【感想・ネタバレ】復元思想の社会史のレビュー

あらすじ

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歴史の中で生み出され続ける「復元」は、その時代の要請に従って行われてきた。古墳から近代建築まで、日本建築史上の豊富なトピックから「復元」の諸相を炙り出し、変化する社会・歴史観と建築の関係を読み解く。

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Posted by ブクログ

[ 内容 ]
あらゆる「復元」は、その時代の要請に従って行われてきた。
近世から近代へ、歴史のなかで生み出されつづける「復元」の諸相。
変化する社会、歴史観と建築の「復元」の関係を解く。

[ 目次 ]
1 模造と再生(うつし―模造の江戸;茶室の写し;能舞台と由緒―能舞台は移し写される;「模型的」建築;神明造という神話;式年造替―その開始・持続・終焉)
2 復古と復元(王権の復古意識―寝殿造の近世・近代;王朝復古のモニュメント―近代天皇陵のデザイン;平安神宮―模造と復元のはざまで ほか)
3 破壊と継承(江戸城から皇城へ―建築の破壊と継承;もう一つの古社寺保存―観光都市「古都」の成立;解体修理―螺旋状の周期性;宗教建築の破壊と創造―大本教の弾圧をめぐって;近代建築の破却と保存の論理)

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2010年06月18日

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