あらすじ
世に詐欺師、3種あり。人を騙し金銭を毟り取る白鷺、異性の心と体を弄ぶ赤鷺、そして、人は喰らわず白鷺と赤鷺のみを喰らう史上最凶の詐欺師―――黒鷺。父親が詐欺師に嵌められて起こした無理心中で唯一生き残った黒崎は、この世の白鷺を喰い尽くすため、家族を破滅させた詐欺の計画を立てた張本人であるフィクサーと呼ばれる男から情報を買う、黒鷺となった。
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Posted by ブクログ
完結編なだけあって国家規模のスケールの大きい話だった。日本にカジノを作ることのメリットとデメリットの説明がわかりやすかった。政治家の駆け引きが読んでいて面白かった。神志名が宝条の存在に気づいたり、今まで黒崎の存在を黙認していた桃山が黒崎の命を守るため黒崎の逮捕に動きだしたりと今後の伏線になりそうなことがいっぱいあった。この巻で小柴の今までとは違った面が見れたのが印象に残った。