あらすじ
身長50センチのミトンさんは、アカネの秘密の同居人。わがままで謎の深いミトンさんと、そこに集うどこまでも優しく独創的な人々を描いたほの甘い長編小説。
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Posted by ブクログ
おとなのための童話、といった手触り。
言葉選びが美しいなあとうっとり浸りながら読んだ。さらっとしてるけど何となく心に引っかかる。
最後、庄司くんはどこへ行ってしまったのかな。
Posted by ブクログ
いつのまにか入り込んだ。
伯父の家に引っ越したら(伯父は留守)ミトンさんという小さなおばあさんがいて、
果物を与えてかわいがることに。(果物が好きだから)
「おれ」といって話すところがおかしい。
主人公の彼の位置はどうなのか。やりとりとかちょっと残念。(果たして登場する意味があったのかという気もしたり)
Posted by ブクログ
叔父さんの持ち物で今は空き家の家に、引っ越すことになった。
その家の床下にいたのは、身長50センチの赤い服を着た小さなおばあさん、ミトンさんだった。
冷やしたフルーツを好み、あかねを振り回しながらも
周辺の人たちとの交流と、庄司くんとの恋の行方も
ミトンさんからいろんなことをもらった日々
想像だけど、ミトンさんってムーミンのリトルミイの印象が強いんだけど。
多分実際見たらまじで怖いと思う。
不思議でのほほんとしてて、子供の頃に出会っていそうな話)^o^(
Posted by ブクログ
ミトンさんの存在が強烈過ぎる。
ミトンさんは身長50センチのおばあさん。と言うと、なんだか可愛らしい小人みたいだけど、実際は不気味で正体不明な小型生物。可愛げがあるんだか、ないんだかよくわからない。
ウンパルンパや鳴家のような愛嬌があるわけでもなく、何を考えているのかよくわからない奇妙なミトンさん。イメージではムーミンのミーを、ホラーテイストのしわくちゃのおばあさんにした感じ。
まったく読めない行動をとる彼女と、それを割とすんなり受け入れてしまう主人公達に「物分りが良すぎないか?」と違和感は感じたものの、なんとなく読み進めていくうちに自分自身もミトンさんの存在を受け入れてる事に気付く。
鳥の足につかまって飛んでいったシーンには思わず笑ったけど。どういう事やねん。