【感想・ネタバレ】「夫婦」不在社会のレビュー

あらすじ

忙しい現代、「仕事」と「家庭」を両立するにはどうすればいい?

昭和から令和にかけてヒットした小説、ドラマ、映画を分析して見えてきたのは、ディスコミュニケーションにあえぐ「夫婦」の姿だった――。


『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『「好き」を言語化する技術』『考察する若者たち』
今最も注目の文芸評論家が「物語」を通して警鐘を鳴らす!
「働き方改革」に次ぐ、これからのパートナーシップのあり方を見直すための夫婦論。



・【推しの子】、『THE FIRST SLAM DUNK』『汝、星のごとく』の共通点とは?
・月9ドラマ『海のはじまり』が描こうとしたものとは?
・なぜ村上春樹が描く「夫」は沈黙するのか?
・坂元裕二が『ファーストキス』でたどり着いた「夫婦」の形とは?
……etc.

日本を席巻した物語が浮き彫りにする問題ーー「夫婦」の不在。
どうすればパートナーシップのディスコミュニケーションは解消されるのか?



それでもやはり思うのだ。「日本の物語に、もっと、夫婦がいてほしい」と。
なぜなら文芸は現実の欲望をうつすものだが、同時に、文芸は現実の欲望に影響を与えるものだから。
ーー三宅香帆

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Posted by ブクログ

相手も自分も傷つけたあとにやっと関係を新しく構築できるのがパートナーというものであるとするならば、大きい傷つけ合い(いわゆる喧嘩)は、二人の関係性を大きく変えていける物語のひとつであり、本で言うところの第⚪︎章みたいなものなんだろうか。公と私を半身で、かつ、やり過ごすことで、夫婦のディスコミュニケーションを防ぎ、横のつながりを構築できるのかもしれない。公と私、このどちらにおいても「組織」としての役割が必要である。また、「私」においては、互いが共同経営者として対話を続けていくことが大切なのだろう。

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2026年07月18日

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