あらすじ
珊瑚の女王を殺したのは、
誰なんだ?
9人全員何かを隠している
白珠湾の海を守るーー生まれ故郷の海を愛する母と、
国際協力事業団で海を守る仕事に就く父を見て育った
浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持して
ウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。
幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。
第30作にして新たなる挑戦――究極のブロマンス・ミステリ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
海の王国を守る騎士たちのお話
珊瑚の女王を殺したのは誰なのか、それぞれに騎士は1つずつパズルのピースを持っている。自分には自分の絵を持っていて、そのピースを自分ではめている、けれど騎士たち全員が描く絵はまた違った絵になっていく。
罪(だと思っていること)を話すこと、絵を作るためにはそれが必要不可欠なのに、どう繋いでいいかも分からない。
「珊瑚の女王を殺したのは誰なのか」絵を完成させるためのキーワード
Posted by ブクログ
登場人物の相関図などあると読みやすいと思うが、なくてもまぁ付いていけた。
二章目の最初で衝撃。
全体的には切なくも優しい話。
著者は読者それぞれの押しを見つけてほしいと語っていたが、自分はそういう気持ちにはならず、ただただ物語に入っていった。
映画化されたらみてみたいと思った。
Posted by ブクログ
ところどころに「海の騎士」だったり
「王国のメンバー」だったり、
現実での男達の会話にその単語が出てくるから
本当にその単語で喋っているのか?
なにか引っ掛けられるんじゃないか?
と疑いながら最後まで読んでいたけれど、
単純にただただ話しているだけだった…
勘繰り過ぎてしまっただけだったとは!笑
犯人がよく分からなかったけれど、
そもそも犯人なんてものはいなかったんだね。
しっかり主人公からのお手紙もあって
ハッピーエンドに解決してホッとしたし、
あとがきならぬ序章が現実と曖昧にリンクして
なんだか心踊るエンドだった。
とはいえ、ブロマンスか?といわれたら
それはちょっっと首を傾げるけれど、
まぁ単純に男性がたくさんでてきたなぁ
特設HPあるので、それ見ながらだと
結構わかりやすいかも!
ちなみに、特典のしおりは潮見翔だった♬
Posted by ブクログ
ただただ表紙に惹かれて買ったんだけど、普通に話もおもしろかったです。
「珊瑚の女王」とか「騎士」っていうワードが出てきたから最初はファンタジー小説なのかと思ったけど、現代劇だったのね。しかもミステリーのようだし。
といってもそんなにミステリー色は強くなかった。ヒューマンドラマの方に寄っている感じかな?迷探偵である私の出番は奪われてしまったようだ。
故郷の海を守るために立ち上がった10人の男女。その中の2人が志半ばで死を遂げてしまう。その死の真相とは?生き残った仲間たちが心に抱えている秘密は一体何なのか!?というあらすじ。
登場人物それぞれが、仲間の死に対して何らかの後悔と秘密を抱えていて、徐々にその事件の全貌が明らかになっていくんだけど、本当にちょっとしたボタンの掛け違いのようなことで、2人の死、という結末さえなければここまで気に病むようなものにならなかったと思うんだ。
著者の湊かなえ先生は「イヤミスの女王」とも呼ばれているそうで、ここからお互いに対する疑念のあまりに仲間内の人間関係が崩壊、さらなる事件に発展。みたいなことを想像してしまって戦々恐々としていたけど、実際はどうなったと思います?答えはぜひご自身で読んで体験してみてくださいね!
真相がはっきりしないことで自責の念が心を蝕み続ける辛さと、それによって何もかもが変わってしまうかもしれないという恐れを感じさせると同時に、それを乗り越えて大きなひとつの目的に向かって新たな一歩を踏み出す勇気と希望を見出すことのできる美しい作品でした。
Posted by ブクログ
《守るとは、何なのか》
大好きな湊かなえさんの新刊✧*。
この頃刊行ペースが早くて嬉しい♡
海を舞台に9人の男性たちそれぞれが秘密を抱え、悲劇の真相に迫る群像劇。
湊かなえさん初のブロマンス・ミステリ。
ブロマンスというのは男性同士の深い友情や「友情以上恋愛未満」の強い絆をロマンチックに描いた関係性や作品ジャンルのことだそう✧*。
9人のイケメンが出てくるとのことで、書店で購入すると購入特典として、9人をそれぞれデザインしたミニしおり(全9種)がもらえます!
