【感想・ネタバレ】マザーアウトロウのレビュー

あらすじ

「俺らマブになろうぜ」
40歳の波那の目の前に現れたのは、上下金色でかためたアッパーな53歳の義母・張子だった。
出会ったその足で飲みからカラオケにはしご、昼休憩に美容整形、勢いで韓国へ弾丸旅行、とエネルギッシュな張子に付き合っていく。
そのうち、嫁姑を超え、同じ女性として、人間として、改名、結婚式の有無、子供を持つことから始まり、お互い夫にも息子にも話したことのない過去や心に残るわだかまりと後悔、人生の選択について語り合うようになる。

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Posted by ブクログ

この作品で初めて金原さんの作品を読んだのだが、一文が長めで次々と会話や心理描写が隙間なく書かれる文体に慣れなく、途中で積読したままになっていたところ、動画で金原さんのヤブノナカについての対談を見て心に響くものがありその後一気読みした。小説を通して、特に社会問題や現代の生きづらさみたいなものに対してこの視点この考え方もある、それを伝えたい、と強く思っている方なのだなと感じたのがもう一度読もうと思った理由(小説家はみんなそうかもだけれど)。
対談では、小説は社会の問題に対峙したり、自分がどう生きていくべきなのか、考えるための筋肉になるものだと思っていると仰っていたけど、私はこの本を読んでまさにその筋肉の一部を付けられたような気分になった。現代の女性が生きづらく感じる日本の風潮だよな、と常々思っている事柄に対して、そんな生き方も良いかも、と思えてふっと心が軽くなるような作者のメッセージを受け取り、暖かい気持ちになって読みおえられた。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

おもしろかったです!

私自身は常識を逸脱しないように割と真面目に生きている人間なので、近くに張子がいても波那ちゃんのように受け入れたり楽しんだりできないと思うのですが…。でもだからこそありえない非日常を味わえて楽しかったです。

以前読んだナチュラルボーンチキンに割と似た設定のように感じるのですが、金原ひとみさんはこういう過去にパートナーから傷を受けた女性、子供を持つか迷う気持ち、行動力がずば抜けていて非常識だけど憎めない人物を描くのが本当に上手いですよね。自分とは程遠く感情移入できない人物のこともなんか分かる気がすると思わせてくれるし、セリフも滑らかだし、何より食の描写が素晴らしくて!
金原ひとみさんの陰と陽両方を感じられる文章がすごく好きです。


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2026年08月17日

Posted by ブクログ

めーーーーっっっちゃ面白かった!!!!!!
そしてこの作品が自分の心に刺さる人間であることに誇りを感じる!
この作品を面白いと思える感受性の持ち主で良かった!
最近読んだ中で1番心に残る作品だった!

著者の作品はわりとどれも好きです
何を読んでも面白いなぁと感じることが多いので相性が良いのだと思います
その中でも1番好きなのは「ナチュラルボーンチキン」です
本作はそれに次ぐ面白さでした!

人生を自分らしく生きるとはどういうことなのかについて、説教臭くならずに教えてくれるような物語でした
とにかく登場人物の魅力がすごい!
私もこの作品の中の登場人物になりたい笑
名言も多いので心にしっかり留めておきたくなります
こういう思考で生きていけたら『生きづらさ』を感じないで過ごすことができるのかもしれません

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

私にはとてもおもしろかった。まだまだ物語の続きを見たかった。

義母の張子の持つエネルギーが、自由を手に入れた時、こんなにも伸びやかに生きていくことができるのかと歓心した。
それまでの苦労ももちろんありながら、苦労に向き合っていけば、道は開けるのかなと思った。
まぁ、圧倒的なので、元気な時に読んだ方がやられないで済む本。非現実的、で済ますにはもったいないと私は思った。

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2026年07月18日

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ネタバレ

訳ありの義母と会うことになった波那。結婚相手の蹴人(しゅうと)は義母のことを「害悪じゃないけど合わない人」と言い、波那が無理って思ったらいつでも縁を切ると言う。一体どんな義母がそこに現れるのか……。





