あらすじ
かつての豪速球投手・逢坂猛史36歳!!
王様気質で暴れん坊でバツイチで、峠を過ぎたと揶揄される先発投手!!
日本中が注目する大一番のマウンドで、交代を告げられた逢坂は、なんと自軍の監督をネックハンギング!!
至極当然どこからも見放される逢坂が、次なる戦場と定めたのは、なんとメジャーリーグだったから球界騒然ッ!!
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Posted by ブクログ
メジャーリーグを題材にしたコミックを探し到着。
2013年発行、2013年といえば、松井秀喜引退の翌年、藤川球児の1年目、ダルビッシュと岩隈久志がオールスター出場と、そこそこの注目度の頃でしょうか?
ストーリーは、日本球界で大暴れの末にMLB移籍した現役終盤のピッチャーの現実離れした大活躍を描き、
野球のプレーシーンでは、打者との勝負や駆け引きを細かく描写してあり、飽きずに読み進めています。
少しずつ買い足し、今、第8巻。
作者の別作品「なんと孫六」とのコラボもうれしい。
わはは
一言で言えば、メジャーリーグ版「ああ播磨灘」。
播磨灘よりは多少ミスはするし、弱さも見せるし、周囲の人間も含めより人間臭い。
その分、親しみも持てるし、感情移入もしやすいかな?
ただ、相撲以上に身近な野球がテーマなだけに、「んなのありえねえだろ」という思いも強くなります。
とは言え、なんだかんだ言いつつ数巻を一気読みしてしまうあたり、さすが大御所漫画家というところか?
お金を出して続きを読もうとは思わないけど、行きつけの定食屋や散髪屋にあれば思わず読んでしまう…、そんな作品かと。