下調べせずに行ったので、私は直感で壮一(茶色スーツのイケメン)にしました(´∀`*)
亮司(ヘッドホンに普段着のイケメン)でもよかったかも♡笑
公式サイトにビジュが載っているので、気になる方は是非見てみてください✧*。
9人の中に推しが見つかる、とのことで読むのを楽しみにしていました!
章が変わるごとに、パズルのピースが徐々にはまっていくような構成も大好物でしたし、その度に推しも変わっていきます!♡
最後まで読んだ私の推しは凪先輩かな- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-
あー、でも翔も好き…!!!笑
そしてこちら、過去の湊さん作品を読んでいる方はきっと「あ!」って思う箇所があって、嬉しかった♡
「湊かなえさんだからこういう作品だろう」っていう先入観を持って読むと肩透かしくらうかも…。
人間の心の歪みを書かれているけれど、読後感は今までとちょっと違う。
ミステリとしての仕掛けよりも、人物同士の関係性を追う面白さがかなり大きかった気がする。
登場人物が多いので、読みながらメモを取ることをオススメします!
誰かを守ろうとする気持ちは善意なのに、その善意が当事者の知らないところで事実を複雑にしてしまう。
守るって、何なのか。
正義って、誰のためにあるのか。
改めて考えさせられた。
最後の最後がフィクションと現実が混ざり合っているように感じて、「え!?実在してるの!?」と驚いて調べてしまった( ᴗ ̫ ᴗ )
余談ですが、今週の「あの本、読みました?」に湊さんが出演されていて嬉しかった♡
アガサ・クリスティ買って読まなくちゃ!ってなってます✧*。(単純)
Posted by ブクログ
2章目の初めが個人的に衝撃的で、え!?っと読み直した。
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隠していた騎士達の秘密を告白していく中で、
どんなイヤミスが待ってるのかとヒヤヒヤしながら読んでみたけど、イヤミス無しの
最後は、あっ良かった。とホッとするような作品だなと思った。
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海の王国はどんなところなのかなとすごく気になった。登場人物達を魅了する王国を、潜って見てみたいなと感じました✩.*˚
Posted by ブクログ
イヤミスがあまり得意ではないので、湊かなえ作品は最近ご無沙汰だったが、久々読んでみて驚いた。
耳に心地よい音楽を聴いているような、滑らかでテンポよくストレスのない文章に脱帽した。
白珠湾の中心に位置する漁業の町で、海の王国を作ろうとする朔也。
海の底には城があり、珊瑚の女王(汐音)と、女王を守る白い騎士(朔也)、海を守る8人の騎士の話。
朔也が主人公だと思って読んでいると朔也は初めの方に死んでしまう。
『なあ、親愛なる騎士たちよ、教えてくれ。珊瑚の女王を殺したのは、誰なんだ?』というメールをみんなに送りつけた後で。
その言葉でミステリーぽく始まるが、汐音を特に誰かが殺したという事実もなく、それぞれの抱えているものの告白で物語が進んでいく。
ここで素晴らしいのは、誰かが誰かのせいにしたり、いがみあったり恨んだりしないところだ。
自分の行いを悔いて告白することで、真実が明らかになっていく。
湊かなえさんの作品の中では異色ではないだろうか。
とても面白くグイグイ引き込まれていったが、ドラマ化となると、ミステリー色が薄く、大きな動きがないので、ちょっと物足りないのではと思った。
それでも海の下の王国は美しく壮大なドラマがありそうで、見てみたい。
Posted by ブクログ
海と友情と夢の物語。
ミステリ風味でありながら優しく爽やかな群像劇でした。
ただ、究極のブロマンスミステリという売り方はしない方がよかったんじゃないかな……?
