【感想・ネタバレ】沈黙の函~鬼貫警部事件簿~のレビュー

あらすじ

落水周吉と茨木辰二は、掘り出し物の中古品も商うレコード店を共同経営している。仕入れ担当の落水は、函館の製菓会社副社長宅で珍しい初期の蝋管レコードを見つけた。蝋管レコードには古い手紙が付いていたが解読不能、何が吹き込まれているのかも不明だった。引き取りに再度出向いた落水は、函館駅からレコードを発送したまま行方不明に。無事上野駅に到着した梱包をほどいてみると、中には落水の生首が! 鬼貫警部の名推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中古レコードショップの共同経営者の1人が、珍品の蝋管レコードの引き取りのため函館へ。レコードを函館から発送の行方不明になった彼は、レコードを送ったはずの荷物から首だけになって発見される!

鬼貫警部ものだけど、捜査は丹那刑事と、あとは容疑者の1人が容疑を晴らすために依頼した私立探偵がほとんど捜査してた上に、かなり重要な発見をこの一見さんの探偵がするもんだから、そこはちょっと拍子抜け。でも最後の推理はさすが!
最初、函の中から発見される死体とか、それが発送されたものであるとかいうところから『黒いトランク』を連想したけれど、あれは鬼貫警部が出ずっぱりだったのに対してこちらは最後しか出ないし、競馬の人となりとかもあんまり見れないし、何よりトリックが全然違う!アリバイもの出ないことはないんだけど、その要素はうっすらだった。
でも面白かった!

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2023年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鬼貫警部シリーズ

SPレコードの買い付けに北海道に向かった落水。北海道の会社社長宅に残された蝋管レコード。買い付けから戻らない落水。落水が北海道から送ったSPレコードの中から発見された落水の首。会社社長・米山の依頼した私立探偵・松木の調査。落水の共同経営者・茨木と秘書・昭子にかけられた容疑。丹那の尾行。ホステスのガス自殺から判明した犯人。コインロッカーに隠されたトリック。

 2010年12月22日再読

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2010年12月22日

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