こんなに声を出して笑った小説は久しぶりでした。
義母、張子(ちょうこ)のキャラクターがぶっ飛んでいてすごすぎて、波那の前に現れた瞬間から掴みはOK、笑いのオンパレードでした。
面白すぎて、笑いながら怒涛の勢いで読み続けましたが、途中で、こんなに初っ端から笑わされるということは、ラストはどっと泣かされるんだろうなと思いながら読みました。
結果、号泣というほどではなかったですが、やはり泣かされました。ぶっ飛んでる張子はぶっ飛んでるけれど意志がはっきりしていて考え方に一本筋が通っていました。
波那の考え方には共感できる部分も多かったです。
張子のキャラクターは、話し口調から野沢雅子やドラマ「ひとりでしにたい」の主人公の母(松坂慶子)が頭の中で行ったり来たりしていました。
スピード感があって、あまり深刻にならずに読み切ることができる、とにかく張子のキャラが濃すぎて読んでる途中から元気になる、そんなお話でした。
今まで読んだ金原ひとみさんのお話の中ではダントツで好きです。

地味な子と蹴人は一貫して言われているけれど、全然そんなことないなって思いました。張子のアクの強すぎる個性で薄められているけれど、蹴人も充分変わった人だと思い、やはり張子の子だと思いました。波那が、張子と蹴人は同じようなことを別の形で実行してる人と言っていましたが、まさにそれ!私もそう思う!と共感の嵐でした。

‪自分は決して張子のような陽キャの権化みたいな人間ではないし、なりたいって気持ちもないけれど、‬根っこの部分が陽気なのか、陰気だからこそ輝かしいものへの憧れがあるのか、こういう人は大好きです。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

ストーリや会話のテンポがよく、とても読みやすくて面白かった!

金原さんの作品にハマり中で4作品目?だと思うけどどれも好きです。

張子さんはじめ登場人物がみんないいキャラ!
読んでいて楽しくなりました。

主人公が子どもを産む産まないの迷いを抱えながらストーリーが進んでいき、生き方を考えさせられる作品でした。

出会えて良かった作品です。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

重い話題をさらっとなのかガツンとなのか、うまく言葉にできないけど、うんざりせずふふふと笑いながら読めた。実際にいたら大変だし友達にはなりたくないけれど、心の隅っこに「こうなりたい自分」をちょっと発見してびっくりした。自由に生きるって大変だけど、たぶん楽しい。

子供の話はそうだよなぁと思いながら読んだ。どんな子が生まれてどんな親になるかなんて、結局どっちもガチャ。私も息子のことがわからなくなる時がたくさんあるけど、フラットに、針の穴を通すみたいな絶妙な距離を作っていきたいな。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

朝まで飲み明かしたり、思い立った翌日に海外旅行に行ったり、美容整形をしてみたり、読み終わったらとにかくとんでもないことがしたくなります。注意です。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マザーアウトロウよすぎた、今年ナンバーワン読書so far.
なにがよかったか言葉では全てを網羅できなさそうで早くも悔しい。

まず、張子のパワフルさ。嘘みたいだけど本当にパワフルでそのパワーで周りを振り回しながらも周りを楽しませている張子。楽しい楽しいだけではなくて夫の不倫とか出産によるキャリアの中断とか、苦しい経験もしてきた強いひと。この人のこと、読んでいてずっと楽しかった。"女性らしい"言葉遣いを徹底してる理由まではわかりきれなかった。なんなんだろう。

はじめは張子に圧倒されてたのしいたのしい読んでたけど、最後の50ページ?30ページ?いや、離婚した過去があったと話し始めた時くらいから波那のこともすごくすごく気になったし夢中になった。つらさも見た上で読むラストシーンがよすぎた。おいしいコースを食べながら、パートナーの蹴人と「できるだけ一緒に死ぬ」ために時間を重ねていこう、卵子凍結延長をしないことを流れに身を任せようとする彼女、よすぎた。良いという言葉以外の語彙が出てこなくて悔しい。あと、1人じゃないけど1人で、幸せだ、みたいなところもすごく好きだった。

◎好きだったことば
・「やっぱりいいわね波那ちゃんは敬語じゃなくてタメ語の方が全然映えるわ」

・こんな住宅地に二人、この人だと思い合って結びつき、生活を共にすると決めた人間同士が手を繋いで歩いているという事実は、必然なんじゃないかと思いたい自分がいて、でもそんな風に言葉で考えてしまう自分は何も分かっていないような気もする。(p148)

