争の歴史年表

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Posted by ブクログ

仮説実験授業の授業書
「戦闘の経過」や「戦争の原因」にはふれず‹戦争の事実›だけを取り上げた本

仮説実験授業とは、先生が一方的に教えるのではなく、生徒(読者)が問い(仮説)に対する答えを出し合い話し合いをしながら学んでいく。
常識や思い込みを排して、事実を元に答えを類推する。

この本ではないが、授業書シリーズのなかにあった「江戸時代、農民は米を食べていたか?」という問いは目から鱗だった。

日本は明治以降、十年毎に戦争をした。
日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、
満洲事変から始まる中国との15年戦争、
そして太平洋戦争。

太平洋戦争以後、80年戦争をしていないということがどれ程大きなことか、再び戦争ができる国へ向かっているように思える今、考えなくてはいけない。

戦場は不衛生な環境になりがちで、戦闘で死ぬ人よりも病気で死ぬ人の方が多かった。軍隊内で脚気が流行し、それが原因で死ぬ兵士がたくさんいた。
(脚気の原因は不明だったが、経験的に麦飯や麦入り飯にすると改善することは分かっていた。しかし、欧州で学んだ軍のエリート医師たちが迷信として反対した)

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2026年04月24日

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