沈黙の函~鬼貫警部事件簿~

沈黙の函~鬼貫警部事件簿~

550円 (税込)

2pt

3.6

落水周吉と茨木辰二は、掘り出し物の中古品も商うレコード店を共同経営している。仕入れ担当の落水は、函館の製菓会社副社長宅で珍しい初期の蝋管レコードを見つけた。蝋管レコードには古い手紙が付いていたが解読不能、何が吹き込まれているのかも不明だった。引き取りに再度出向いた落水は、函館駅からレコードを発送したまま行方不明に。無事上野駅に到着した梱包をほどいてみると、中には落水の生首が! 鬼貫警部の名推理。

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沈黙の函~鬼貫警部事件簿~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実は何気に(今さら)初鮎哲。
    しかもこのお話、各章にサブタイトルがついているので最初てっきり短編集だと思って読み始めてしまいました…(←長編です)。

    という訳で以下ネタばれ感想です。







    中古レコード店のふたりの共同経営者のうち、一人がレコード買い付け出張後に行方不明になり殺され、一人が

    0
    2010年02月22日

    Posted by ブクログ

    作者の音楽趣味・レコード愛、甘味&グルメが満載。そしてあいかわらず出てくるのが遅いよ、鬼貫警部。
    ミステリのネタとしてはアレなところがあったが、ラストの超絶展開には「うぇぇぇぇええ?!」と声を出して驚いた(笑) いやー、なかなかないですよ。あの展開は……。

    0
    2011年05月20日

    Posted by ブクログ

    ミステリー長編。鬼貫警部シリーズ。

    レコード店に勤める中年男性は、レコードの買取にでかけたまま消息をたった。数日後、買い取ったレコードが宅配で届けられる。箱を開けるとそこには行方不明になっていた男性の首が入っていた!!

    以前アンソロジーで鮎川さんの短編読んでおもしろそうだな〜と思って買い込んだう

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    作者お得意の不可能犯罪。列車で移動するが、時刻表トリックには関係がない。音楽に造詣が深い作者が、レコードをテーマにして書いた作品。音楽趣味に関するエピソードがあちこちに登場し、小道具や心理描写などがそれに絡み、作品のテーマに統一性を持たせている。ただ、時によっては作者のこだわりが強いように見えるので

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    面白かったのか面白くなかったのかがいまいちはっきりしない。まあいつもの通りの序盤の捜査の混乱は面白かったし終盤の容疑者がはっきりしてからの追い詰め方も整合性があってよかった。でもそこまでなんだよな。どうも物語と関係ない話が多かったり犯人が分かるまでが長すぎるみたいだったりでなんだかなー。って感じがす

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中古レコードショップの共同経営者の1人が、珍品の蝋管レコードの引き取りのため函館へ。レコードを函館から発送の行方不明になった彼は、レコードを送ったはずの荷物から首だけになって発見される!

    鬼貫警部ものだけど、捜査は丹那刑事と、あとは容疑者の1人が容疑を晴らすために依頼した私立探偵がほとんど捜査して

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鬼貫警部シリーズ

    SPレコードの買い付けに北海道に向かった落水。北海道の会社社長宅に残された蝋管レコード。買い付けから戻らない落水。落水が北海道から送ったSPレコードの中から発見された落水の首。会社社長・米山の依頼した私立探偵・松木の調査。落水の共同経営者・茨木と秘書・昭子にかけられた容疑。丹那の

    0
    2010年12月22日

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