・だから蹴人も、誰かに何かをしたいと思った時に何かをすればいいと思うよ。ただ純粋にしたいと思ったことだけを。
意味を感じたら続ければいいし、意味がないと感じたらやめればいいし、何か別のことをするのでも、何もしないでも構わない。これは義務だからやらなきゃとか、そういう責任とか義務は無しでいいと思う。(150)

・元配偶者の人と離れて暮らすようになってから、ずっと一人で生きてきたと思っていた。でも今、私は人生の中で最も一人を感じているような気もした。親を諦め元配偶者を諦め、仕事に精を出し、再び結婚をして、配者の帰国を心待ちにしご飯を作って、やっぱり好きだなと思う配者と一緒にご飯を食べながら、私は人生の中でようやく、一人として立ち上がったのかもしれなかった。かつてなく満たされていて、かつてなく幸せで、かつてなく一人だった。一人だから、幸せなのかもしれなかった。

・私たちはメインを食べ終えたらデザートを食べコーヒーを飲む。二人で家に帰って、私は仕事の続きをする。今作っているムックの装丁のラフを完成させたら、それを会社に送り、由美季にチェックを依頼したところで今日の仕事を終了。その頃には多分六時を回っていて、私は卵子凍結延長の期限が切れたことを知る。そして私は職人と生きていく。蹴人のおかずに少しだけ塩分を足し続けて、六年分の寿命を縮める。そして私と蹴人はできるだけ一緒に死ぬ。理想は二人で選択的自死。できるだけ一緒に死ぬことを目的に、自分たちのことだけを考えて、毎食毎食いただきますと手を合わせながら、私たちは生きていく。
あ、なんかほろほろすぎて、全然フォークで刺せないな。ポワレをうまくフォークに突き刺せない職人に微笑む。こういう時間を積み重ねて、死にたい。私の望みはささやかで、慎ましくて、スズメが水浴びをしたいと願うような欲望とも言えない欲望で、こんなささやかなものは、きっと死ぬまで誰にも邪魔されないだろう、きっと叶えられるだろうと、勝手に一人でホッとした。こんなに完成された日が、もう二度と訪れないような予感に痛みを感じるほど、深く満たされていた。
→波那が深く満たされた感覚になれてうれしい泣。こんなふうに安堵できる関係性に身を置きたい。恋愛恋愛ではなくて、好きな相手といて安心して、満たされるような関係に。

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

アウトローな義母ができる話。
近くに張子さんみたいな人がいたら面白いし良い影響受けれそうでいいなぁ。張子さんのような刺激も蹴人のような安心感も、どちらも人生には大切だと思う。
何はともあれやりたいと思ったことをすぐ行動にうつせる人間になりたい。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

アッパーな義母おもしろーい!っていう軽い小説かと思いきや、意外と考えさせられることが多かった。

金原ひとみさんの小説をはじめて読んだけど、好きかもしれない。駆け抜ける疾走感があった。

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2026年08月12日

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ネタバレ

ずっと読みたいと思っていた本をやっと読めた。
ぶっ飛んだ義母張子さんがぶっ飛びすぎてて、リアル感はあまりない。でも、自分の人生を生きる、自分の責任は取るけど子供や旦那の責任を家族だから取るとかそういうのはない、っていう考え方は共感!そして、遊び、やりたいことはぜんぶやる!けど、仕事もめちゃしてて、自分のやりたいことするため、やりたくないことをしないために、お金が必要なら仕事もしっかりやるっていうのも素敵だなと思った。

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2026年08月09日

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心地よい疾走感。こんなに楽しくて気楽でエキセントリックなマブがいたら人生楽しいだろうな。穏やかな時間があるからエキセントリックを楽しめるんだろうな。面白かった!!!

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

こんな義母いたら大変だ。でも知り合いになりたいと思わせる魅力的な人だと思った。
何も考えてないようにみえて、色々考えてあったりと、単なる軽ーい本かと思ったけど、いやいや色々深いぞと思う本だった。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

蹴人と結婚した波那は、破天荒な義母である張子と出会い、忽ち意気投合してしまう。張子は、蹴人の友人たちと悉く意気投合し、蹴人なしで、親友のように付き合いだしてしまうほどの人だった。
金原ひとみらしい、アドレナリンでまくりの、更に中高年の生き方について、考えさせられる珠玉の一冊。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんて、面白いんだろう。

まさに自由を体現している。
そんな超陽キャな性格の張子に惹きつけられる!

