あらすじ
「お前の体は俺に抱かれるためにあるんだ」奴隷なのに皇女に仕立てられ、スルタンの寵姫になったレオニー。待っていたのは信じられないほど淫らな夜! 砂漠の帝王は連日連夜、言葉で、唇で、指で身体に眠る官能を目覚めさせる。ハレムには300人もの愛妾がいるのに、なぜ私だけに執着するの? 偽皇女とバレて捨てられると覚悟したとき、スルタンから秘めていた想いを囁かれ、求婚されて……!?
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Posted by ブクログ
イラストが潤宮さんってことで、あまり好みじゃなかったってのはありますが、お話としてはハレムものの中ではよかったんじゃないかと思います。
奴隷なのに皇女に似ているからと、隣国のスルタン、アスガルの元に「帝王の石」を取りに行かされたレオニー。すぐに抱かれちゃいますが、アスガルが自分を選ぶはずがないとかって、心の葛藤がよく書かれてます。
ただ、回想シーンに仮面の男が出てきた時点で、これはアスガルはレオニーが皇女の振りをしていることを知ってるなって分かって、ちょっと興ざめしちゃいました。最後のどんでん返しは予想外だったんで、ここはもっと別の書き方してくれた方がよかったです。
あと、レオニー側の気持ちはこれでもかっていうくらい書かれてますが、アスガル側の気持ちが全然かかれてなかったのは残念。まあ、書かれていたらバレバレっていうのもありますけど・・・。