【感想・ネタバレ】税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産のレビュー

あらすじ

この国に絶望した富裕層が国外脱出中! ひとまず財産を海外へ。税制改正、課税強化、タックス・ヘイブンのリスト流出問題等、迫りくる“金持ち包囲網”の実態と対策を指南。今こそ資産はこう守れ!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

初の副島隆彦本。いわゆる「危機本」の著者としてちょっと敬遠していたところもあったのだけど、そんなに悪くもないかも。明らかに多作すぎるせいか、文章も構成も全く練られていないが、著者の熱みたいなものは伝わる。

とにかく、立派なのは「黙っていれば分からない」という、税金対策の基本をはっきりと書いてあることだろう。普通は思っていても言わないのだけど。

著者は将来的に預金封鎖や(日本国籍を捨てようとする者に対しては)出国税というかたちで召し上げられることを主張しており、実物資産、特に金(ETFはダメ)に変えることと外国に行くときは1000万ぐらいを手持ちで持ち出すことを進めている。「人間はできるかぎり平等であるべきだが、なにがなんでも平等であるべきなのではない」というのはまさにその通り。ある程度の格差是正は必要かもしれないが、現在の累進税、資産課税、相続税・贈与税の水準は悪平等だろう。

0
2013年10月27日

「ビジネス・経済」ランキング