張子、最高すぎる!
こんな姑がいたら、人生楽しいだろうなぁ〜

嫁姑を超えた、新たなマブダチという関係性になるのがいい。
こんな人と仲良くなりたいな◎

会話のテンポも良く、一気読みしました。

結婚や子どものこと。そして、生き方についても考えさせられる1冊。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

スカッとする感じ久しぶり。この感じ昭和?平成?の感覚なのだろうか。とにかくバッティングセンターへ行ってボールがジャストミートした感じの読後感。

金原ひとみのうまいところは、その時代の社会をいれてくる。それが無理なく、そして本音であり、社会の痛烈批判でもあるということ。だから共感できる。

さらりと困難を知る場面があるが、自分のすぐそばの人にも笑っているけど実は抱えている問題だったりするんだろうな、と思う。
そして、気づくのだ。守ってくれる人がいない場合は、自分で困難を乗り越える筋肉をつける。そうして生きていく。レジリエンス力を鍛えることだ。

スピード感あって、さらっと読めたりするが、内容は濃厚牛乳なので気をつけたい。だからこそおすすめしたい。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

重たいテーマをファンキーでくるんだ作品。自分の人生経験に応じてかなり感じ方が変わる気がする。パワフルすぎるモンスター張子にはなんでもやってやるで的なパワーをもらえる。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

エネルギッシュでサイクロン掃除機のような吸引力をもつ義母との話

40歳の主人公波那と28歳の結婚相手と53歳の義母

義母とは、出会ったその日から飲みからカラオケはしご、会社の昼休憩に美容整形、いきなり明日には韓国弾丸旅行⋯嫁姑を超えて付き合ってくうちに、心にわだかまる過去、後悔、様々なことを語り合う


破天荒な人(義母)に振り回されて終わるような話でなく、
義母の張子、友人のエンゾと付き合い話すうちに、主人公が望む「私の望み」に気づいていく様子がテンポよく描写されている

答えを出すことが正義ではない、答えを出さずに生きていくのが自分らしいと気づいていく
大切な人と、大切な時間を積み重ねていく
ささやかなものに深く満たされていく

張子と蹴人の親子関係も
蹴人と波那の夫婦関係も
波那と張子の「マブ」関係も
色んな形があっていいと思った

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

金原さん読むのは2冊目。
あまり深くものを考えながら生きていない私からすると、生きるのが大変そうな人がたくさん出てきます。
刺激のある生活、楽しそうだけど、私自身は穏やかな生活を求めてる。それでも張子さんに共感するところがたくさんあった。
疎外感と興味のなさの話が面白かった。
カンジャンケジャンがたべたくなった。
何なのか知らんけど。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

結婚した旦那の義母がファンキーすぎるというお話。
あんなぶっ飛んでる50代っていないと思うけど、あんな人が知り合いにいてほしい。
ほとんどの人はツラい出来事がおきて、それを乗り越えて強くなっていくんだ、と改めて感じた。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Audibleにて。この小冊子のシリーズはさらっと楽しめる本が多くて好きだけど、この本も短いながら面白かった。ぶっとんだかーちゃんの描写や発言が耳に心地よく気持ちよくWalkingできた。かーちゃんの息子の嫁が語り手となるが、その嫁の元旦那とのDVとか壮絶な過去からの立ち直りという思いテーマも吹き飛ばせるような痛快な作品に仕上がっていて気に入った。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

「あの本読みました?」で紹介されていた。世代的にわからない言葉がいくつかあって調べてしまった。読後感爽やか!

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

オーディブルで視聴。会話がとても良かったし行動力のある人の話はそれだけで面白い。生き方の話としてとても良かった。韓国に行きたくなるしいつまでも元気に色々挑戦したくなる。

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

主人公の波那は、とんでもなく普通で目立たないタイプの旦那と結婚して数年。初めて会った義理の母(マザー・イン・ロー)は、見た目派手、コミュ力エグくて、行動力ぶっ飛んでいて、息子とは真逆の性格だった!しかし、なぜかバイブス合っちゃってあっという間にマブダチになる2人。不思議な嫁姑ストーリーがテンポよく、これこそまさに娯楽として読む本だなと感じました。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