ブロマンスって聞いて想像するやつではなかったです。
Posted by ブクログ
いろいろ抱えながらも一途に夢を追う若者たちが眩しくて爽やかでした。救いがある方の湊かなえ。
でも「ブロマンス・ミステリ」の売り文句は正しいのでしょうか?というのは疑問です
Posted by ブクログ
それぞれの「嘘」が明らかになるとき、「今」の見え方は変わるだろうか
湊かなえさんの新作、どちらかというと「イヤミス」として知られることが多い作者の作品の中で、様々な登場人物が心に抱える「嘘」の正体を、それぞれの視点から少しずつ読み解いていく作品であった。
我々の社会にもあるように起こってしまった「現象」は人それぞれによって「見え方」が異なっていたり、また人それぞれによって「感じ方」が異なっていたりする。そのズレが人々の心のすれ違いを生み、人々の心の交流を無くすことも多い。傷つかないために、傷つけないために人との関わりをもたないで、「個」として生きていく、そんな生き方も全てを否定できないほどに今のこの世の中は人々の悪意、人々の敵意に満ち溢れている。
同時に人と関わることで見えてくることも多い。自分が思っていた、感じていたことが人によっては別の「見え方」や「感じ方」をしている、それがプラスに働くこともある。自分が思っていたような暗さや悲しさではない「救い」になることもあるように、人と関わるその一歩が、自分の人生を明るく照らし、自分の心の重石を取り除いてくれることもある。
それにはとても勇気がいる、エネルギーもいる、傷つくかもしれない覚悟もいる。相手のことを信じて、今までの繋がりを信じて、関わりをもつ。もちろん全てが自分の思い通りになることはないと思う、全てが綺麗になるわけでもないと思う。
ただ、もっと自分の心を相手に委ねて、この勇気の一歩を、仲間と踏み出す一歩にすれば、その一歩は一人よりも、力強く、キラキラと輝く希望の一歩になる。その一歩は一人よりも繋がりを感じ、新しい繋がりを生み出せる。そんな一歩を踏み出せる方がこの世界の見え方がより楽しくなるのではないだろうか。
Posted by ブクログ
久々の湊かなえ作品
「究極のブロマンスミステリー」と書いてあるものの特定の2人の関係とかではなくグループに近い。特にものすごく親密なシーンがあるわけではないのでブロマンス要素に惹かれて読むと物足りないかも。あと登場人物の名前が似てる&人数が多いので苦手な方は注意。
ミステリーもそんなに物凄い内容ではなかったし、いつものイヤミスってわけではない。
でも「ブロマンスに湊かなえって絶対に私が死ぬじゃん!」と思ってた割にダメージ少なめ&爽やかなのは意外だったしよかったなあ。私も海の勉強をしてたから海がテーマになってるのもうれしい!
Posted by ブクログ
ブロマンスと聞いて、湊かなえ先生がどのように書くんだろうとわくわくしながら読みました。
結果、思ったほどの泥々さも無く爽やかな風鈴とサイダーのような読後感でした。
愛と憎悪はさほど無くどこに矢印が向いているのか?
ブロマンスと最初に謳われていたからそう読み取ることが出来ただけで、事前告知をされていなければ爽やかな友情物語を感じて終わっていた気もします。
ただ、水元亮司の章(P179の6行目)のおじいちゃんのセリフは、幼少期辛いいじめにあった自分には凄く刺さった。例え物語全体は刺さらなくても、星の砂のようなかけがえの無いものに出会えた。読んで良かったです。
Posted by ブクログ
海の王国、心理ミステリというワクワクしかないワード…!めちゃくちゃ惹かれました!
私は海と全然縁のない場所に住んでいますし、足を運ぶことがないので、なんだか異世界の、幻想的なファンタジーを読んでいるみたいな気持ちになりましたし、登場人物たちのそれぞれが目指す理想や目標もすごく力強いもので、壮大な物語だと感じました!
湊かなえさんって本当にすごいんだなって改めて思いました。
Posted by ブクログ
騎士たち9人がそれぞれの点だとして、みんなの気持ちが線になる時物語が始まる。
それは物語の展開もそうだし、登場人物たちの成長においてもそうだし、、、今までみんなの心にあったわだかまりがなくなって一つの夢や目標に突き進んで実現して、さらにその先の未来の姿も、もっと見たいと思った。
Posted by ブクログ
初、湊かなえさん作品。
湊かなえさんといえば、ヒューマンドラマでドロドロしていて毒気があるイメージでしたので敬遠しており、これなら...!と思って読んでみたのですが...うーん...。
ちょっとした秘密を1人ずつ隠していて、それを章ごとに解き明かしていく構成。でもこれ、ミステリーなのかな?謎解きは殆どなし。
人数が多いのに全く同じ構成がずっと続くため、途中から飽きて来てしまいました。もう少し引き込まれる要素が欲しかった。
思っていたよりライトな作品で、これなら文庫化まで待てば良かったかな。
Posted by ブクログ
全員の人間関係が飲み込みにくかったのと、9人のキャラクターが全て若い男性(イケメン)ということでなかなか人物像がくっきりしてこなかったので、もう一回読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
湊かなえさんの作品としては、イヤミスではなく「こんな内容も書くんだ」という、新たな発見がありました。
登場人物の死の真相を探るミステリーではあるが、兄弟愛や友情にフォーカスされて、ミステリー要素が薄く感じました。
読み終わりは、ホッとするような着地になり綺麗にまとまったなと率直に感じました。
Posted by ブクログ
残念ながら湊かなえ作品に期待した毒気が無く、登場人物たちがそれぞれに打ち明けられない秘密を、勿体ぶったように小出しに秘密を語る展開に少々飽きを感じた。
登場人物たちを章立てした作りだが、前半は誰の事を書いているのか章の人物が分かりにくかった。
平板な物語にもう少し毒が欲しかった。
Posted by ブクログ
イヤミスなし、ブロマンスでもない、
ミステリー要素も少なく、群青劇といったほうがわかりやすい。
登場人物が多いため、時間を開けずに読み切ったほうがよい。始めに人物紹介があるとよかった。
皆が事件に関わる事柄を抱え、誰かのために嘘をつき、時間が経つことに言えず、勘違いが生まれ、距離が遠くなる。
読んでいてハラハラ感が薄いため、集中力が続かず、全体的な評価は☆3
ただ、あとがき、もしくは、序章。で、湊かなえと登場人物が交わるストーリーは、大変後味が良く、これだけのために、読み切ってほしいと思った。
Posted by ブクログ
湊かなえさんの新作。
これは一気に読むことをオススメします。登場人物が、どういう人なのか、わかりにくい部分がありました。終盤は、良い展開になり感動します。賛否両論分かれる内容のような気がします。
Posted by ブクログ
湊かなえ先生の記念すべき30作品目!
美しい海を舞台に繰り広げられる、イヤミス封印の極上ミステリー
夏に絶対おすすめの一冊です!
「珊瑚の女王を殺したのは、誰なんだ?」
登場人物は9人。なんと、その全員が何かを隠しているんです…!
少しずつ解き明かされていく彼らの秘密に、結末が気になって一気読みしてしまいました
そして、本作の大きな魅力は「ブロマンス」!
恋愛関係ではないけれど、強い信頼と深い絆で結ばれた男性同士の親密な関係に、読んでいてとにかくワクワクしました
さらに、登場人物が全員イケメンすぎるんです…!
私の推しキャラ紹介
みんな魅力的ですが、私の推しはこの2人!
* 朔也:リーダーシップがあって、仲間を思いやる優しさが最高!ほんとにいい人すぎます。
* 凪先輩:自分の正義を真っ直ぐに貫くシーンがとにかくカッコいい!
読んでいると、無性に海に行きたくなる素敵な作品です!
すでに読んだ方がいたら、ぜひあなたの「推しキャラ」をコメント欄で教えてくださいね!
語り合いましょう〜!
Posted by ブクログ
ananに連載されていたからとのことで男9人で物語が構成される。リーダビリティはあったけど湊かなえを読む時にこちらを追い詰めてくるような感覚はあまりなくさらっとした後味。