『ナチュラルボーンチキン』と同じ系譜に連なる作品だが、本作はさらに一歩先へ踏み込んだ物語だと思う。

どちらも主人公がポジティブで破天荒な人物と出会い、その影響を受けながら変化していく物語である。しかし、両者の出発点は大きく異なる。

『ナチュラルボーンチキン』の文乃も『マザーアウトロウ』の波那も、過去の結婚生活や不妊治療によって深く傷ついている。だが、文乃が過去のトラウマによって萎縮し、自ら人生を縮小させているのに対し、波那はすでに蹴人というパートナーを得ており、仕事も順調だ。彼女は満たされた日々を送りながら、過去をある程度乗り越えたサバイバーとして描かれている。

では、そんな波那になぜ張子という存在が必要だったのだろうか。

それは本作が「失われた人生を取り戻す物語」ではなく、「新しい人生を創造する物語」だからだと思う。

創造には破壊が伴う。夫婦、子ども、血縁といった既存の価値観を一度解体し、自分自身の手で再定義しなければならない。

そのためには、『ナチュラルボーンチキン』の平木直理のような年下の導き手ではなく、張子のように異常なまでの生命力と独自の価値観を持つ年長者が必要だったのだろう。

波那を新しい場所へ連れ出すためには、張子のエネルギーは「本物」でなければならない。

張子もまた過去に傷を抱えた人物ではある。しかし少なくとも現在の彼女は、虚勢によって生きているようには見えない。むしろ、狂気的とすら言えるほど自然に、全力で「今」を楽しんでいる。その圧倒的な生命力に触れることで、波那は新しい人生への一歩を踏み出していく。

また、蹴人というパートナーの存在にも注目したい。

蹴人は一見すると平均的で目立たない青年だ。しかし、母親や友人を否定せず、そのまま受け入れることのできる強靭な寛容さを持っている。

波那は自ら進んで張子と酒を飲み、整形に挑戦し、韓国旅行までエンジョイしてしまう。彼女は「楽しそうなこと」や「やりたいこと」に対して常に心を開いており、張子の突飛な誘いにも面白がって飛び込むことができる。

だが、波那がそのような大胆な行動を取れるのは、もともとの資質だけではないと思う。そこには、どんな自分でも受け止めてくれる蹴人という安全な居場所がある。

張子は波那を前へ押し出す力であり、蹴人は安心して戻ることのできる受け皿だ。

張子という圧倒的な推進力と、蹴人という揺るがない受容。その二つの奇跡的な出会いが重なったからこそ、波那は過去を乗り越えるだけでなく、新しい人生を創造することができたのだと感じた。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

疾走感のある文章で一気読みでした。ぶっ飛んでて面白い。義母の帳子も登場シーンから癖強くて凄いけど、タメ語でいいよと言われてすぐタメ語で話せる波那もなかなか凄いなと思いました。そして蹴人も十分変わってるように感じたのは私だけ?後半の苦労話はありがちなエピソードで説明寄りなので好みが分かれそう。もう少し心に残るフレーズがあればよかったな、と。言葉の余韻や静かに残る読後感を大切にしたい人には、少し物足りなく感じる気がします。

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2026年07月29日

Posted by ブクログ

53歳とは思えないほどパワフルで自由奔放な義母・張子の魅力に圧倒される。ド派手な見た目も、生き方も、自分とは正反対なのに、不思議と惹かれてしまう。嫁姑という枠を超えて深まる二人の関係が心地よく、張子の勢いに引っ張られて一気読みだった。コミカルなやり取りの裏で、社会問題や、主人公・波那の辛い過去にも触れ、笑いだけでは終わらない。読み終える頃には、もっと力を抜いて人生を楽しんでもいいのかもしれないと思えた。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

帳子さんみたいなコミュ強ではないからあんなふうには生きられないけど帳子さんの物事をフラットに見る考え方には見習う価値があると思った。常識的に生きようと思うばかりにいろいろなバイアスがかかって物事を見がちだけど一度、思考をゼロベースにしてから見るとおもしろい発見があるのかも。
それにしてもあのファンキーな生き方には体力がいるよねwまずは体力作りから始めなきゃだわw

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

本当は、人はなんでもしていいし、何にだってなれるんだ。と強く感じさせてくれた。良い夫婦の物語だった。ただ、金は必要。

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2026年05月26日

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